自らを二の次にしないこと
人間関係は延期できるようにはできていません。感情も然りです。ですからもし誰かが、あなたをその人の欲望の型にはめようとしているのなら、そうさせないようにしましょう。愛を乞うことは健全ではありません。なぜなら、私達誰もが知っているように、求めたり待ったりしなければいけないのならば、愛情と感謝には価値がなくなるからです。もし誰かがあなたを待たせるのなら、あなたはその人を見送ることを選べるでしょう。
なぜか?それは愛は当座のものであり、延期できるものではないからです。ある人の自分勝手な生き方が、やがて感謝と愛情へと変わっていくだろう、という考えにあなたがなびいているのなら、それは時間の無駄です。
誰かを愛する時、その日によってその人を愛したり愛さなかったりするのではなく、毎日愛しています。しかし、人はよく不運な駆け引きの中で、他人が去っていった場所で無理に待ち続けたりすることで、自身の精神的健康を水の泡にしてしまいます。
もちろん、人間関係において、一方もしくは双方の人間が自分の優先順位を見直し、自分の気持ちをハッキリさせることが必要なこともあるでしょう。しかし、それはまた別問題です。
優先事項になることを選ぶ、幸せになることを選ぶ
自分を優先することは、単にそうすることを選ぶだけの問題です。自分の求めるものと他人の期待の間で揺れ、心の中が戦場のように荒れてしまったら、あなたは深い感情の落とし穴に落ちてしまいます。
あなたは気にかけられ、耳を傾けてもらえるに値する存在です。「あなた」という映画の主人公に値する存在はあなたであり、その映画には自己愛が描かれているべきです。これは、自分を他人の感情と区別して考えることに基づいています。
自分から自分を守りましょう。あなたを二の次にするような偽の約束に騙されてはいけません。自分の欲求や権利が侵されるリスクにある時、全てに価値があるというわけではありません。恋愛と戦争に反則はないという間違った考えは無視しなければいけません。良い気分になることは誰かの決断によるものではなく、あなた自身の決断によるものなのです。
最高の冒険は自分を愛すること
自分という人間でいることを選ぶことは最高の幸せを保証してくれる決断です。あなたにそうなってもらうために、このプロセスを常に念頭に置いておくべきいくつかのポイントに分けてみました。以下はその重要なポイントです。
自分の人生にマイナスになる人ではなく、プラスになる人を身の周りに置く
あなたに光をくれ、常にあなたのことを考えてくれる人は、あなたの時間と幸せに値する人物です。苦しみの種となるような人間関係を捨てることは、精神面での健康における最重要事項であり、皆が認識すべきです。
自分に正直に生きている人=本当の人間関係
私達は自分たちの関係を他人に当てはめようとしがちです。先が見えない不安と空虚感という恐怖から、単調な関係に従ってしまいます。しかし、必ず自分が相手と合うわけではないように、人というのは自分という人間や自分が必要としている物に必ず合うものではありません。恐怖がもたらす影響力にさよならをすることで、有意義な人間関係を探す権利を再度主張することができるようになるでしょう。
自分の強みを更に磨くことで内面の自己をケアすることができる
幸せになるためには、内に向かって旅をし、自分の本来の特性を磨かなければいけません。もし誰かや何かにあなたのコントロールを許し自身の成長を妨げさせてしまったら、あなたは自分の強みを危機に晒し、自らを深い穴に陥れ、自身を弱くしてしまっています。
全てのバランスを取ることができれば、より自然で健全な形で変化が訪れるでしょう。だから都合の良い時だけや囚われてしまった時だけでなく、どんな瞬間も自己愛を活用することが良いのです。目を見開き、自分を肯定することがこれを達成する鍵となるのです。