失恋した時、心が自分をごまかす5つの方法
心は骨のようにもろいものです。傷ついた時、心はごまかそうとします。あなたを絶望の中に引き入れ、調和が不可能と感じるような場所へ連れ込むのです。それでも、少しずつ、心は現実へ身をゆだね、通常の状態へと戻っていきます。あなたが傷ついた時、心はこの悲しみの過程を通るのです。
人はよく傷つき、悲しいながら、それに慣れることはありません。70年代に流行った音楽の一つがビージーズです。「どうしたら傷ついた心を治せるのだろう?どうしたら雨が落ちるのを止めることができるのだろう?どうしたら太陽が輝くのを止めることができるのだろう?」という歌詞もありました。この言葉の中にも、小さな絶望の息が聞こえるようです。愛を失った悲しみの傷が癒えることはないと言っているようです。
「一度も愛さないより、愛し、失ったほうがいい。」–アルフレッド・ロード・テニソン–
一般的に、人は、身体的苦痛より、社会的・感情的苦痛を恐れていると社会心理学者は言います。例えば、骨が折れることを考えるより、失望や裏切り、心の衰弱のつらさを考えたときのほうが、苦しいのです。
体の傷や感染に対しどのようにしたら良いか、私達の体は対処法を知っています。しかし、恋人と別れた時は、体も心も完全にふさがれてしまったように感じます。専門家は、脳がこれらを火傷の重症度のように、タイプ別に分けていると言います。心の傷は体の傷と同じように感じますが、その違いは、私達の体が心の傷への対処法を知らないことです。それで、心はしばらく希望をなくしたり、意味のない想像をしたり、否定したりするのです。
傷ついたとき、心はどのようにごまかしているのか
心は、故意にあなたを騙しているわけではありません。傷つき、見失い、失った恋にまだ未練があるから、そうしているだけなのです。心は拒絶に対し、どうしたら良いか分からず、ついさっきまで、自分の全てであり、失われた恋との別れ方が分からないだけなのです。そんな時、私たちは複雑な防御メカニズムにはまり、実際に起こっていることを否定しようとします。さらに、それでも足りないとでもいうように、脳では、より複雑で不都合な行程が行われます。
脳は、体性感覚皮質と島皮質の一部を刺激します。これが、身体の痛みとつながる構造です。前に、心の痛みは体の痛みと同じようなものであると言いました。しっかり考えることができず、ごまかしてしまうのです。これが、実際、どのような行程で進んでいくか見てみましょう。
心がごまかしているとき、それは、故意にではなく、傷ついたためにそうなっているのです。
1. 人生で一番大切な人を失った
心の痛みが怒りを引き起こし、その怒りが拒絶や影を求め、悲しみの中でさらに大きくなろうとします。この決裂のステージでは、「人生で自分を幸せにしてくれる一番大切な人を失ってしまった」というような傷つき、悲しい思いが生じるものです。
2. 間違ったことをしてしまったけど、取り返すことができる
このバトルは否定から始まり、この時は、藁にもすがる思いです。自分を責めたり、何か間違ったことをしてしまったため、関係は終わってしまったが、まだ、修復できるなどと否定するのです。
そこから、相手にもう一度やり直そうとしつこく頼んだりします。すべて水に流して、初めからやり直そう。別れるべきではなかった。これも、心がごまかしているのです。心は傷つき、周りを見えなくしています。冷たい現実を受け入れましょう。相手があなたを愛していなければ、そこから次はないのです。
3. 繋がりと連絡を求める
いつでも連絡がとれ、助けが得られる、どんな不満も耐えがたいような時代に私達は生きています。そんな中で、愛する人からのメッセージが来ないなんて、どうやって受け入れられるでしょう。彼が自分をブロックしたこと、他の繋がりも何もほしくないという事実をどうやって理解できるでしょう。
彼の返信にはどのくらいかかるか、拒否しているのか、この静かな時間が何なのか、心の中で、いくつもの理由を考え、挙げていきます。この否定的な考えは、自分が、やっと、受け入れるまで続きます。そして、相手の連絡先やSNSからの削除など、次に必要なステップへ進むのです。
「誰かが、自分から離れてしまったとき、世界が空っぽに感じることがある。」
4. 自分の生活は前のようには戻らない
これが事実です。この心の傷を経験した後、あなたの生活は前と同じようにはいきません。それでも、もう二度と幸せにはなれないと囁くように、心はごまかし続けます。別れた恋人のような人は二度と現れない、すべてを無駄にした、また、愛を受け入れることはできないように感じます。これらは、おかしな悩みです。もちろん、生活は前のようにはいきません。愛してくれなかった恋人が隣にいない分、今までとは異なり、新しく、より良く変わります。彼は愛してくれたのかもしれませんが、愛し方が違ったのかもしれません。
5. なぜ彼が自分を愛せなくなったのか知りたい
認めましょう。愛せなくなるのに明確な理由なんてあるでしょうか?理由がはっきりしていることもありますが、必ずしもそうではありません。理由を求め続け、より絶望に浸ることもできますが、愛の炎は理由もなく消えゆくものです。他の人が関わったケース、小さなことが重なり、大きくなってしまったケースもあります。多くの場合、人との関係は、はっきりと言葉では説明しづらいものです。そんな時、誠実になり、受け入れ、前へ進むしかないのです。この関係に未来がないこと、元には戻れないと言ってくれた、その愛することをやめた人からの誠実さを受け入れましょう。
さいごに、私達は、傷づいた時、自分の心を信じられないことがあります。多くの場合、その葛藤と、理由付けもバトルの一部です。自分に起こったことを受け入れられるのであれば、周りで起こる混乱の中にも、方向性を見出すことができます。そして、少しずつ、自尊心という保護下へ帰ってくることができます。そこから、繊細だけれども、必要な、心を癒していきましょう。