自分を高めようとしている時だって、失敗してもいい!
自分を高める旅を始める時、これが一連のプロセスであるということを覚えておきましょう。変化は一晩で起こるものではありません。失敗したっていいのです。
結果を出すためには、継続して自分をコントロールする必要があります。しかし、その道中で大切な人に助けてもらうことを望むと思います。
このような時、周りの人に努力をけなされると、失望し怒りを覚えやすくなります。自分を高めようとする時に失敗したっていいということを忘れている人もいるものです。
そこで、自分が変化の主要エンジンであることを意識することが欠かせません。周りの人からの称賛、承認、支援を待っていると、目標を達成する前に諦めることになるでしょう。
自分で自分のために変わりましょう。自分で自分のパーソナルコーチ、ファシリテーターになる必要があります。そこで、なぜ周りの人が自分を止めようとするのか、またその時どのように対応すべきかを考えておくと役に立つかもしれません。
失敗が許されることを周りが忘れる時
ここまでお話してきたことを自分に置き換え、様々な状況を考えた人もいるでしょう。
例えば、よりヘルシーな食事をすると家族に言ったにもかかわらず、それができなかったとき、毎回嬉々としてそれを指摘してくる人がいたりします。丸1週間努力したことも、周りの人にとってはどうでもいいかのようだったりしますよね。実行しなかった1回に注目して努力を台無しにしようとします。
また、恐怖と向き合おうとする時も同様のことが起こります。例えば、運転への恐怖を克服しようと、毎日違う道を少し運転するとします。しかし、長距離の場合は自信がなければパートナーに頼むこともあるかもしれません。このような時、これまでに達成してきたことが軽視されたり、さらにはバカにされることもあります。
この嫌な反応は、人間関係を良くしようとしている時にさえ起こりえます。そこでコミュニケーションを改善する必要があると感じ、パートナに相互の努力をするよう提案するかもしれません。
しかし、相手は努力をしないかもしれません。あるいは、あなたが冷静さを失い、元のコミュニケーションパターンに戻った時のことを利用し、非難し返されることもあるでしょう。
「ヘルシーな食事をするんじゃなかった?」「運転への恐怖は克服したんじゃなかった?」
「怒ってるの?もっと理解しようとするはずじゃなかった?」
このような言葉は、本質的に非難になります。これらは、あなたが努力を続けるよう促したり、応援したりするものではありません。実際、こういった発言の意図はその反対です。
なぜこのようなことが起こるのか?
まず、こういったことは頻繁に起こることを知っておくべきです。また、このタイプの反応は、これを行う人を非難しているということに気づくことも大切です。
自分に安心し、また自己成長のプロセスを経た経験がある、健全な精神的バランスを保っている人は、人を妨害しようとはしません。
さらに、変化はそれが自分のメリットになることであっても(周りの人のメリットになることでさえ)、人に必ずしも良く思ってもらえないことを強調しておくことも重要でしょう。
なぜでしょうか?それは、私達が変化しようとする時、その他の人との関係にも動きを強いるためです。誰かが自律しようとすると、相手は自分の優勢な位置を失うことになります。
敬意を示すコミュニケーションをとろうとすると、口論に参加しなくなります。周りが変わる気がないのであれば、あなたが自分を高めようとする努力は、周りを喜ばすものではないかもしれません。
強くいる
周りがこのようなタイプの反応をとっても、強くいることがあなたの課題です。失敗が許されるということを否定する罠にはまらないよう気を付ける必要があります。
本当に内的変化を起こしたければ、プロセスを大切にし、自分のリズムを見つけましょう。完璧である必要はありません。休み、自分の状態を分析し、別の道をとるのも良いことです。
成長は一直線状ではなく、毎日成功することはできません。失敗することは逆戻りすることとは違います。ひとつのミスは、行き止まりを示し、計画の失敗を表すものではありません。
自分が行っていることがどれほど重要かを意識し、自分を高めようとしていることを忘れてはいけません。そして何より、失敗は許されるということを頭にいれておきましょう。
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