もっと自分を知るべき7つのサイン

もっと自分を知るべき7つのサイン

最後の更新: 19 1月, 2018

自分を知る事はおそらく一番難しい事でしょう。しかし、それはあなたの出来る一番大切な事なのです。あなたが自分をよく知っているかどうかを示すサインがあります。もちろん、誰も自分を完全に理解する事は出来ません。それは、自分自身を完全に客観的に観察するのが難しいからです。自分が自身の学びの対象になるということは、とても達成するのが難しいのです。

自分を受け入れ、自分に価値を見出すのは自分の事を良く理解しているというサインです。同時に、これが出来る人というのは満足した生活を送っているという事なのです。あなたの行動や目標が自分を知るという大きな要素によって決まるので、自分を知るのはとても大事な事なのです。

「私達はどういうわけか、自分が誰なのかを学び、その決断と人生を共にする。」

-エレノア・ルーズベルト-

教育と環境がこのプロセスを難しくしています。人は生まれた時から必然的に周りの人から解釈されます。言い換えると、それは、あなたが誰であるか、あなたが人生を通して何をするかの意味を他人に決められているという事です。

他人の解釈が正確だったことはありません。それはあなた自身より、あなたを解釈する人とより多くの関係があります。自分を知るプロセスは、自分と他人から見る自分を分別する事から始まります。では、どうやってあなたがあなたの事をあまり分かっていないと判断するのでしょうか?これから、そのサインについて紹介します。

自分の信念を自分以外に求める

一つのサインとして言われているのが、自分への答えや理由、そして動機を外部の要素に求めることです。自分自身が知恵を持っていると信じておらず、自分の中にあるものを過小評価し、外部のものを受け入れるのです。

屋根の上に寝る男性

自分の中にある感情や気持ち、そして運命への答えは自分の中でしか見つけられない事に気づいていない場合があります。そして、代わりに他人が出した答えは、いつもどこか間違っているのです。それが物であれ人であれ、あなたが何をすべきか、どう感じるべきか答える権利はありません。答えはいつもあなたの中にあるのです。

他人と比較する

他人と自分を比較するのは、自分が誰で何が出来るのかという疑問に答える正しい方法ではありません。誰かが出来ないから自分も出来ないというのは完全な誤解ですし、その逆も然りです。もしほとん誰かが何かをしていたら、それはおそらくその人にとって正しい道なのです。

自分を他人と比較する時、そこには罠があります。黄色と青を比較するのは合理的ですか?地球と水の間に線を引く事は理にかなっていますか?比較は、特に神経症になった際に、フラストレーションや間違った自己愛を導きます。

YES、NOを言ったことを後悔する

別の代表的サインの一つが、自分の下した全ての決断に疑いを持つことです。大きいもの小さいものに関係なく、いつも疑っている場合は要注意です。また大抵の場合、最終的に本当に欲しかった選択をしないのです。

女性の後ろ姿

他人や周りのプレッシャーにより、YESだったりNOを言います。それは、無謀になる事が怖くてNOと言ったり、過半数がそう言うので自分もYESと答える、というようなものです。自分の心や経験に耳を傾けることなく、答えを導かない事で、結局、後悔して終わるのです。

力を持った人物に認めてもらいたがる

自分をよく知らない人間は力を持った人物に憧れます。現実では、その人達の価値を評価しているわけではありません。その人物の価値に関係なく、その人は重要な存在でそのような人達から認めてもらいたいと思うのです。

そして、そういった人物から認められると、自分を知らない事から起こる、不確かで危険な要素を構成してしまいます。そうすることで、自分自身の持つ絆の代わりに、他人が不安を消してくれるのです。

批判や嘲笑が深く影響する

自分を評価する基準が乏しい為に、あなたは他人の意見を取り入れすぎてしまうのです。もし他人の意見が自分の承認欲求を満たすようなものであれば、あなたは安心を感じてしまいます。また、その意見が否定的であれば、あなたの世界は崩れ落ちてしまいまうのです。

家で窮屈に感じる

他人の意見に依存しすぎることは、あなた自身のイメージを歪ませる危険な行為です。もちろん、人は皆、誰かに受け入れてもらったり、高く評価してもらいたいものですが、それはあなたのアイデンティティにはなりません。そんなことは必要ないのです。

衝動的に衝突を起こす

自分の事をよく分かっている人間は、衝突を引き寄せません。このような人達は自分の感情の量にリミットがあり、必要のないものに無駄遣いする事は合理的でないと知っているのです。自分自身を分かっていない人には真逆の事が起こります。自分自身を再確認する為に小さな衝突を起こす傾向があるのです。

自分を知っていくことを示す兆候として、自分をコントロールする事があります。もし自分の事を理解していれば、どのように感情をコントロールすれば良いかを知り、衝動的に逃げてしまうこともないのです。コントロール出来なければ、全てに脅されていると感じ、ささいな状況にさえ過度に反応してしまうのです。

自分を知るという事は一生かかる大がかりなものです。しかし、知る努力をすることは無駄ではありません。自分を知ろうとする事で、意識、独立性、自由、そして安心感に対し高いレベルを持つことが出来るのです。自分という、あなたにとって一番大切な人の謎をとく為に、それを導いてくれるチャンスを拒否しない事が重要なのです。


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