セラピーが必要なカップルの問題

2020年3月28日
パートナーとよくケンカしていませんか? あなた、あるいはパートナーは嫉妬心を抱きやすいですか? プライベートな時間はありますか? このようなカップルの問題を抱えているのであれば、セラピーが必要かもしれません。

恋人の場合、どの程度の問題を抱えている時にセラピーは必要になるのでしょうか? 意見の不一致は誰にでもあり、第三者がいなくても解決できることの方が多いでしょう。しかしお互いを理解するために、専門的な異なる視点が必要な場合もあります。それはセラピーを受けないのであれば、別れるしかないような状態です。

“First interview in couple therapy: co-construction of a situated encounter(カップルセラピーの初回:設定された出会いの再構築)”という記事 には、「セラピ―を受けるカップルには、解決することのできない緊張があり、衝突から抜け出せない状態で、未来は見えない」と書かれています。

 

セラピーが必要なカップルの問題5つ

セラピー カップル

1.嫉妬が2人を壊す原因になっている

カップル問題でよくあるのが嫉妬です。これは実は普通のことではないため、深刻に捉える必要があります。文化などに根付いた信念から嫉妬は愛のサインだと思っている人もいるかもしれません。しかし実際は、個人の大きな不安、あるいは、相手の浮気心の表れです。

“Emotional intelligence, jealousy, propensity for abusiveness and conflict solving strategies in the couple(カップル内における感情的知性、嫉妬、攻撃的性癖と問題解決)“ という記事によると、不安から生じた感情の不安定さの結果として、嫉妬は虐待へとつながることがあり、また暴力問題へと発展しかねません。もしあなたがこのような状況にあるのであれば、セラピーに行きましょう。

2.疲れるほどの頻繁なケンカ

多くの人がケンカは普通のことで、ケンカなんて毎日するものだと思っています。しかし実際口論は疲れるもので、最終的には関係が損なわれてしまいます。また、ケンカがエスカレートすることが多いと、別れはすぐそこまできているということです。

相手のパーソナルスペースの尊重や子どもの教育に関する問題など、一緒に過ごすための責任に関するコミュニケーション不足の原因、あるいは結果があると、常にケンカをする状態になってしまいます。

3.長期の見通しが異なる

人は変わらないと思ったり、あなたの思うように相手が変わるだろうと考えるのは間違いで、カップルの大きな問題になります。例えば一方は仕事の専門性を高めるため海外に行きたいと考え、もう一方は自国で過ごしたいと考えていることがあります。あるいは、一方は子どもが欲しいと思い、もう一方は子どもが好きでないかもしれません。

長期の見通しが一致しない場合、もう一度話し合う必要があります。また、コミュニケーションがうまくいっていない場合もセラピーが必要かもしれません。

距離に関してはお互いが離れてもいいという意志があれば、解決法は見いだせます。しかし子どもがいる場合は難しく、どちらかがそのポジションを維持する必要があるため、関係を終わらせることになるかもしれません。

4.カップルの問題の中でも多いセックスレス

恋愛関係において愛情行為は非常に重要で、友人関係との唯一の違いでもあります。これがまくいかないと、直接的には関連性のない様々なカップルの問題が生まれます。

愛情行為とは、性欲を超えたものです。信頼、告白、欲求や欲望の反映の場なのです。つまり耳を傾け、互いに感謝しあうための時間です。2人が共に、そして自律して成長するための保護とモチベーションになります。

カップル セラピー

5.性格を変えてほしいと思う

相手に性格を変えてほしいという思いはフラストレーションになります。相手がいくつかある我慢できない部分をなおしてくれたら、とても幸せになれるのに、と考えてしまいます。こういった考えから、カップルの多くが意識的または無意識に、お互いに相手の性格を変えようとします。自分の欲求のために、相手の性格を変える権利が自分にはないことを忘れ、非常に危険な線を越えようとします。しかし実際にできるのは提案くらいのものです。

相手の性格を変えたいという大きな思いを抱えているのであれば、セラピーが必要かもしれません。セラピーに行くことにより、別れ、相互受容、あるいはオープンで誠実な約束ができるでしょう。不満を抱いたり、別れの助けへの転機になるかもしれません。

以上のようなカップルの問題を抱えているのであれば、セラピーが必要でしょう。それはカップルとして、あるいは自分が成長するチャンスにもなりえます。

  • Canto Ortiz, J. M., García Leiva, P., & Gómez Jacinto, L. (2009). Celos y emociones: Factores de la relación de pareja en la reacción ante la infidelidad. Athenea digital: revista de pensamiento e investigación social, (15), 039-55.
  • Garrido-Macías, Marta, Valor-Segura, Inmaculada, & Expósito, Francisca. (2017). ¿Dejaría a mi pareja? Influencia de la gravedad de la transgresión, la satisfacción y el compromiso en la toma de decisión. Psychosocial Intervention26(2), 111-116. https://dx.doi.org/10.1016/j.psi.2016.12.001
  • Villanueva Orozco, Gerardo Benjamín Tonatiuh, Rivera Aragón, Sofía, Díaz Loving, Rolando, & Reyes-Lagunes, Isabel. (2012). La comunicación en pareja: desarrollo y validación de escalas. Acta de investigación psicológica2(2), 728-748. Recuperado en 12 de noviembre de 2019, de http://www.scielo.org.mx/scielo.php?script=sci_arttext&pid=S2007-48322012000200010&lng=es&tlng=es.