恋愛関係で起きやすい7つの誤ち

強固な関係というものはお互いが自分自身のままでいられる環境にあるということです。そうでないと共依存になり、それは深刻な問題にもなりかねないのです。
恋愛関係で起きやすい7つの誤ち

最後の更新: 06 9月, 2019

恋愛関係は美しいものでもありますが、として複雑に絡み合ってしまうものでもあります。幸せを生み出し、信用・信頼に基づいた良好な関係を築く方法を学ぶのはそう簡単はありません。

それが実現しない時というのは、よくある過ちをおかしているからなのです。

日常での問題や困難な状況に対応するには忍耐が必要でありそれを解決しようとする姿勢も必要です。

どのような間違いを犯しているのか特定し解決策を見つけることが重要なのもそのためです。

恋愛関係で難しい局面に対峙することも多く、それを乗り越えること(あなたがそう望み実現可能でもある)で成長できるのです。

これから恋愛関係でよく起こる過ちを紹介していきます。

面と向かって対峙しなさい。それが問題解決につながるのです。向き合いなさい!

-ジョセフ・コンラッド-

1. 恋愛関係でよくある過ち:個人という観点を失っている時

恋愛関係でおきる大きな矛盾は、恋人同士は別々の人間であるという意識を持つべきですが、2人は1つという考えを持ってしまいがちがということです。

関係を持つ中で、強いつながりを持ち争いを避けるために共通の認識を探ることはおかしいことではありません。共通の趣味や好きなもの、価値観は恋人たちの距離を縮めるためのよい方法でもあります。

恋愛関係で起きやすい7つの誤ち

しかし誤った方向に進んでいる時もあるのです。それは、相手を喜ばせるために自分の個性を犠牲にしている場合です。

相手を失ってしまうことの恐怖からなのか平穏を望んだ結果なのかは分かりませんが、本来の自分でいられない状態は健全ではありません。

強固な関係というものはお互いが自分自身のままでいられる環境にあるということです。そうでないと共依存になり、それは深刻な問題にもなりかねないのです。

2. 弱さを隠すこと

誠実さが根底にない関係は進展していくことはできません。時に、自分が完ぺきでないと恋人は愛してくれないと思ってしまうことがあります。実際はそうではないのにです。

本当の愛は本来の自分をさらけ出した時に生まれるものです。それ以外どうやってお互いを知ることができるというのでしょうか?長い目で見ると本当の自分を隠すことは問題や衝突を生むだけなのです。

自分を偽ることは自分を大切にしていないことを意味するのです。自分を偽る人は、誰かに愛される唯一の方法は自分ではなく誰か他人になることだと信じているため、自分は愛される資格がないと言うのです。

3.決まり切った生活を送っている

また別の恋愛関係で共通する過ちは、以前は刺激があった関係でも今では同じことを繰り返すルーティーンに陥ってしまっていることです。この事象は容易に生じ恋人達の間でも気づかずに起きてしまっているのです。

自発的にしたいと思っていたこと、望んでいたことが、やらなければいけない義務となることで物事に対する気力は失せていきます。原因は慣れなのです。

恋愛関係で起きやすい7つの誤ち

決まりきった生活を送らないようにするには自分個人の生活を送ることが何より大切です。これでこそ共有というものが恋愛関係においても意味を持つものになるのです。

出来る限り新しいことに挑戦し、自分の殻を割ることが大切なのです。難しくはありません。ほんの少し強い意志が必要なだけなのです。

4. 精神論に結び付けないこと

精神性は人生に置いている重要性の感覚と、人生の中にある全ての要素に関係があります。恋に落ちる段階の初期の恋愛関係において、恋は日常を超える何かで全てものを明るく照らすようであり、それは単なる感情の話ではなく精神的な要素も含んでいるのです。

いくつもの目的は同時に現れ、それぞれ大きな意味をもっているのです。よって恋人達は相互の魅力や欲望、愛だけでなく1つまたはいくつかの人生における目的によって結びついているのです。

しかし時がくるとあやふやになり、実はこれが恋愛関係にある人を落胆、退屈させてしまう共通した過ちのうちの一つなのです。そうならないためには、2人のより大きな目標を定期的に話しあうことが最善の策です。

5. 他人を変えようとすること

恋愛関係が進むとよく起きることです。他人に対してではなく自分自身に不満があることから起きることが多いのです。

自分の人生に満足でき、情緒的に起きている事象に向き合えている人は他人を変えようとはしません。自分の幸福を他人に委ねていないからなのです。

恋愛関係 過ち

他人を変えれば自分の人生は良くなるという考えもあります。しかし自分の幸福は自分で実現するものであり、自分で選んだ道は自分の責任となるため、現実にはそうならないのです。

6. 支配姿勢

どんな恋愛関係においても一方が他方をある意味”所有”しているとはいえ、これにも限界があるということを見失ってしまうことがあるのです。恋愛関係において独占性を暗黙にも明確にも同意していることがほとんどですが、それは一方が他方の行動を支配してもよいということを意味するわけではないということです。

恋愛関係において共通する過ちはたくさんありますが、これは健全な独占から自己中心的な所有へと限度を超えるものです。この時支配が生まれます。

相手を思い通りに動かしたい人もいます。思い通りにいかない場合、彼らは強迫観念にとらわれたり衝突を生んでしまいます。この場合関係を持つ2人が原因なのではなくどちらか個人が過ちを犯しているのです。

自分の不安定さは自分で対処すべきであって相手に押し付けるべきではないのです。

7. 重要な秘密を隠すこと

どんなに信頼があり深い関係であってもそれぞれ心に秘めていることはあるでしょう。それは当たり前のことなのです。これは個人の存在が保たれていることを意味しています。

カップルの二人ともが悩んでいる問題は隠されるべきではありません。隠してしまうと、相手を操ろうとする試みにつながり信頼喪失にもなるため、おそらくより深刻な内在的な問題があるということです。少なくとも意思疎通の方法に深刻な問題があることを示しています。

カップル 問題

皆それぞれ問題を抱えていて、すべての人間関係においても問題はあることを忘れてはいけません。次から次へと問題と向き合っていかなければいけない状況もよくあるのです。

これらの困難が生じても、必ずしも何かがおかしいということを示しているわけではありません。多くの場合軌道修正できるような小さな問題であることが多いのです。

重要なことは、恋愛関係においても間違いはあり、それは大きな問題ではないということです。しかし両者がその問題に気付き解決の方法を前向きに考えていかなければいけないのです


このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。