温かい目をもつ人
温かい目をもつ人が大好きです。一言も発さず、静かに、困難な時を見守ってくれます。全てを包み込んでくれます。何を要求することもなく、押し付けることもしません。ただ、側にいてくれるだけです。
温かい家のようです。胸に収まらない大きな心は魔法のようです。人を落ち着かせ、空を飛び、光を振り舞くことが得意です。人の心を動かすことができ、何より愛であふれています。
彼らを尊敬します。人生の宝であり、私の手本です。
「良心こそがが優位の印である」
-ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン-
温かい目をもつ魔法使い
彼らのもつ魔法が大好きです。人に平和と感動をもたらし、一緒に過ごす時間が貴重だと感じさせてくれます。思慮深く、礼儀正しく、責任と敬意であふれています。
非言語コミュニケーションに長けており、大事な時に言葉を使います。その言葉は多すぎることも少なすぎることもありません。人に種をまくようです。人の中に、自尊心という綺麗な花が咲くよう種をまきます。心に水をやり世話をすると、花は咲きます。
これが、彼らのもつ魔法です。謙虚で質素であるからこそ素晴らしいことが起こります。内なる知恵という秘密をばらまくことはありません。
静寂が感情を創り、傷を癒し、周りの手本となります。落ち込んでいる時タイミングよく現れます。愛でできた安心と平和という見えないマントを着ており、彼らが周りにいると、包まれたような気分になります。
「魔法使いがいる。この目で見た。真の姿を隠し、この地球のあちこちにいる。一般の人のように振舞うため、見つけるのは難しい。しかし、忘れてはならない。誰にも言えないが、一度、その強力な魔法にかかると、一生かかったままだ」
-作者不明-
曇った日を明るくする
温かい目をもつ人は、その魔法だけが特別ではありません。彼らの持つ光も何か特別です。ずっと先まで照らすことのできる仁徳があります。その光は強力で、目をつぶっていても感じることができます。
人の曇りの日を見つけるのが得意です。人には、喜びを感じられず、やる気が出ず、悲しみの雨が降る日があります。虹を出したり、幸せになれると約束はしませんが、ただ話を聴いてくれます。相手を、聴いてもらえた、理解してもらえたという気持ちにさせます。そして、人は愛されていると実感できます。
暗い時に光を与えてくれる人ですが、誰かに輝きを求めることはありません。曇りの日には人は誰かを必要とするため、彼らのもつ光をすべて与えるのです。
間違ってもいいという余裕を与え、根気強く待ってくれます。同じ人間とは思えないほど、共感するのが上手です。
人と信頼を築き、繋がり、人を開花させる特殊な感性に優れています。温かい目にそれを感じることができます。その目はいつも「ここにいるよ」「心配しないで」と言っています。
人のペースを下げない
どんな時も側にいてくれながら、人の成長を止めるようなことは決してしません。過保護になったり、物事から逃げ、避けるよう促すことは決してありません。落ち着いたら、自分で前へ進むものだと考えているのです。
「細かく見よう。人生の道は細かい石で作られている」
-訳カトリーナ・パンコール-
温かい目をもつ人を忘れることはできません。そんな人が周りにいたら、感謝の気持ちを込め、時間をかけ、手を取り合いましょう。
彼らの愛がどんなに大きくても、彼らも愛を受け取るべきです。自分に親身になってくれる人がいれば、自分も相手に親身になりましょう。お互いさまで、相手もそれを必要としています。
彼らの存在が与えてくれる全てが貴重です。愛すべき魔法使いに感謝しましょう。