自分のヒーローになろう
誰かが現れて自分を救ってくれるのを待つことは間違っています。なぜなら、自分ほど自分の救い方がわかる人はいないからです。ちょっとした助けはいつでもうれしいものですよね。しかし、自分のヒーローは自分です。自分こそが最高の救世主です。
特別なスーツを身につけたり、超人力で敵と戦ったりする必要もありません。必要な時に自分のことを思いやれるだけの注意をすればよいだけの話です。そうしなければ、不快感が現れて、永遠に居座ってしまうかもしれません。
自分自身の勇者になることで、自尊心が高まり、自分の夢への道を辿り、世界に自分の望むものを達成する力があることを示せます。あなたの幸せは自分自身と自分の勇敢な行動にかかっています。
決断を下すことの重要性
ヒーローというのは、勇気、行動する力、幸せと健康でいる力によって定義されます。ヒーローはどのようにしてこれを可能にするのでしょうか。決断を下して、何をすべきかどこへ行くべきかを選ぶことによってです。自分自身のヒーローになりたかったら、自分の決断が重要です。
問題は、人は絶え間なく決断を下しているのに、それに気づいていないということです。着る服から食べるもの、一日の過ごし方など、あなたのルーティーンは決断で溢れています。そして、最も良い決断は姿勢に関係しています。どのように1日に直面していくか、起こっていることにどのように対処していくかということです。
人は自分の人生に対して、実際よりも力がないように感じます。そのため、どのように行動するか、様々な状況においてどのような姿勢を取るかなどは基本です。ヒーローは、この力に気づいていて、それを育てます。あなたも今から始めてみましょう。
前に進むことを阻んで、コンフォートゾーンに縛り付けるような心の声に力を与えるのはやめましょう。かわりに、「悪の産物」から自分を助け出すことを選びましょう。
ヒーローと悪者
ヒーローは勇敢さだけでなく、世界を救うという目標のもとの絶え間ない悪との戦いによっても定義されます。自分自身のヒーローになりたいなら、自分自身の敵との戦い方を知らなくてはいけません。
あなたの敵は誰でしょう。あなたを不快感の罠にかけるすべてのものと人、あるいはあなたのことをみくびる人です。これには、恐怖、不信感、対立、毒性なども含まれます。自分をひどく扱うたびに、自分のことを考えないたびに、あなたは自分の持つ潜在能力を忘れてしまっています。
つまり、自分自身と戦わなくてはいけないということでしょうか?それは違います。映画、テレビ、本のヒーローとは違って、あなたを傷つけるすべてを幸せを生み出すのもの、あるいは学びを生み出すものに変えれば良いだけです。あなたの困難は戦いではなく、状況において局面を逆転させるための理解と意識の探求です。それこそが鍵です。
どうやって自分自身のヒーローになるか
自分の決断を意識して、それを役立つ味方に変えるために包括的な姿勢を促進することは、自分自身のヒーローになる上で重要な課題です。しかし、その他に何ができるでしょうか。
何が、誰があなたの人生を支配しているかを分析することが重要です。あなたの上司、家族、仕事、社会的な教え?いつからそれらに好き勝手やらせる「許可」を与えましたか?
自分の周りにいるすべての人が敵と言っているわけではありません。そうではなくて、こういった人たちは、時にあなたの成長の道のりで障害になり得るということです。向こうが良かれと思っていてもです。だから、ネガティブがあなたに影響を及ぼせないように、自分の周りの環境に注意を払って下さい。
自分自身のヒーローになるための鍵は、外には見つかりません。内にのみ見つかります。あなたの目に自分を見えるようにすることであり、より良い支援を与えるために自分自身に受ける価値のある重要性を与えることです。一生そばにいてくれるのは、良くも悪くも自分ひとりです。自分自身の批評家や最大の敵になって時間を無駄にするのはやめませんか?
自分を思い遣って、愛して、理解してください。本物のヒーローは、常に怪物と戦ったり、雲の中を飛び回ったりするわけではありません。ヒーローは、生活を充実させ、自分に近しい人たちに幸せを与えるために、毎日自分自身を救える人です。