愛すべき自分へ。傷つけてごめんなさい
自分へ。傷つけてごめんなさい。鏡の前に立った今、勇気をもって自分を見つめ、聞いてください。言わなければいけないことがたくさんあり、謝るべきこともたくさんあります。何も起こらなかったかのように生きていくことはできません。それはフェアではないですよね。
今までも、何度もあなたとこの会話をしようとしましたが、まだ、心の準備ができていませんでした。今まで、私があなたにしてきたことに目を向ける恐怖、失望、苦悩により、できませんでした。恐怖が喉に引っかかって、何も言えませんでした。だから何も問題ないかのように過ごし、それを信じてさえいました。
ときどき準備ができた、強くなって何事でも対応できる、と感じることがありますが、でも結局は自分をだましているだけ。これが問題なのです。これに気づかずに過ごしてきました。
今、鏡の中であなたを認め、見つめることができます。そして、もうあなたから、問題から、逃げません。もうあなたを見失うことはありません。あなたのことも、私のことも、私達のこともちゃんと見ます。自分達を受け入れたのです。
この認識と再発見ができたことで嬉しく思いますが、何かが欠けたままで本当の意味で楽しむことができません。謝らずに仲直りすることはできませんからね。私たちの強い絆を持ち続けたいので、手紙を書くことにしたのです。
誤解を許して
傷つけて、ごめんなさい。あなたを背景に押しやり、否定して、何か他のものであるかのように、あなたのことを忘れてごめんなさい。あなたを傷つけたことは分かっています。
あなたを恥じたことは大きな間違いでした。拒絶は私達が経験するもっとも深い傷のひとつなのに。あなたを拒絶し、自分を拒絶しました。私達を拒絶することは、自分自身に対する最悪の態度です。まるで自分が透明人間になったかのようで、とても傷つきましたよね。
私は私達のことをどうしてあんなに憎んだんでしょう。なにもかもが間違っていました。私があなたに自分を疑わせ、罪悪感を抱かせ希望を奪いました。それがあなたの見た目であったか、性格であったか、または、あなたのしたことであったかは関係ありません。耐えられませんでした。それで、あなたは何もできない、なんの価値もないと思ってしまったのです。
愛すべき私。限界まで追い詰め、いじめて、あなたのすることすべてを批判して、ごめんなさい。あなたと上手く接することができませんでした。冷たくしていたことは分かっています。本当にごめんなさい。抱きしめてあげなければならなかったのに、あなたを引き離し、気分を悪くさせました。
私の助けを必要としていたのに、ずっとあなたを無視してきました。あなたに対し、自分を閉ざしてごめんなさい。我慢できなくなりました。心が破裂し、幸せや平穏の感じ方が分からなくなりました。私は崩れてしまいました。
私と同じことは誰にも起こってほしくありませんが、このおかげで、あなたがまだそこにいてくれることに気づきました。待っていてくれたんですね。辛い思いをさせて本当にごめんなさい。
私の話を聞いてください
これからは、あなたとの関係を変えたいと思っています。私があなたを守ります。ですので、私を賭けをしてくれませんか。私はあなたのために、あなたは私のために。ヒーローの真似事とその敵ではなく、ひとつになりましょう。パートナーでありたいのです。
痛みを伴ったとしても、あなたに耳を傾けることを約束します。今、私に言いたい大切なことがあるでしょう。手伝いをするから、声をあげてください。あなたをよく知り、再発見し、些細なことも、得意なことや好きなことも、すべてを知りたいと思います。
でも、もうあなたを傷つけることはないとは約束できません。それは不可能です。誰でも過ちを犯します。それでも、故意にあなたを傷つけることは、もうしません。ありのままであることに幸せを感じましょう。自分を憤慨させた今、あなたがあってこそ、私には意味があることに気づきました。裏切りを感じたことは、最悪の経験でした。
あなたのことを大切にします。落ち込んだ時は共感します。あなたの立場に立って理解するよう努めます。罪悪感を感じさせるのではなく、その理由を考えます。これがあなたを理解するための唯一の道だからです。
約束をしましょう
あなたの恐怖や傷を私が受け止めます。今までやってきたことから、私は、耳を傾けることをせずには進むことができないということを学びました。怒り、憎しみは私をあなたから遠ざけるだけです。無力で価値が無いと感じ、悲しく辛い気持ちになるだけです。それはもう嫌なのです。
人生は簡単ではなく、これから失敗することもあるでしょう。もう歩きたくないと感じる時、私が隣を歩きましょう。これまであなたを傷つけ失望させてきましたのはわかっていますが、もう一度やり直しましょう。
幸福と受容の橋を架けましょう。ひとつになり、絆を育て、私たちを平和と愛で満たしたいのです。あなたの手をとり、もう離したくありません。
どうでしょう、協力してくれますか?
「自分の足を引っ張る唯一の人物は自分自身である。自分自身に足を引っ張らせるようなことは、もうしない」
-C・ジョイベル・C-