ブラキシズム :歯ぎしりをする原因とは?

26 11月, 2017

寝ている時に歯ぎしりをしていると誰かに言われたことや、朝目覚めた時に顎が痛かったり疲れていた経験はありますか?

このような経験のある方は、無意識のうちに、夜間歯ぎしりをしています。一般的に歯ぎしりと呼ばれる「ブラキシズム」は、夜間の就寝時に無意識に行う行動で、ストレスなどが原因だと言われています。

歯ぎしりを繰り返すと、何かを食べる時に噛みにくかったり、痛みを伴うなどの症状が現れます。

歯ぎしりと聞くとそれほど深刻ではないように聞こえるかもしれませんが、慢性的なブラキシズムは、歯や顎の健康に悪影響を及ぼすため、歯ぎしりの兆候が見つかったらすぐに予防を開始することが大切です。

コントロール不可能なブラキシズム

自分の意思で手を開いたり閉じたりできるのとは違い、夜間の就寝時に起こる歯ぎしりをコントロールすることはできません。無意識のうちに上下の歯をこする歯ぎしりの影響で、徐々に歯が削られて知覚過敏になります。また歯ぎしりが長期間に及ぶと歯の噛み合わせも悪くなります。

歯ぎしりの痛み

歯ぎしりの影響で、朝目覚めた時に顎に痛みを感じることがありますし、日中に無意識に歯ぎしりをするケースも稀にあります。例えば、急いで課題を提出しなくてはいけないのに時間がない時など、不安感やストレスを感じながら集中して仕事を仕上げようとして、歯を必要以上に強く噛み合わせていることがあります。

歯を強く食いしばった状態で歯をわずかに動かす、夜間の歯ぎしりのような動作を日中無意識に行うことがありますが、日中でも自分が歯ぎしりをしていることには気づくことはほとんどありません。ただし顎の強い痛みを感じたり、症状が悪化すると頭痛を併発することもあります。

ブラキシズムの影響で顎にかなりの負荷がかかっている人は、いつも通りに口を開けられなくなるなどの問題が生じる危険もあります。

歯ぎしりを防ぐ4つの方法

また、耳の痛みをはじめとして、知覚過敏や食べ物が食べられないなどの症状が現れます。歯ぎしりや歯ぎしりに伴う症状は、自分でも気付くことができますが、はっきりとした診断を下すのは歯科医師です。自己診断ではなく歯科医師の検診を受けて適切な診断と正しい治療方法を受けてください。

ブラキシズムを引き起こす心理的要因

前述したように、ストレスは歯ぎしりの主な原因の一つです。仕事の量が多い時や、人生で大変な状況に直面している時などに生じるストレスや不安感が原因となりますが、思い当たる理由がない時はどうでしょうか?

歯ぎしりには神経学上の要因が含まれていることがあります。その中でも多発性硬化症が原因で顎や歯が影響を受ける結果、ブラキシズムを引き起こす稀なケースもあります。

歯ぎしり

しかしほとんどの場合は、未解決の問題や心の傷を残すような体験が歯ぎしりの引き金となります。これらの問題は自分の中では忘れ去った問題のように感じるかもしれませんが、無意識のうちに私たちの精神面に影響を与えて操作しています

体内や精神面の緊張感を解消する方法は数多く存在しますが、ブラキシズムの場合は、意識的にその症状をコントロールすることが難しい疾患です。不安感やストレスを感じやすい人は、ブラキシズムを発症しやすいと考えてください。

ヨガ、瞑想、リラクゼーションなどの手法を用いて心身をリラックスさせながら、ブラキシズムの症状を軽減してコントロールできるようにしてください。ヨガクラスに行き、リラクゼーションの方法を学びながら、専門家の指導のもとで精神状態を安定させることがブラキシズムの緩和につながります。

ブラキシズムへの一般的な対処法はマウスガードです。歯ぎしりそのものを止めることはできないため、問題の解決にはなりませんが、マウスガードが歯を保護して歯の健康を維持する効果があります。

歯ぎしり用のマウスピース

ブラキシズムに悩んでいる人はその原因を追求して、精神面の健康維持を心がけてください。歯ぎしりは私たちの毎日の生活を反映する身体からのメッセージです。