子供が生涯忘れることのない5つの親の行動

· 2017年9月29日

人は誰でも自分の子供には、素晴らしい人間、気さくで責任感のある大人に成長して欲しい、社会に役立つ人間になって欲しいと願います。ですがこういった願いは未来に対するもので、今現在、その種を植え付けなければならないという事を忘れてしまっています。親の中には、子供は小さいうちは親に従っていれば良いのだと考える人もいます。

ですがそうする事は子供の幸せを奪っている事と同じなのです。子育て中の方針が論理的で一貫したものでないと、反抗的で閉鎖的な子供に育ってしまう確率も高くなります。気まぐれで、高圧的、不安定な性格になります。また、両親と親密で愛情のある関係を築きにくいようです。それどころか、喧嘩をしたり無視をしたりと、ぎくしゃくした関係に陥ってしまいがちです。

「親として成長するための壁は 子供が先生だという事である」

-ロバート・ブール

人生の中で子供時代は最も大切な時間で、この時期に健康的な精神と美しい心を養います。親の特定の行動が子供の心に永遠に足跡を残すこともあります。良い足跡の時もあれば、悪いものもあります。どちらにしても忘れがたいほど深く心に残るものです。これからその5つをご紹介します。

 

子供は虐待された事実を忘れる事はない

完璧な親子関係などありません。拒絶や衝突といった瞬間は必ず訪れるし、それは普通の事なのです。こういった事にどのように取り組むかが、親子間の関係を大きく左右します。残念なことに、多くの親が暴力という形で子供をしつけようとします

耳をふさぐ子ども

虐待を通して親は子供に恐怖を与え、言う事を聞かせようとします。ですがこれは憎悪の種となったり、子供の自己肯定感を低くしたりしてしまいます。子供は親を愛しながらも憎むという、とても複雑な心理状態に置かれることとなるのです。また恐怖も心の中に植えつけられます。子供の心はとても繊細で影響を受けやすく、何度も繰り返し傷つけられると、いつしか無関心、無感覚な人間になってしまいます

 

父親と母親の仲、関係性

父親と母親の関係性は、子供が大きくなった時の恋愛の模範となります。恋愛や結婚において、意識的、または無意識的に親がしていたのと同じように相手を扱うようになります。

親同士の衝突は子供に大きな苦しみを与えます。こういった状況が多いと、子供は親の気を引こうと問題行動を起こしたりすることがあります。親が自分自身の問題ばかりに気を取られる傾向があるためです。育ってきた環境によって、愛し愛されることを楽しめるか、それともそういった関係を避ける様になるのか分かれます。

 

守られていると感じた瞬間

子供は大人よりもずっと大きく恐怖を感じ、それは心の奥深い部分に突き刺さります。現実と想像の世界を上手く区別できないのです。未知への恐怖に面した時、子供にとって信頼し、安心できる人は親だけです。ですがもし、この恐怖が親から来ているのであれば、子供はどこにも逃げ場や安心できる場所がありません。

娘を抱く父親

子供が何かを恐れている時は、批判したり大したことはないと相手にしないような事をせず、しっかりと話を聞いてあげましょう。それだけで子供は‛もう怖くないんだ’と安心したりします。安心感、親密感、愛情と互いを尊ぶ気持ちを強めることが出来るのです。

 

親が自分を見てくれない

親の愛情の度合いは、どれだけその子に構うか、気遣うかに現れます。子供を良い学校に行かせるために一生懸命働くなどという愛情表現は、子供には理解しにくいものです。子供と一緒に時間を過ごし、互いの事をより深く知り、彼らの世界と触れ合うことで、子供は親の愛情を感じ取ります。

紫のシャツが欲しいと言い続けているのに緑のシャツを買ってくるというような親の行動は、子供は一生忘れることが出来ません。また、約束したことをいつも破る、という事もそうです。子供は、親は自分を見てくれない、自分はどうでもいい存在なのだと感じ、これが心に大きな傷となって残るのです。

 

家族の時間

家族と共に過ごした祝日や祭日は、子供の心に一生残ります。クリスマスなどを、家族で祝い楽しむ事は子供にとってとても温かく大切な思い出となるのです。

家族の切り絵

両親が家族を大切にする姿を見る事で、家族と真摯に向き合う事や愛情の大切さを学びます。彼らが成長し大人になった時に、両親に必要とされれば、きっと迷わず駆けつけるでしょう。心のバランスが上手く取れた、愛し愛される大きな心を持つ人間へと成長するのです。

子供の心に残された様々な足跡を、私たちは一生抱えて生きていきます。そしてこの足跡は、その人が健全な心を持っているか、それとも葛藤や衝突を抱えた心を持っているかを表しています。愛と思いやりの中で成長することは、次の世代へと受け継がれる素晴らしい遺産となるのです。