内向的な人とつながる鍵

20 12月, 2018

内向的な人とつながりを持つには、適切な瞬間を見つけなくてはいけません。こういった人とつながりを持つことは、私たちの方から近寄って行って、実は彼らが素晴らしい話相手であることを知るということです。こういった人はとても良い友達にもなり得ます。ちょっと距離を置いているように見えるかもしれませんが、人の話の聞き方、噂話の避け方、友達との強く忠実な絆を形成する方法を知っている人たちです。

文学を通じて内向性について見てみると、一つのことに気づきます。このような性格のネガティブなイメージが薄れ始めたのは2010年頃からです。いくつかの本が、内向的な人の重要性と力を示しています。彼らには、ポジティブな徳や特徴がたくさんあるのです。

「内気であることは、社会的な不承認や屈辱に対する恐怖であり、内向性は刺激過多ではない環境を好む様子である。内気であることは本質的に痛みを伴うが、内向的であることはそうでない。」

-デヴィッド・フォスター・ウォレス-

1935年、心理学者のデービスとルーロン(Davis and Rulon)が、内向的な人の興味を議論した研究を発表しました。多くの人の予想とは違って、社会的離脱としては定義されませんでした。どんな社会においてもやって行けるだけの十分なスキルは備わっている人たちです。科学者は、彼らの自分の理想への献身っぷりや、話し上手であることを認めています。

はじめは、このような事実を非難した科学者もいます。内向性というものが、十分な社交スキルを持たない病的な内気と考えられていたからです。このような考えは最近ではなくなっています。内向性とは、ただの一つの特徴ではありません。どんな人も、外向性と内向性の両極の間のどこかに位置しているのです。

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内向的な人とどのようにつながることができるか

内向性と内気が異なるものであるということはお分かりいただけたかと思います。社交スキルという点において、特に問題がないこともわかっています。内向的な人は、他人がつながりを持とうとするのを難しくしてしまうような病的な要素を持っていません。彼らを定義しているのは、精神的な集中、感情、情報の処理方法が異なる、ふるまいの原動力です。

  • 静かな環境を好む。大きなグループでの社交的な場や集まりを避けることがある。このような過剰刺激の状況では精神的に消耗する。
  • 内省的で、観察眼に優れ、想像力がある。
  • 友達は多くなく、強く意味のある絆を形成できる小さな友人関係を好む。
  • 内向的な人は、噂話や注目を浴びることを好まず、深い会話を好む。
  • 思いやりがある。
  • 内在的なやる気がある。自分の価値観に忠実で、みんなと仲良くする必要を感じない。
  • 音楽、書き物、絵など、芸術的な情熱を持つ。

内向的な人を形成するこれらの好み、ふるまい、動機を知ったところで、こういった人たちとつながりを持つためのカギを見ていきましょう。

1.慌てずに時間とコミュニケーションの表現方法を尊重する

内向的な人とつながりを持つときには、一つ理解しておくべきことがあります。内向的な人に話している時、静かな人に話しかけているということを覚えておきましょう。はじめて会話するときは、強引で押しつけがましくてはいけません。大胆過ぎたり要求しすぎてもいけません。こうすると心を閉ざしてしまいます。

内向的な人に対する理想的な方法は、その人のリズムやペースを受け入れることです。どちらの当事者も興味が持てる内容から会話を始めてみましょう。内向的な人が避けがちなコミュニケーションの仕方があることも理解しておいて下さい。ただの定期的な電話は好みません。もっと意味のあるメッセージや会話を求めます。

2.面白い層でいっぱいの玉ねぎ

内向的な人にはたくさんの層があります。高価でキラキラの内装を隠す玉ねぎのような人たちです。その層にたどり着いてつながりを持つために、時間を尊重してください。

誠実に、謙虚に、首尾一貫していなくてはいけません。そうすることで、良い人間関係を築くことができます。

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3.注目を集めない

サプライズパーティーなんかをしてあげるのは、あまり良い案ではありません。部屋が参加者であふれかえっていたり、内向的な人が注目の的になるようなパーティーは開かないほうが無難です。外向的な人であれば良いですが、こういったタイプの人には向いていません。すべてが簡素で自由な少人数の特別なイベントを企画しましょう。あまり負担のかからないような場所を選ぶことも大事です。相手がやりたくないことを強制してもいけません。

4.意味のある会話

自分のことばかり話したり、つまらない世間話をしたりすることは避けましょう。これらのケースでは、相手はあなたのことを聞いてはくれますが、言っていることに興味は持っていません。内向的な人とつながりを持つには、より知的で、深い内容を選びましょう。理想的な会話は、本、テレビシリーズ、目標、プロジェクトなど共通の興味に関することです。共有している関連した価値観について話し合ってください。

5.沈黙の喜び

相手と沈黙を共有することで、魔法のような瞬間が生まれます。こういう時に自然体に感じられるのです。沈黙が強制的でなく、ふるまいや会話が自然になります。環境は穏やかで落ち着かせる効果がある場所が良いです。2人の間に絆を生み出すような沈黙でなくてはいけません。そのような絆は一生続きます。

6.パーソナルスペースを尊重する

毎日会ったり2時間ごとに電話をしたりする必要はありません。自分の一日の過ごし方や考えていることすべてを共有する必要は皆無です。内向的な人は、エネルギーを補給して自分を養うために自分だけの時間を必要とします。 ひとりの時間のバランスと自分の好きなものを楽しむ時間が必要なのです。内向的な人は一人の時間を必要としますが、友達や家族が欲しくないというわけではありません。

内向的な人とつながりを持つことは、思っているより簡単です。それに内向的な人との人間関係は、得るものも大きいです。一生続く宝のような人たちです。