レジリエンスを最大に高める方法
人生は素晴らしいと言いますが、現実的にみると、頑張ったからといっていつもそうだとは限りません。偶然に何か良いことが起こることもありますが、どれだけ努力したかにもよりもます。悪いことはどうでしょう?人生をただ過ごしていると、困難なことも多く、いつもほしいものが手に入るわけではありません。そこで、レジリエンスが重要になります。
このような状況で人は皆それぞれ違った反応をします。人は、ネガティブな出来事に直面した時、以前より上手く対処するようになるでしょうか?ポイントは、個人の成長を求めているかどうかです。続きを読み進めて、レジリエンスを最大に高める方法を学びましょう。
「この世界では、誰もが苦しみを味わう。そして、その苦しみの場所から強くなる者もいる」
-アーネスト・ヘミングウェイ-
レジリエンスを最大に高めるため、まず本質を知る
はじめに、レジリエンスとは何でしょう?この言葉に注目が集まってきていますが、その定義をはっきりと知らない人も多いでしょう。なんとなく分かっていても、人から聞かれると答えられないものです。
レジリエンスとは、逆境に耐え、ポジティブに適応する力です。レジリエンスをもつ人は困難な状況で強くなれる人です。ただ「ポジティブな面を見る」だけではありません。
レジリエンスには、感情を効果的に調整する力も含まれます。困難な状況に直面し、障害物を乗り越える時に必要です。
良い所は、レジリエンスは遺伝ではなく、個人によるものだということです。限られたレジリエンスを持って生まれてくるのではありません。環境に対応しながら一生を通して成長します。レジリエンスは高めることができるのです!
「障害によってあなたが止められる必要はない。壁にぶつかった時、後戻りしようと諦めてはいけない。壁を乗り越える、通り抜ける、周り道をするなど方法を見つけよう」
-マイケル・ジョーダン-
レジリエンスを高める内なる要素
レジリエンスを最大に高めるには、どうしたらよいでしょう?まず、個人と環境の中で影響のある要素を知る必要があります。そして、それぞれの要素を使い、逆境に耐え、ポジティブに適応する方法を学びましょう。
まず、今起きていることを認識しましょう。良くない出来事があった直後はそれが難しい場合もあります。時間をかけ、時には専門家の助けを借りることも必要です。
「強くあること以外に方法がない時、初めて自分の強さを知る」
-ボブ・マーリー-
次に、前述したことが重要になります―ポジティブな面を見ることです。言い換えると、楽観的でいましょう。現実を忘れてはいけません。ネガティブさに溺れず、ポジティブさも忘れないようにします。ただ、そのポジティブさをあり得ないレベルまで上げてしまわないように注意しましょう。そうなってしまうと、現実に戻った時の傷は大きくなります。
最後に、ユーモアもレジリエンスを高める上で非常に重要です。状況や自分を笑い飛ばすことは、困難な障害に対応する際に役立ちます。
レジリエンスを高める自分以外の要素
レジリエンスを最大に高める力は、自分以外のものからも影響を受けます。例えば、困難な状況にある時、専門的な知識や戦略は対応のプロセスの支えになります。
身の回りの支援も大きな差を生みます。家族や恋人、友達に頼れるということは、他の何にも代えがたい要素です。力が必要な時、身体的・精神的支えになります。
困難な環境に置かれた時のために、上記の要素を頭に入れておきましょう。はじめは皆、対応の仕方が分からず苦しむものです。レジリエンスを最大に高めるために、どのような方法があるか知っておき、ひとつひとつの経験から学び、成長することが大切です。転んでも、また起き上がりましょう!
写真は、Ibウィラ・デャトミカ、ニック・ナイス、アンディー・オムビック