味気ない恋愛関係

· 2017年9月20日

恋愛関係の中には、塩をつけないゆで卵のようなものがあります:味がなく、つまらなくて単調、そんな状態に陥った恋愛関係は、長期間に渡ってあなたを縛ります。これはカップルの多くが経験する現実ですが、しばらくすれば過ぎ去るだろうと、この状態を当たり前のように感じている人も多いようです。

しかし、この状態から抜け出すために変わることは可能です。暗くて厳しい冬にどんどん近づいていく秋のような状態から抜け出して、愛がインスパイアされる、うきうきした春を取り戻しましょう。

愛は人間のように歳を取りません。愛が古くなっているように感じているなら、それはあなた自身に原因があるかもしれません。愛のお手入れを欠かしてしまっていませんか?

「愛は死なせることなく、自由にしてあげなければいけません。」

―ウォルター・リソ

時が経つにつれ、愛のある触れ合い、ハグやキス、そして愛の言葉たちを金庫の中に閉じ込め、過去のものとしてしまいます。付き合い始めの頃は、相手にどんどん自分の愛を示していたのではないでしょうか? いつから相手へ自分の愛を表現するのを止めてしまったのでしょう?

古びて味気なくなった愛

私たちは、「愛がなくなった、時間と共に変わってしまった」ということを何度も様々な場面で耳にしてきました。私たちは、自分を庇うためや、上手くいかないことに対しての責任を追わないために、多くのことを時間のせいにしがちなのです。

数年前はあれだけ努力して追い求めていたものなのに、今は横に置いて見向きもしなくなってしまいます。しかし愛は、一度手に入れたら深める努力を止めてしまってもいいのでしょうか? 一人が努力を止めると、そのうちに相手も、そしていつしか両方が感じていたはずの情熱的な関係が、遠い昔の思い出のように感じられるようになるでしょう。

黒とピンクの絵

ここが、恋愛関係についての多くの「仮定」が現れるポイントとなります。これらの仮定は、恋愛関係にとても大きな影響を与えます。当たり前だと思って感謝するのを忘れてしまうより、繰り返したり同じことを何度も言って少し疲れてしまう方がずっと良いのです。

「なんで夫に、愛していると言う必要があるの? 彼は、私がどんな気持ちなのかもう知っているわよ。」「彼女にキスなんてする必要はないよ。彼女は、僕がどれだけ彼女のことを愛しているのか知っているはず。」「僕たちは、もう歳なんだから、公の場でハグなんて出来ない。」これらの言葉にはっとした人も多いのではないでしょうか? 多くのカップルが同じようなことを考えているようです。

感情も苦悩もなく、単調でつまらない表面的な恋愛関係も数多く存在する

しかし、きっと付き合いたての頃は2人共「愛している」という言葉を無限にかけあっていましたよね。仕事に行く前に、いってらっしゃいとキスをしたり、周りを気にせずにどこでも手を繋いだり、ハグをしたりしていたはずです。あなたは、何も考えずそれらの行動を自然だとしていたでしょう。何よりあなた自身が相手と近くに居たい、スキンシップを取りたいと思っていたと思います。自分がどれだけ相手のことを好きなのか、何度も何度も相手に伝えようとしたはずです。

愛を死なせてしまうのは私たち自身

愛の炎は勝手には消えません:私たちが吹き消してしまっているのです。しかし、愛の炎にまた火をつけて、今の状況から脱出することは可能です。というのも、あなたが愛の言葉を伝えるのを面倒に感じているだけだからです。以前は、あれだけ沢山の愛を示していたのに。すでに手に入れたものに対しての努力を億劫に感じてしまっているのです。

私たちの多くは、付き合いが始まるとすぐに全てを与えようとします。風船のようにパンパンに膨らんだ愛は、そこから次第に萎んでいってしまいます。なぜ以前のような親密さがないのか、なぜ全て変わってしまったのか、まだ疑問に感じていますか?

薄い影のカップル

恋愛関係は、お互いへの配慮のなさが原因で関係が崩れていきます。時間が経つにつれ、相手への配慮を止めて、自分中心に考えるようになります。「相手は、すでに分かってくれている」と言って、愛を伝えないことを正当化します。

愛がそこにあることを知ってはいても、それは静かでほとんど存在していないかのよう。臆病で恥ずかしがり屋な愛なのかもしれませんが、それは時々私に疑問を与えます。

恋愛関係は、努力なしには成長していきません。毎日、手間をかけ、歳を重ねるごとに丁寧に育てていく必要があります。長い人生の中には、2人の関係を脅かす出来事も起こりえます。仲良く手を繋いで歩き、お互いを尊敬しあい、公の場でも愛情表現を怠らないお年寄りのカップルをうらやましいなと思ったことが、一度はあるはずです。それと、同時に「どうやって?」と疑問に思ったでしょう。彼らは、関係を丁寧に扱い、お互いのことをしっかりと思いやっているはずです。

毎日同じような言葉をかける必要がないと思ってしまうのは、お互い様です。しかし、一度必要ないかもと仮定を始めてしまえば、それを信じ込むようになり、次第に愛は弱くなっていきます。愛は、お互いからいつでも感じられるべきで、退屈だと決して思わせないようにしなくてはなりません。愛がつまらないものになることはありません。つまらないと思ってしまうようなら、原因は私たち自身にあります。

男女の影

相手に全てを与える心の準備が出来ていれば、今日、明日、そして永遠に素晴らしい恋愛関係を続けていけます。時間の経過は関係ありません。大切なのは、私たちの愛に対する態度だけです。