自分自身を見つめて孤独を楽しむ

· 2017年12月6日

孤独は敵に回してしまうと残酷で破壊的なものとなり得ます。しかし、私達が暮らす社会では、孤独は敵以外の何物でもないと思えざるを得ません。幼いころから私達は「独りでいることは何か悪いこと」だという考えを吹き込まれています。それは成功者と失敗者とを区別するものだったりします。しかし、もし独りになったら、あなたはどうしますか?側に誰もいないからという理由で人生を楽しんだり、生きる事を止めてしまったりしますか?

こうした事全てに対する解決策は、自分自身の中に見つけることができますが、私達にはその解決策が分かりません。それは、様々なことを(全くもって習慣から)他の人と一緒でしかできなくなっているからです。また、孤独は悪いことであるという信念から自分を解放することも必要です。現実には、孤独は私達が今まで経験して中で、最も自分を豊かにしてくれるものの一つかもしれないのです。

孤独は贈り物

私達はしばしば、独りになることを避けるために本当に馬鹿げたことをしたりします恋愛関係を転々としたり、その人達を「失ったり」しないように他人のためにしたくないことをしたり、などなど。自分の生活にいる人達をつなぎとめておくために私達がすることには、本当に様々なことがあります。なぜなら、独りでいることは不可能だと考えているからなのです。

あなたは独りで映画を見に行ったことがありますか?連れの人なしでわざわざお気に入りのレストランに食べに行ったりしますか?他に誰も行きたい人がいないからという理由で、計画を諦めてしまったことが何度ありますか?考えてみれば、あなたはしばしば他に誰にもいないという理由から、自分を制限し、楽しみたいことができなかったりしているのです。これは自分で犯してしまう最も馬鹿げたことの一つです。

ポピーと赤毛の女性

周りには独りでいるあなたのことを変だと見る人がいることは確かです。あなたの家族だって、バーやクラブに独りで行くなんて気が狂ったのかと言うかもしれません。こうしたことがあなたに彼らのことを聞き入れるように圧力をかけ、頭に未だに残る間違った信念を悪化させていきます。しかし、自分に忠実でいることを貫き、単純に相手がいないからという理由で自分の楽しみを犠牲にすることを拒むのであれば、あなたは可能性に溢れた世界をまるごと発見することができるでしょう。

もちろん、あなたは拒絶や場違いに感じることを恐れていることでしょう。しかし、ひょっとしたら、その場所で誰かを見つけるかもしれません。何か特別な目標を念頭に入れて物事をするということではなくて、自分でいることを楽しまなければいけません。しかし、何だって起こり得るものです。信じてもらえないかもしれませんが、独りでいろいろして、孤独を楽しむ人も存在するのです。そうした人達は他人が何を考えようが気にしないのです。

誰かに頼る必要はない

孤独の恐怖は他人に頼るという激しい癖による結果です。家族、パートナー、友人… ただ一緒に何かをするだけでなく、時にはただ生活するのにも頼っています。孤独になる時、私達は自由です。しかし、私達は手放してしまうことが怖いのです。安心感をもたらしてくれるものから自分を解き放ってしまうことが怖いのです。

綱渡りの綱に誰もいなくて、いるのは自分だけだと気づいてしまうとまるで眩暈がします。恐怖を無視することはできませんし、自分に耳を傾ける以外に選択肢はありません。長い間、雑踏の声に溺れ表面上の会話だけを聞くだけで、そのことを避けてきたのです。

星を手にする少女

しかし、孤独でいると、素晴らしい気持ちを見つけることができます。自分の人生の責任は自分にあることであったり、自分たちに課されている社会的な規範や暗黙のルールはそれほど重要なことではないということが分かるのです。独りになると、自分で自分の人生の舵を取らなければならないので手が震えてしまいます。それって怖いことです。自分は自由だと思っていたことがどれだけあるでしょうか。しかし、本当は他人に頼っていたのです。

「愛するには、内なる自分と向き合う必要がある。孤独の身がそれを可能にしてくれる。」

―アレハンドロ・ホドロフスキー

自分に嘘はつけません。孤独は痛みを伴います。なぜなら、孤独は自分が最大に恐れていることに向き合うよう強要するからです。しかし恐怖はいつも束の間のものであり、必要以上に長く続くことは決してありません。孤独は自分らしくあれるように背中を押してくれるのです。全ての馬鹿げた信念や絶対的に真実だとみなしていた規範から、自分を解き放つよう強要するのです。現実には、そうした事が私達を小さく型にはめていたのです。

独りでいることや、独りでいることを楽しむことは悪いことではありません。あなたのことをからかう人は無視しましょう。そうした人達は、あなたを他人に頼ることで抑圧を受けていた昔のあなたに引き戻そうと誘惑しているだけなのです。孤独があなたの人生に訪れたなら、それを拒まないで下さい。あなたに何ももたらさない空虚な人達で自分の周りを固めて孤独を避けようとしないで下さい。孤独を包み込み、受け入れ、何よりも楽しんで下さい。なぜなら孤独はあなたの人生を豊かにし、自分を見つけさせてくれ、成長させてくれるからなのです。

裸足と蝶