精神的に成熟した人の5つの真実

2019年4月1日

精神的に成熟した人であれば、人生がいつも簡単だったり公平とは限らないと理解しています。だからこそ、自分自身の幸福や災難を誰かのせいにすることはありません。同様に、誰かが自分を幸せにしてくれるとも考えず、全ての決定権の責任は自分にあると感じています。つまり、どのような選択においてもその指揮官は自分自身なのです。

精神的成熟と言うコンセプトは、アルバート・エリスの理論の柱の一つです。アルバート・エリスとは、認知行動療法の父であり、最も優れた心理学者のうちの一人です。

彼は80冊以上の書籍や1800本以上の記事を書き、200名以上の臨床心理士を育成してきました。さらに、自分自身の名前の付けられた教育機関まで創設しました。ここでは、人々は自分自身のネガティブな考えを認識し、それに挑戦し、より健康的な思考に置き換えることを学びます。そうすることで、自分自身の目標を達成できるようになるのです。

人が成長し精神的に成熟するための基礎的ツールを持っておくことは大切です。次に紹介するこれらのキーポイントには、アルバート・エリスの功績のエッセンスが含まれています。これを知っておくことで、苦痛をより簡単にコントロールすることができるようになるはずです。

1.精神的に成熟した人は、全てが思い通りにならないことを理解している。

多くの人が、自分の過去を変えたいと思っています。自分の物語を書き終え、読み直していくつか段落を削除することで、物語の筋がもっと通るようにしたいのです。

しかし、否が応でも、人生には意味の通らないことが起こりえます。説明のできない出来事を受け入れなくてはいけない時があるものです。

精神的に成熟している人は、他人を変えることができないことを分かっています。これは、自分の思うことや言いたいことを他人がやってくれるのを待つことはできないからです。これら全てが、不必要な苦悩へと繋がっていくのです。

2.幸せになるには、自分自身に責任を持つこと

ブラウン大学の認知心理学者であるバートランド・マレは、2004年に、個人の責任に対する理解と幸福との関係性に関する研究を行いました。

自分の身に起こることは他人の手中にあるという考えは、不快感を生み出します。これは、自分自身の失敗を他人のせいにしながら、頭を隠すダチョウのようです。

人は、もちろん現実の全てをコントロールすることはできません。しかし、そのような状況の中でどのように反応するかは決められます。これが重要なのです。

女性の周りの飛行機

3.変わろうと思った時に変わることができる

精神的に成熟した人は自分自身を変えることができます。変化とはつまり成長であり、新しいものを学んだあと自分をへ修正することです。

成長することとは、自分を制限する負担を軽くして自らの価値と幸福を高めるために、物事や人を過去に置き去っていくことです。それは、勇気をもって明確な解決法を見出すことを意味します。あなたの可能性は、継続的な変化への尽力に眠っているということを忘れてはいけません。

4.感情のコンパスを常に持ち歩く

人生という旅には、いつも感情のコンパスが必要です。それは、恐怖心が私たちに重くのしかからない、不安を感じない、そして緊張が私たちの歩みを遅らせてしまわない場所へと続く道を常に示してくれるはずです。

精神的に成熟した人は、望まない結果をもたらす感情的状態にどのように対処するべきか学んできた人です。すべての経験から学ぶのです。

感情のコンパスは、常によく調整されていなければなりません。これは、経験を積み、自らの内面、非合理的な思考、そして自分の最悪な部分を引き出してしまう感情にしっかりと注意を払うことで達成することが出来ます。

ハートとコンパス

5.幸せになるために恋愛する必要はない

精神的に成熟した人は、必要以上に愛を求めたりしません。それを避けるわけではありませんが、必要としているわけでもないのです。彼らが理解していることが1つあるとすれば、それは継続的な感情的成長が最も重要であるということです。大切なのは、自分の人生を豊かにしてくれる人とともに学ぶことです。自分の感情を否定する人ではなく、自分の中の多様性を成長させてくれる人と共にいるべきなのです。

そのため精神的に成熟した人は、目標に向かって歩むことできるバランスのとれた愛のみを求めます。不健全な関係性を築くくらいなら彼らは孤独であることを好み、自分自身の健康や個人的満足を優先します。

誰しも始めから精神的に成熟しているわけではありません。これは時間をかけて、会得して行くものなのです。