意識に関する面白い事実18
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人間の意識というものはかなり不思議です。科学による進歩があっても、脳の機能にはまだまだたくさんの疑問があります。また、その本当のポテンシャルに関しても未知数です。
信じがたいですが、わたしたちの脳内で起こることのほとんどは、はっきりとした理由が分かっていません。どうして夢を見るのか、どのようにして記憶は形成されるのか、どのようなメカニズムが感情の発達・変化を生み出すのかなど科学では無視されがちです。答えが出ていない疑問がたくさんあるのです。
「新しいアイディアや感覚に意識は広がります。新しい次元に縮小するわけではありません。」 -オリバー・ウェンデル・ホームズ-
毎日、世界では数えきれないほどの実験が行われています。わたしたちの精神を動かす隠れた糸を明かすためです。新しい情報が次々と発見され、いつもわたしたちを驚かせます。それでは、そんな脳に関する面白い18の事実を見てみましょう。
脳の好奇心
- 会話中に額に触れたり右耳に話しかけると、相手はより強い共感を覚えることが証明されています。
- 人が何かをでっちあげているとき、上部それも右側をむく傾向にあります。その人が本当に何かを思い出そうとしているなら、左下を向くはずです。
- 面接で眼鏡をかけていると、新しい仕事を見つけるチャンスが高まります。メガネは無意識に専門性や知能と結び付けられます。
- 素晴らしい愛を忘れるのにかかる時間の平均は17カ月と26日です。
- やけどを負うと、特定の脳のネットワークが活発化することが研究でわかっています。面白いことに、恋愛における拒絶にも同じ部分が活発化します。
- 鬱の人は悲しみを感じていない人より3倍多く夢を見ます。
- 物理的な痛みに対しては、愛する人の写真を見るだけで44%痛みを軽減することができます。一般的な鎮痛剤と同じくらいの効果があります。
- 家庭内で暴力にさらされたこどもの脳は、戦争で戦った兵士の脳と同じ活動パターンを見せます。すべての考えは、脳内にできる物理的な道です。そのことについて考えれば考えるほど、その道は深く刻まれ、思考に現れやすくなります。そのため、常に気分をあげるポジティブな考えを持っていることが大事です。
- テレビゲームはヘロインと同じくらいの中毒症状を生み出します。これは、自制心を活発化させるメカニズムにもちろん関係しています。自制心の強さは、脳内の酸素量やグルコース量にかなり影響を受けます。
- 疲労がたまっていたりお腹がすいていたりすると、ノート言ったりあるいは特定の目標を保ち続けたりすることが困難になります。
- 疲労に関して言えば、一般的な人が何かに続けて集中できるのは90分までです。重要な課題に取り組んでいる場合は、休憩をとることが大事です。
- 脳内では、神経細胞が様々な方法でつながってます。もっと具体的に言うと、10の力に対し何百万の細胞が反応します。脳がハードドライブなら、4テラバイトの情報を保存することができます。人間には毎日70000個の考えが脳に浮かびます。ただ、ほとんどは繰り返しです。
- 脳に平均1.5キロの重さがあるのはこのためです。体内で必要なエネルギーの20%を消費します。
- アメリカで行われた研究では、人口着色料や保存料の含まれない食べ物を口にする人は、知能テストで14%も高いスコアを出すことがわかっています。わたしたちが食べるものが、脳の動作・機能に影響するということです。
- たくさんの容量があるものの、空想と現実の経験を区別する能力はあまり優れていません。映画の内容を現実世界で起こったことのように体験することもあるということです。その出来事を経験しているなら、悲しみも、恐怖も、熱意も同じように感じます。
- 間違った記憶を持つこともあります。実験で、ボランティアの写真を加工し、その人たちがいたことのないシナリオやあったことのない人を加えました。写真を見ると、多くの人がそのことを「覚えて」おり、その時の詳細まで語った人もいました。
- 信じられないかもしれませんが、韻を踏んでいることわざより、韻を踏んでいないもののほうを覚えていがちです。
- 感情的に大きな衝撃を受ける場合、他の人が受けた衝撃を物理的に感じることができることもあります。脳には「ミラーニューロン」と呼ばれる細胞があり、自分がそれを体験しているかのように経験を塗り替えてしまうからです。