年齢と共に増す1人の時間と空間の大切さ

· 2017年9月6日

年を重ねると、1人でいる時間や空間が別の意味を持つようになってきます。経験を重ねるほど、1人の時間や空間は個人的なもの、プライベートなもの、感情的な場所というものに変わっていくのです。

1人の時間や空間を持つことが必要不可欠になります。一度1人でいる良さを味わうと、まるで毛布で自信を包み込むように、自分を落ち着かせる場所へと変化するのです。他人の声や雑音に邪魔されることなく、1人の世界で自分自身をより良く知ることが出来ます。

1人になることに慣れてくると恐れが消え、その時間が自分自身を熟考し、子供の時に得られにくかった心のバランスを得る時間となります。しかし30代以降と比べると、20代には1人の時間や空間をあまりポジティブな物と受け取りにくいようです。30代を超えたころから、それまでの経験からそういった時間がどれだけ貴重なものなのか分かるようになります。

“1人の時間や空間は 最も私的なものであり まるでゆらめく炎の古い儀式 その中に身を置き壁を作り上げ 逃げ出したいと願う物事の鏡と向き合う場所である”

―マリオ・ベネデッティ―

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1人の時間や空間が自由を与えてくれる

1人の時間や空間は、心や精神を浄化してくれる魅力的なものです。自分の心の声を聴き、不安と向き合い、心に潜む闇を観察し、本当は何を望んでいるのかがはっきり見えるようになります。心を満たし、安らぐ場所へとなるのです。

ですが忘れないでください。1人の時間や空間を、社会的孤立と混同してはいけません。自らの意志でその空間を作り上げ、自分自身を確立する場所なのです。

自分の意志で1人になることを選んでいるのであって、社会的に孤立しているのではありません。また、1人の時間を持つことで、自分自身を磨く時間がないほど忙しい生活を上手くコントロール出来る助けとなります。

1人の時間を使って、心の鏡の中にイメージを構築し、その裏に何が起きているのかを知るきっかけを作り上げます。これまでの様々な衝突、達成、経験などを自己反省、分析し、その影響や自分の能力について知るのです。

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自分自身と向き合い、自分を愛する時間

自分の事を深く知ることで、他人への依存と異常な愛着に別れを告げることが出来ます。本来の自分を発見し、心を育成させ、何が必要かに気づき、恐れを打ち破ります。

1人の時間や空間に感謝するようになり、生きるとは与えることだと理解し、「生きる意味を見つけられない」という不安や恐れを解消します。

1人で過ごす時間を大切にする人は、物の見方が違います。計画などなくても楽しく日々を生き、自分自身と向き合う時間を大切にします。1人でコーヒーを飲む時間に喜びを感じるのです。

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こういった時間と空間は、決断力と分析力を強め、創造性と個性を生み出します。これは些細で小さなことですが、何かを変える力へとつながるのです。

自分の深い部分とつながる瞬間を通して、自分自身を発見することに繋がります。これが1人の時間や空間が、個人的なもの、内面を見つめる場所だという意味なのです。成長し続けるための理由を見つける力を与えてくれます。

自分を知り、内面を見つめ、無視されてきた自分の中の一面を映し出す助けとなります。そうすることで、自分らしく生き、地に足をつけて自分自身を成長させ、前へと進む内面の力を引き出します。自分を愛することを知るのです。