相手が自分を愛していないのに、別れようとしないとき
愛には幸せもありますが、ジレンマも伴います。あまり幸せを感じられない場合があります。相手が自分を愛していないのに、離れようとしない場合です。
相手が自分に興味を持っていないことを感じます。あなたのニーズを考えたり、あなたを喜ばせようとしません。それなのに、あなたが関係を終わらせたいと言うと、コロッと変わり、様々な約束をしようとします。これは、あなたを失いたくないからです。
この綱引きは困ったものです。混乱しているのは自分だと思い始めます。それでも、相手が自分を愛していないというサインがまたすぐに見られます。この繰り返しです。このような悲しい状況で、私達はどうしたら良いのでしょう?
相手は自分を愛していない?
愛は苦悩を生むものです。正常なものであれば、苦痛より幸福な時間が多いはずです。時には疑いや矛盾も起こりますが、それでもはっきりしていなければなりません。簡単に言うと、愛は苦しみよりも幸せの方が多くあるべきです。
この考えをもってすると、安心より不安が大きいと、相手はあなたを愛していないことが分かります 。相手と楽しむより、不在や誤解で苦しむことの方が多い場合です。立ち止まり、考えてみると、心の内が平和でないと気付きます。いつも、心の中に嵐を感じます。
愛していなければ、あなたに十分な気を止めることもありません。あなたのニーズや気持ちを見落とします。また、それを十分にくみ取れなかったり、拒否したり、非難することさえあります。相手が自分を愛していないと知ることは簡単です。難しいのは、それを受け入れ、決断することです。
あなたを離したくない理由
この場合、相手はあなたを愛していないのに離れようともしないことが、大きな悩みです。混乱させます。あなたが相手を愛していれば、多少変わった風でも相手は自分を愛していると納得しようとします。そのため、その関係を終わらせようとしないのです。ごまかしています。なぜこうなるのでしょう?
3つの主な理由:
- 自己的なニーズ。相手もあなたを愛していないと分かっていますが、あなたを必要としています。孤独や新しい相手を見つけていないこととどう向き合えばいいのか、分からないのかもしれません。分かっていれば、あなたと別れるのは難しくないはずです。
- 所属の欲求とわがまま。誰かに自分の場所を取られたくないと思う人は多くいます。相手は、あなたを自分のものとし、失うべきでないと思っているようです。あなたが新しい相手を見つけてしまうという恐怖が、プライドを傷つけ、あなたを離さないのです。
- 未熟さ。単に、相手は愛するということをまだ知らないのかもしれません。愛を一方的に求め、あなたに愛を返す愛し方を知らないのです。
理由は利己的なものです。相手より自分のニーズを優先します。そのため、欠点や制限に責任を負わずにすむ限り、簡単に相手を傷つけるのです。
状況の改善
このような状況にいるのであれば、物事をそのままに時間を経過させるのはやめましょう。非対称な関係から、何も良いことは生まれません。むしろ、その反対です。問題は倍になり、いやな気持や不安、停滞が起こります。
まず、状況を分析し、相手が自分を愛していないとはっきりさせましょう。自分は被害者だと思い込んではいけません。相手があなたのことを思っているか、あなたの人生をより豊かなものにしているかよく考え、決断しましょう。また、相手と正直に話すことも良いでしょう。自分の気持ちを伝え、相手の気持ちを理解するよう努めてください。相手自身、どうしてそのような行動をしているのか分かっていないこともあります。
そして、相手を手放します。自由にあなたの持つすべてのメカニズムを使い、相手をあなたの人生から除きます。こんな関係に価値はありません。あなたを傷つけ、制限し、体を壊してしまいます。別れの傷は大きく無理だと感じるのであれば、助けを求めましょう。それは愛ではありません。他の何かが生じています。
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