お高くとまった女性の方が魅力的?

27 12月, 2019
"お高くとまった女性"神話は、世界中でよく知られています。人々は、男性は関係性を確立するのが難しそうな女性にのみ魅力を感じる、と言う人たちもいます。しかし、果たしてそれは真実なのでしょうか?
 

お高くとまった女性たちは、恋愛の駆け引きの中で障害物を作り出しがちです。昔から、こういった態度によって男性たちはよりその女性に興味を持つようになり、そのため簡単に”落とせる”ような女性たちにはあまり心惹かれないのだ、と考えられています。しかし果たしてそれは真実なのでしょうか?

まずは、恋愛には何か決まったルールがあるわけではない、という点を指摘しておきましょう。恋に落ちる時には、好きになるためのリストを作るわけではないですよね。しかし、交際が始まる前の駆け引きの段階においては、人々が何度も繰り返してしまうようなパターンがあるようなのです。そしてそういったパターンが示しているのは、気のないそぶりを見せる女性たちの方が男性たちにとってより魅力的に映る、ということなのです。とはいえ、それが全ての条件下で当てはまるわけではありません。

このトピックに関してはいくつか調査が行われています。誰かのハートを奪うための完璧なレシピを究明する代わりに、専門家たちは、人間がある特定の刺激に対してどのように反応し、どのように関係性が育まれていくかについて探究してきました。それではその研究の成果について見ていきましょう。

“男性たちの抱く幻想こそ、女性たちにとって最強の武器となるのです”

ソフィア・ローレン

お高くとまった女性 魅力的
 

お高くとまった女性たちに関する古い実験

1973年に、ウィスコンシン大学のエレイン・ウォルスター博士は幾分初歩的な実験を行いました。彼女は、男性たちがお高くとまっている女性により大きな興味を持つのかどうかを知ろうとしたのです。

ウォルスター博士とその協力者たちが行ったのは、売春婦を雇い、最も基本的な状況の中で被験者たちの赤裸々な反応を観察するというものでした。彼らは売春婦たちに、客に対して無作為に素っ気なく接したり愛情深く接したりしてみてくれ、と依頼しました。

ここで明らかになったのは、こういった状況下では男性たちは愛情深い売春婦に対してはあまり関心を抱かなかったということです。男性客たちは即座に興味を失ったのです。

彼らは、交際相手相談所からも女性たちを集め、実験を繰り返しましたが、結果は似たようなものでした。唯一異なっていた点が、この実験では、相手を選んで素っ気なくするような女性、つまり他の男性には冷たいのに自分にだけは熱心に関わろうとしてくれるような女性に対して男性たちがより心惹かれた、という点です。

これらの研究により、このわずかな違いがお高くとまることによる魅力を上方修正していた、ということが示されました。どちらのケースでも、女性たちは一部の男性たちに対しては接しやすかったのです。そのため、本当に手に入れたい男性たちに対してそっけない態度を取るのは論理的とは言えません。

奮闘と願望

最近では、何かを手に入れるのが難しければ難しいほど、それにはより高い価値がある、というのが社会通念になっています。この事実は、社会心理学においても示されており、人は入ることが難しいグループの一員になることに、より大きな価値を見出しているようです。また、男性は恋愛における試練を好むのだ、と言う人もいます。

 

神経科学では女性もまた手応えのある恋愛の方が好きだということが明らかにされています。それによりちょっとした興奮を味わえるためだそうです。

Elements Behavioral Health社の副社長であるロバート・ウェイス博士は、男性も女性も、未来の恋人とのデート期間中は、相手に挑むに当たって入念な戦略を取る、ということを指摘しています。しかし、この戦略は男性と女性とでは異なります。

通常、女性たちは相手に興味のないフリをしたり、メッセージを受け取った後何時間か経ってから返信をしたり、時折会えない日を作ることなどによって、手に入れるのが難しい女を演じます。一方男性たちは、女性にヤキモチを妬かせるような戦略を好むのです。

お高くとまった女性 魅力的

お高くとまる女性たち

相手が時間を作ってくれないからといって、それが常に恋愛の駆け引きの一部というわけではありません。ただ単に初期のデート段階で物事をややこしくするのが苦手な人もいます。彼らはその不安定さと傷つくことへの恐れから、そのように振る舞うのです。大抵の場合、相手もそれに気づいて距離を置こうとするでしょう。

さらに、Journal of Experimental Psychologyによって発表された調査では、この”お高くとまる”方法論が有効なのは、相手の人物がすでにその女性にかなりの興味を持っている時のみであることが指摘されています。女性が近寄りがたいと、興味を高めてはくれますが、興味を作り出してくれるわけではないのです。

 

しかし、初めは相手に何の関心も抱いていないこともあります。そういった場合、素っ気なく振る舞うことで相手のやる気を損ねてしまうことが多いです。手に入れられるという確信が持てないものに対して、余分な労力を費やしたがる人などいないのです。このケースでは、距離を縮め、相手のための時間を作ることが、結局は炎を燃え上がらせることにつながります。

 
  • Bozal, A. G. (1999). El papel de los arquetipos en los actuales estereotipos sobre la mujer. Comunicar, (12).