年を重ねることで希望を失う必要はない
年齢をはかる主な物差しに、見た目があります。来ている服装、髪の毛、しわなど… それでも、そのひとのバイタリティーとあふれる希望が年齢にそぐわない人に出会って驚くことがあります。
私たちの予測を超えるエネルギーや希望のレベルを持っている人がいます。多くの若者がすでに失ってしまっている生への熱意を彼らは見せているのです。
年齢は希望ではかられる
年を取るごとに訪れる影響、特に肌への影響からは誰も逃れることはできません。体が思うように動かなくなってきて、疲れやすくなります。気づかないうちに時間は過ぎていきます。そして気づいたときには、何年も計画してきたことを何一つやっていないことに気づくかもしれません。
15歳から23歳になるのは一瞬の出来事で、同じことが30歳から40歳、40歳から50歳で起こります。だから、まだ終わっていないプロジェクトや行ったことのない場所への希望はいつでも持っていてよいのです。遅いことは決してありません。意思があるところに道はあります。
「年齢は、死にかけた夢でも、新しく生まれる夢でもあります。」
-アーサー・オショーネシー-
40歳で顔にしわがあって希望などもうないと思っているならそれは間違いです。自分のために人生を積み上げて一歩一歩進んできているはずです。自分の愛する人を同じように導いてきたはずです。年齢に関係なく気持ちの上で若く感じ続けることはできます。
年齢とは見方の問題
肉体的なことに加え、年齢とは見方の問題です。弱っていると感じることに焦点を置いてもいいことはありません。それよりもゼロになるまで使い果たすそのエネルギーに焦点を置いてください。
しわはあなたの肉体的な年齢を表すかもしれません。しかし、あなたの精神的な年齢は手の届くすべての機会を楽しむことを可能にしてくれます。学びに終わりがないと言いますよね。子供、孫、友人、自分の感情など、毎日の生活から何か学びを得ているなら、あなたは年を取りすぎてはいません。
「若さへの道のりは一生かかる。」
-パブロ・ピカソ-
すでに経験したことにすがりつくより、その経験をこれから来る新しいことにいかしてください。しわは同じコインの2つの側面です。表面的には年を取ったように見せますが、たくさんのことを経験してこの複雑さから解き放たれて生きる方法を知っていることも表しています。
熱意をもって新しい日々を生きて
新しい日々は、少しの指示を与えられただけで、大事なところはまだ書かれていない紙切れ1枚ではじまります。この空白のスペースに、新しくてワクワクする経験をあなたが何歳でもいつでも書き足せます。もう足が動かなくなって、若い人のサポートにまわることを決めたときに、あなたの若さを保ってくれる新しい価値のある思い出を作ってくれるプランを立ててください。
この勢いを持ち続けることが、あなたの周りの人にもインスピレーションになります。思っているより大きな影響を、子供や孫に及ぼしているのです。年齢というものはふるまいの問題なのだ、ということを彼らに示してあげてください。
「若さは人生のステージではない。それは精神のステージだ。」
-マテオ・アレマン-
年を重ねていることや、スキップでぬかすことのできない人間の本質を忘れることなくバイタリティーを持つことは、逆境に直面しても諦めないモチベーションを与えてくれます。人生で失敗しても、しわが年齢を表していても、希望を持てばいつまでも若いままでいられるのです。