7つの幸せの材料

7つの幸せの材料
Gema Sánchez Cuevas

によって書かれ、確認されています。 心理学者 Gema Sánchez Cuevas.

最後の更新: 30 8月, 2018

幸せの材料は、魔法のレシピの一部というわけではありません。幸せと呼んでいるものは、常に多幸感を感じている状態ではなく、現実に対するバランスと調和のとれた姿勢です。内面的な平安をもたらし、人生に対してよい展望を抱けるようになります。

みんな幸せになりたいと思っています。でも、幸せが何であるか説明ができないんです。何かを得ることであると考える人がいます。例えば、恋愛関係、物理的なもの、仕事などです。でも、実は幸せの材料というのは誰にも手の届くところにあるんです。それはあなたの内面で成長するものだからです。

 

「幸せは、ほとんどの人間の人生の中で起こることがない大きな幸運を得ることではなく、毎日起こる小さな喜びの中にあります。」
-ベンジャミン・フランクリン-

幸せは手に入れたり失ったりするものではありません。なぜなら、自分で作り出す姿勢だからです。重要なことは、何を学ぶことができるかを知ることです。それでは、誰にでも手の届く幸せの7つの材料を見ていきましょう。

1. 自分を許す:幸せの要素

自分の間違いや失敗で自分を責めてしまうことはよくあることです。こうしてしまったのがいけなかったとか、こうしておけばよかったというようにです。自分を責めることは何の足しにもなりません。不幸で不安定な人になってしまうだけです。

泣く女性

ということで、一つ目の幸せの材料は自分を責めないことです。自分は自分の親友です。自分を許さなかったら、間違いや失敗は実は価値のあるものであるということを受け入れるのは不可能です。間違いを犯すことが、学び成長し続けるための重要な要素です。

2. 新しいことを経験する

同じようなライフスタイルを繰り返す傾向に陥るのはよくあることです。そうすることで新しいことに向き合うことから遠ざります。その代わり、安定感を得て感情的なエネルギーを消耗することを避けられるんです。

生から新しいものを取り除いてしまったら、だるくなってモチベーションを感じなくなるまでそんなに時間はかからないはずです。それに加え、一つの場所から抜け出せなくなってしまいます。常に探検できて新しいことに向き合うスペースを残しておくべきです。これはまさに否定できない幸せの材料です。

3. 肉体的・創造的なアクティビティーをする

肉体的なアクティビティーは、健康を保つだけのツールではありません。脳や気分におけるエクササイズのポジティブな影響は、証明されている事実です。幸せは神経科学に関係しており、これを意識しておくと役立つかもしれません。ネガティブな気分を避けるためには、定期的な運動がかなり役立ちます。

筆を持った女性

創造的・レクリエーション目的のアクティビティーも同じです。人間には表現、イマジネーション、創造の余地が必要です。これらのものを自分から奪ってしまったら、幸せを感じることは簡単ではありません。

4. シンプルな生活

生活をシンプルにすることを学ぶのも幸せへの近道です。つまり、何が大事で何が大事でないかを知ることが重要です。努力の価値があるものに時間を要して、神経質な状況で時間を無駄にしないでください。

生活をシンプルにすることは、効果的な解決方法を見つけることを習得することです。必要のない問題で手いっぱいにならないようにしましょう。道の小さな障害を取り除いてください。そうすることで、大きな挑戦に必要なエネルギーを残しておけます。

5. 衝動をコントロールする

 

自発性も重要な幸せへの材料ですが、どんな衝動にも夢中になってしまうことと一緒にしてはいけません。自己制御には努力が必要ですが、うまくコントロールできればとてもよい自分へのご褒美になります。

波にうたれる男性

瞑想テクニックをご存知の方も多いと思います。これは、頭から離れないような感情を処理する方法を身につけるのにうってつけの方法です。衝動ではなく理性に即して行動できる場合のほうが、幸せを感じることができます。

6. 建設的な友人関係を築き保つ

友人関係は、人生における最も美しい絆のひとつです。自由で自発的であるということが友情の基本です。多くの場合、共通の目的の下に形成されます。自分を差し出し相手を受け入れる選択は自分自身のものです。コミットメントはありません。長い間友情が保たれたら、それは自分がそう望んだからです。

友情は宝だ、と言います。本当にその通りです。自己強化、自己認識、自己評価をするためにも友人は重要な要因です。耳を傾けて、支援してくれたり、どんな時もそばにいてくれたりします。

7. 自分に優しくして感謝を忘れない

自分に優しくすることとは、自分の欠点を大目に見て、自分を許すということです。(1つ目の項目でお話しした通りです。)自分のケアをして、自分を守り、自分の功績を忘れずに、辛い時も自分を励ましましょう。自分自身に、幸せになる権利があるということを言い聞かせてください。

ハート

感謝は、感じるものすべてに大きなメリットを及ぼす素晴らしい徳です。人生の良いものの価値を見いだせる人だけが感謝することができます。価値を見出せる人は幸せになれます。そのことに感謝出来たら、幸せはより強く感じられるはずです。

自分の幸せのための材料は自分で作れます。空から落ちてくるようなものではないんです。人生の中で突然出くわすものでもありません。美しい人生の真実です。自分以外誰も自分の幸せをコントロールすることができないということを改めて学ぶことができたのではないでしょうか。


このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。