カップルのためのアサーティブコミュニケーション

17 2月, 2020
アサーティブコミュニケーションはカップルにとって欠かすことのできない要素です。実は、これはどんな関係性においても基本となります。しかしどうすればこの能力や自分が関係性の中で果たす役割をより良いものにすることができるのでしょうか?
 

アサーティブコミュニケーションはかなり効果的なコミュニケーション法であるため、カップルにとって非常に重要です。しかしほとんどの人がこれを実践できておらず、特に関係性が親密な場合はなおさら難しいようです。本日は、みなさんご自身の人間関係において相手と争わずに済むようにこのコミュニケーションを向上させる方法を学んでいただきます。

アサーティブコミュニケーションに関する論説によれば、これは個人の感情や思考を表現する際に用いる振る舞いのことだそうで、他人を傷つけることなくそれを行う誠実な方法を指します。ご覧の通り、これはあらゆる人間関係において必要不可欠であり、したがって特にカップル同士がアサーティブコミュニケーションを取り入れるよう努力するのはとても重要なのです。

カップルのためのアサーティブコミュニケーション

誰もが、シンプルで小さな行動で毎日アサーティブコミュニケーションを実践することができます。これを効果的にするためには、関係性にある者同士が互いに強め合わねばなりません。口論が始まった際にはできる限りすぐさまこれを始めるべきでしょう。このコミュニケーション方法は日常のルーティーンに取り入れるべきものです。

本心で考え、感じていることを表現する

誰かと恋愛関係にある人々はあまり自らの考えを表現しようとしません。例えば、相手の好きなラウドミュージックにイライラしてしまうとしても本人には伝えません。衝突を避けるために、恋人と向き合おうとしないのです。
 
こういった不満はいつか爆発してしまうため、これはかえって逆効果です。だからこそ、こういった気まずい瞬間がアサーティブコミュニケーションを実践する良い機会であると言えます。人は、黙らずに自らのニーズを発言できる時の方が良い気分になることができるものです。

自分自身のために声をあげよう

なぜか人は誰かと口論になると、大抵の場合第一人称では話さなくなります。そして、恋人を責めたり時には「友達は私に賛成してくれるのに」といった言葉を投げかけてしまうこともあります。
これでは恋人とアサーティブコミュニケーションを実践することができないため、間違った行動だと言えるでしょう。したがって、第一人称で話すことが自らの感情に責任を持つための良い方法となります。感情を言語化するのが大切です。やり方がわからないのであれば、「私は…だと思う」や「私が気づいたのは…」といった言葉で話してみましょう。

“私たちが耳を二つ、口を一つ持っているのは喋るのの二倍の量を聴けるようにするためだ”

エピクトテス

攻撃する前に質問をしよう

みなさんは、「あなたはだらしなさすぎる」あるいは「君のそのやり方が気に入らない」などの言葉で恋人を攻撃したことが何回ありますか?このような反応の仕方はアサーティブというよりはアグレッシブです。しかしそれに対して防御的になるのをやめてアサーティブになれるよう努力すれば、もっとたくさんの情報について尋ねることができるはずです。
例えば、もし恋人からだらしがないと言われたら、どうすればそれを改善できるか相手にきいてみましょう。こうすることで、両者にとって喜ばしい解決に繋がるような会話を始められるはずです。恋人こそ自分にとっての最悪の敵のように思えるかもしれませんが、実際にはそうではないのです。
 

カップルのためのアサーティブコミュニケーション – 話し始める前に考えよう

愛する人とのコミュニケーションをより良いものにする方法はたくさんありますが、重要なのはそれを毎日実践することです。会話を始める際に役立つコツがいくつかあります。これを使えば、それまでの行動パターンに逆戻りしてしまう心配がなくなるはずです。
  • 伝える内容だけでなく、伝え方についても考えましょう。傷つけられたという感覚や攻撃されたような感覚は相手のことも傷つけることへとつながりかねません。そのため、深呼吸をして落ち着き、発言する前によく考えてみてください。急ぐ必要はありません。配慮のない発言の仕方をすれば本当に衝突が発生してしまうかもしれないことを考慮してください。
  • 恋人に共感しましょう。相手の立場になって考えるにはどうすればいいのかを学んでください。これは相手をよく知っているのであれば非常に役立ちます。
  • 不満を溜め込まないでください。嫌な気持ちになったら、しばらく経ってから無関係な会話の中でこの話を持ち出すよりも、感じた瞬間にその気持ちを表現する方が好ましいのです。
日々の一瞬一瞬を、アサーティブコミュニケーションを実践するための場として活かしましょう。これによって信頼が生まれ、これが親密さの土台となります。
言葉で互いを傷つけ合うのは建設的ではありません。むしろ破壊的行為と言えるでしょう。正直さと敬意を持って自分自身を直接的な方法で表現するのを忘れないでください。
 
 
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