ネガティブな考えをポジティブに変える

· 2018年1月13日

あなたはネガティブ思考をポジティブ思考に変えることが出来ますか?ノースキャロナイナ大学の心理学者であるバーバラ・フレドディクソンは、楽天的な行動でネガティブ思考を止める方法を紹介しました。研究者達は特定のエクササイズを行う事で、自然で負荷の少ないポジティブな反応を見せる体作りを助長し、ストレスやうつ病を防ぐ効果があると発表したのです。

まず、ネガティブな考えは、あなたがそれを認識し対抗しようと決めた時に襲い掛かってくるものだということを理解しなければなりません。もしネガティブな思考になっていることに反抗したり否定すると、それはずっと頭から離れなくなります。それぞれの思考が同じような負の思考をさらに解き放ち、役に立たない負荷を生み出すのです。

思考は私たちの日々の生活に影響します。そして時には感情や行動にも反映されるのです。ネガティブ思考を中和する事と、ネガティブな影響を減らす事の2つが絡み合うことをしっかり理解することが大事です。その為に、まず自動的に起こるネガティブ思考のパターンを判別しなければいけません。このような考え方が習慣となると、基本的な信念の一部となってしまいます。

このシステムは先入観と認知の歪みから成り立っています。この歪みをしっかり判別し対処することで、新しく直面する状況でもポジティブな考えを生み出すことが出来るのです。この先入観と歪みは、私達の信じている事とマッチしない情報にフタをするように働きかけます。また、既存の先入観を煽るような情報を大げさに映し出すのです。

「思考を良くしようと取り組むことは井戸を掘るようなものだ。最初、水は濁っているが、やがて水は透き通っていく。」-中国のことわざ-

思考は変更可能なあなたの一部

脳は真実を探そうとしません。脳の役目は生きることです。有史以前の世界では、これは理にかなったものでした。しかし、様々な事が変化し、素早い反応を見せることは生きぬくという事にはそれほど大事なものではなくなってきました。もっと大切なのは、それぞれの状況に対して適切な反応をすることになっていったのです。私たちは、脳も間違いを起こす可能性があることを覚えておく必要があります。脳は現実に起こった事を映し出すのでなく、どのように認識されたかを映し出すのです。

心は、出来事に対してとても素早い反応をする事でエネルギーの節約を試みます。心の目標は状況をコントロールし、安全かつ穏やかな気持ちを保つことです。しかし、このような反応をする際にズレが生じます。私達の原始的な脳は、先祖が生き残るために行動していたように素早い反応を起こす傾向があり、過度に要約しようとしたり、ネガティブな考えを起こすなど柔軟性が失われることがあるのです。

はてなからひらめきへ

現代社会では、日々危機と向き合っているという様な状況は存在せず、私達の直面する恐れ多い状況は、ほぼ想像によるものだったり、大げさに反応することで感じるものなのです。私達は情報を素早く処理することで先入観で判断するようになってしまいます。素早く処理することで私達のイメージにも歪みが生じます。脳は情報をクリアにすることに集中してしまい、その為に先入観を使用するのです。

最も大きく非自主的な歪みの1つは、可能性を絶対的な真実のようにとらえることです。これにより、実際に何も起こっていなくても不安や憂うつな気持ちを導きます。私達の考えるたった20%の事が実際に起こると言われています。思考が人生の裁判官である必要はなく、あくまで観客なのです。

「思考はあなたの最大の敵よりあなた自身を傷つける事が出来る。」

あなたが心を理解することで心があなたを理解する

現在起こっている事に対して、ほとんどの人が部分的な注意しか払っていません。それと同時に、私達の心と思考は別の問題に向き合っています。この行動を「オートパイロット」と言い、この状態になっている時は、実際の出来事の詳細に、ほんの少しの意識しか払っていないのです。

外を眺める笑顔の女性

今、ここで何が起こっているのかをしっかり意識することは、ネガティブ思考と闘うベストな方法です。ネガティブな思考も時には必要なものであると受け入れ、ネガティブな胸騒ぎの悪循環を認識することは、現実をより良く映す思考に変える鍵となります。

私達が変えることの出来ない要素が存在する状況が起こるのは事実です。痛み、病気、困難な状況などはコントロールする事が出来ません。しかし、最低でも私達の周りで起こる事に対して反応しているという意識を持つことは出来ます。そうすることで、周りを取り囲む状況と、それを処理する為のフィルターの関係を改善するポジションに自身を置くことが出来るのです。