家庭で暴君を生み出す4つの教育法

· 2017年11月27日

信じがたいことではありますが、子供の「暴君」に出くわすことがよりいっそう一般的となってきています。子供の言動を嘆き、専門家の助けを必要とする親がますます増えているのです。ここでの子供の暴君とは、自分の決まりを相手に課し、意のままに親を支配し、見ているものにとって心身が疲弊してしまうような癇癪を持つ子供を意味します。

子供の暴君は自分の欲求に則って家族を管理する権利があり、物事が期待にそぐわなかった場合、強烈な怒りを顕わにし声を立てて騒ぐ権利があると信じています。こうした子供は日々の不満に耐えることができず、更には親の立場になって考えるということはもっとできません。そのため、親に対し大変ひどく振る舞い、親を自分の要求に屈させるというただ一つの目標のために親を害します。

親は、子供の欲求や気まぐれがすぐに満たされない時に起こる怒りの爆発を避けるため、子供の要求に屈する義務があるように感じます。

調査によると、遺伝子がある程度関係している可能性があり、他の子供より攻撃的な子供にする性質があるようです。しかし、子供の暴君は中級階級から上級階級の子供によく見られることも証明されており、男女間の性差は徐々に小さくなってきてはいるものの、女の子よりも男の子に多いことも証明されています。

どうやら親に対して暴君のように振る舞う子供を作ってしまう要因には、教育が鍵を握っているようです。特に、より放任主義で過保護な親が、上記の例のような子供を育てる教育をしている可能性がとても高いことが分かっています。

暴君を生み出す習慣

教育が子供がどのように行動するかに強い影響を与えるのであれば、親は子供を教育する最善の方法を学ぶ必要があります。やり方によっては絶対に避けなければいけないパターンがあります。それは良かれと思って実践されるものの、中・長期的には非生産的となってしまうかもしれないパターンなのです。

1. 子供の望みにいちいち同意する

もし子供がねだる物全てを与えられてしまうと、それが何であれ子供は徐々にねだるものはすぐさま与えられるべきものなのだと信じ始めるようになります。

ベンチで泣く男の子

従って、この考えと共に成長し、誰かが欲しいものを拒む日が来ると、子供の暴君は大変な怒りを感じ、それまでずっとそうしてきたように、期待が満たされるためには何でもするようになります。その子供は怒りを通じて怯えてしまった親の意志と権限を支配するようになってしまうのです。

2. 子供に欲求不満を感じさせない

欲求不満はごく普通の健全な感情です。それは人生の一部でもあります。こうあってほしいと思うもの全てがそうなるわけではありません。時に人生というのはそっぽを向いてしまうことがあり、私達はそれに耐えることを学ばなければいけません。

欲求不満に耐えることを知らないことは、子供にとっても大人にとっても多くの感情的問題を招くことになります。なぜなら、好き嫌いに関わらず、人生は私達の意のままに動くようにはできておらず、今後かなりの頻度で障害に遭遇することになるからです。

もし子供に欲求不満を受け入れるということを教えなかったり、問題が起こる度に子供のために全てやってあげてしまうと、世界は自分を中心に回っているわけではないという考えを吸収できない子供の暴君を生み出すことになってしまうのです。

3. 子供のために問題を解決する

子供にとって幼いころから穏当な助けを得て、または自力で問題を解決し始めることは大切なことです。ここで言う問題とは、子供の年齢に見合った小さな逆境のことを指します。

例えば、子供がもう自分で靴を履ける年齢であり自分でどうすればよいかを知っているにも拘わらず靴を履かせてほしいと言った時、私の方でやってあげたいという誘惑に負けてしまってはいけません。おそらく子供にとって自分で靴を履くのは不快で、パパやママの元へ頼る方が簡単なのでしょう。しかし、それは正しいやり方ではありません。

子供は、人生はいつもらくちんで快適というわけではないということ、自分で自分のことはしなければいけないということを学ばなければいけません。

草原の父親と子供

もしこうしたことを学ばなければ、人生で障害に遭遇する度に、それを解決するために必要な力を使わなくなるでしょう。なぜなら、子供にそうした力を発達させる機会を私達が与えすらしないからです。

4. 敵意を持つことで問題は解決できると教えること

もし逆境がその頭をもたげてきた時に私達自身がはじめに怒ってしまい、叫んだり攻撃的に話していたりしていては、子供に敵意をもって反応しないことを期待もできないでしょう。

子供は大人がすること、特に親や保護者がすることは全部真似するということを自覚しておかなければいけません。ですから、私達自身がどのように振る舞うか気をつけていなければいけません。

たとえ時には疲れてしまったとしても、怒りが爆発しそうになったとしても、もうこれ以上は対処できないと感じたとしても、私達は本当に力を発揮してやってのけることができます。攻撃的な姿勢は何も解決してくれません。ですから、逆境に面した時は、自分のためにも子供のためにも、落ち着いて行動しましょう。