希望とは、望みを叶えるモチベーション
強い希望がある時のことを考えてみてください。その希望は、他にも精神的な変化をもたらしましせんか?この変化のひとつが、モチベーションです。誰かまたは何かが希望をもたらすと、この希望がとても強力なものに変わるのを感じます。それが求めるものを手に入れるために引き出すことができるエネルギー源になります。
つまり、あなたに行動を起こさせます。これはまるで、炎が周りのものを燃やすかのようです。ここで質問です。これを可能にする希望とはどのようなものでしょう?ぜひ続きを読んでみてください!
「夢を拒絶するな。希望がなければ、この世界はどうなるだろう?」
希望とは?
希望について考えると、ポジティブなイメージがありますよね。実際、私達は皆希望とポジティブな価値感とを結び付けます。それは人として向上し変化をもたらすものです。また、クオリティオブライフを高め、成長するのに役立ちます。さらに、気分を良くするような行為を促します。
言い換えると、私達の望みの対象を手に入れるのに必要な道具を使うよう、希望は私達のモチベーションを高めます。それは、期待の最初の感情で、何かポジティブなものに出会ったという感覚やアイデアにより、大きくなります。これらは何を意味するのでしょう?希望は私達を刺激すると同時に、望みをかなえるための行動の結果でもあります。
「才能は必要だが、希望がなければ、それほど速くは進めない」
-フェルナンド・トルヒーヨ・サンズ-
例を見てみましょう。あなたは興味のある求人を見つけ、希望を感じます。これが刺激となり、モチベーションが高まります。そしてこれで終わりではありません。履歴書を準備している間、そして面接の間も希望を感じます。つまり望みをかなえるためには、希望が必要です。そして仕事(結果)を得た後も、希望や興奮はさめないものなのです。
希望の一部は、望みをかなえるという可能性を想像する信念から生まれます。目標へ向かい道を進み始める時、それは現れます。困難や現実あるいは想像上の期待や、予想外の予兆が現れてもあきらめないという契約にサインをする時に、それは生じます。
希望の要素
おわかりいただけたように、希望はモチベーションを高め、それは答えであり、結果でもあります。そしてそれだけではありません。希望には、他にも多くの要素があります。感情、ほとんどがポジティブな感情と関係します。そのため、希望は幸せ、喜び、生きる意志と関連しています。
つまり、希望は、思考や信念などの認知プロセスとより関連性があります。未来、小さなことへの感謝、愛する人との関係もこのカテゴリーに含まれます。自信、目標や夢への希望や思い、それを貫くことはその一例です。
希望に呼応するアイデアと共に、行動的要素も生じます。あることを達成するためにモチベーションが高まり、わくわく時、どのような行動をするでしょうか。
希望の投影
これまで話したすべてが、一つのカギとなるアイデアに到達します。それは、成長のモチベーションとしての希望の重要性です。何かに希望をもち、わくわく時、その過程にある障害物にもうまく対応することができます。希望があなたを前に進ませ、エネルギーを失ったり、無力にならないようにします。つまり、希望は力を与えてくれます。
このおかげで、私達は不確かなことがあっても進み続けることができます。目標を達成できるかどうかは関係ありません。人生の他の面と同様、当然バランスを見出すことは大切です。達成不可能な目標を立てると、時間は無駄になり、気分は落ち込んでしまうでしょう。
「私の一番の望みは、希望をもち続けることである」
-ホセ・ナロスキー-
もう少し、例を見てみましょう。あなたは絵を描くことが好きですが、それにあまり時間をとらず、正式な指導を受けたこともありません。いつか仕事を辞め絵描きとして生きるとすると、失敗し破産することになるでしょう。
そのためあなたは気分が落ち込み、他の好きなことを追い求めようという気がなくなります。これは希望の別の一面、幻滅・失望です。成長を促すことからはほど遠く、失望により私達は保守的になり、行動しにくくなります。
しかし、これはより良い人になるためにモチベーションを高めたり、希望をもったり、夢をもつことを止めようという意味ではありません。ただ、行き過ぎには注意しなければいけません。私たちは時間を要する重要な活動より、特定の望みを優先してしまいがちだからです。
自分が興奮できる目標を見つけることは重要ですが、それは実行可能なものであるべきです。そうでないと、継続的な不満の原因になってしまいます。適切な目標を立てれば、希望を失わずにポジティブな影響をもたらし、希望は高まります。
画像:Marc Olivier Jodoin, Aleksandr Ledogorov, Crak Tibbs