成熟した愛とは自立と献身によって成り立つ

· 2017年9月14日

成長するにつれ、恋愛に対する考え方を含め、私たちの信条のほとんどは変化します。

成長とは、お互いの違った、深い、そして時にはシンプルな方法で愛を見出すことを伴います。

成熟した愛は長い十分な成長期が要るような強烈な欲求に応えます。

誰しもがそれぞれの恋愛観と恋愛関係において何を重視するべきか、考えが違います。

先入観と個人の信念は恋愛において基本的な役割を果たします。

愛には2種類あります。一つは愛情や信頼、尊敬、誠実さ、お互いに関する詳しい知識を伴う、友情と表現されるような成熟した愛です。

もう一つは優しさ、性的関心、喜び、痛み、不安、嫉妬のような野性的で情動的感情が入り混じる熱烈で幼稚な愛です。

このタイプの愛は時々再燃する可能性を持ちながら、6カ月から30カ月しか持たないという研究結果があります。

時間は、私たちに心でみることと本物を見極めることを教えてくれます。

経験によって、いろいろな感情を経験し、他人の深い感情を理解することを覚えながら成熟した愛に近づいていきます。

このように、自分の目以上の多くの目を通して物事を見ることができるのです。

「知識のようにすべての愛は思い出である」

―キルケゴール(デンマークの思想家)―

抱き合う男女

成熟した愛

成熟した愛の根本的な概念は自立です。

これは2つの魂の調和と自立を同時に考えたとき矛盾するように思えますが、実のところ自立と自尊心は切り離して考えることはできません。自立した個人は、他人はただ自分の要求を満たすためだけに存在しているわけではない、ということを理解しています。

またどんなに愛し合い理解しあっていても、所詮は他人で、自分自身と自分の幸せに対して最終的に責任があるのは自分だ、ということを知っています。

私たちが成熟したとき、自分の経験をより評価し他人の長所と短所を受け入れることができるでしょう。

成熟した愛では、私たちはその人の真の本質を見極めることを学びます。逆に、自己中心的で幼稚な愛は他人を傷つけ愚弄しようとします。

愛は必要とされたい、理解されたいという熱心かつ優しい欲求を満たしてくれます。もし愛することが実践の特別な部分を構成しているなら、愛されることはその報いに当たります。

私たちはその人の性格や自分への理解度の相互作用に基づいてパートナーを選びます。愛し愛されることは成熟した関係でのうれしいことの一部であるだけではありません。他人を守り、助け、導くことだけでなく安心感や信頼感をも満たします。

成熟とは不確かなことをうまく操る能力である。

 夜空にたたずむ影

なぜパートナーと共に生きるのか?

10数年ほどで、愛の基準は思春期から成熟した大人のものとなり、そこでは代表的な発育過程の大枠が決められます。

この基準に基づいて、成熟していく段階で愛などの人生の重要な側面の責任を果たし、過去の影響力から自分を切り離します。この段階で、私たちは他人と親しい関係に責任をもつ準備ができたと感じ、関係を築き、一緒に生き、結婚します。

私たちは安心欲求や自己肯定欲求からパートナーを求め、親から離れるようになり、愛し愛されるという人生のゴールを達成します。

しかし、ほとんどの恋愛問題は、付き合いの上での成熟さの構築や客観性からかなり反れた、頑固な要求に起因します。これらの熱烈で幼稚な恋愛のゆがんだ考えは、本当に相性がいいカップルにとっても危険です。

つまり、成熟した愛は内面の不一致や起こるかもしれない脅威に関わらず、共有した経験を通して育てられます。成熟した愛の真の分別は、感情的な関係の中で起こる亀裂や傷に関わらず。自己成長の中でできるのです。

存在することは変わること、変わることは成熟すること、成熟することは自分を創ること。