スーパーママに守られた子ども

· 2018年11月30日

母親って素敵な言葉ですよね。多くの人にとってはとても美しい言葉で、様々な意味を持っているでしょう。こういった意味は、記憶、エッセンス、そしてもちろん子供たちに依ります。しかし、母親を演じる人にも限界はあります。それを超えることは、母親も子供も危険に晒し、依存した不安定な状況を作り出します。

何が間違っているのかを並び立てるような記事にするつもりはありません。代わりに、母親としての役割のバランスを取るための行動やふるまいを紹介します。しかしこの際、すべてをコントロールしようとしてはいけません。子供が、成長する機会である挑戦に対峙する能力を使えるためのスペースを作ってあげるのです。子どものためにも自分のためにも必要なことです。

ただ子どもにとってのベストを望む

多くの母親がこの原理に基づいて機能しています。しかし、これはとても不明瞭です。なぜなら親の願望から来ているからです。子どもに対して、自分自身の欲望とニーズを持つ人としてのスペースを与えません。こういった意味で、こんな風にも聞こえてしまいます。「自分が与えられなかったものを自分の子どもには与えたい(子どもにはすべてを与える)。」

ハグ

すべての子どもが個性的で、自分だけのニーズ、好きなもの、性格があります。しかし、親(特に母親)が子どもに対して理想や願望を抱いてしまうと、子どもが自己主張をして、自分が言うべきことを発言することを阻んでしまいます。どんなスポーツや習い事がしたいのか、何を食べたいのか、何を着たいのか。あるいは何を勉強したいのか、人生で何をしたいのかなどです。

母親のミッションは、アシスタントになって、成長する間そばにいてあげることです。子どもの望みを作り出すことではありません。母親にとってのベストは、子どものベストではないかもしれないのです。少し成長してからも同じです。経済的にも感情的にも親に依存して、自分の望むものより親の望むものを優先するようになってしまうかもしれないからです。

導く前に話を聞く

小さくて無防備に見える子どもですが、好きなものや望むものが小さな時から芽生えます。選択肢と選ぶ能力を与えることは、それを促進してくれます。特別で信頼されているようにも感じさせ、より自立していきます。親として、子どもには何がベストか分かっていると思いがちですが、親が子どものために選択をしていたら子どもは不安定になります。

小さい時から、お昼や夜ご飯を何にするかなど子どもに決断を下させてあげるべきです。例えば、どんな魚が食べたいか選ばせたり、家のデコレーションなど自分が新しく試していることに関して意見を求めたりできます。 子どもが決断を下すことができなかったら、情報を与えて、引っ越しや転校などの重要な家族の決断を下すときに意見を求めましょう。

自立=自信

母親として、子どものことを小さい無防備な存在として見がちです。子どもの自立を促すことは親にとって難しいのです。でも、そうしないと自分では何もできない依存した子供になってしまいます。あるいは、やり方はわかるのにすべてに不安を感じながら行う子どもになってしまいます。

子どもの自立は小さい時から促進してあげることができます。これを実践するには、子どもが自分でできることは自分でさせることが重要です。8、9ヶ月のころから実践できます。例えば、子どもに自分で食事をさせる「赤ちゃん中心離乳法(Baby-Led Weaning method)」などを始められます。

箱

子どもの自立を促す他の方法としては、家事を手伝わせることが挙げられます。ゴミ出し、ベットを整える、洗濯などです。ペットや植物の世話をしたり、配膳をしたり、できる範囲で片付けたりもできます。大抵、思っているより子どもの能力は発達しているものなんです。

子どもはこれを楽しんで、自分が役に立っていると感じることができます。こうすることで、小さい時から自立を促してあげられます。しかし、始めるのに遅すぎることはありません。自立を促しても、親が子どもを「導く人」であることには変わりなく、自分の問題を自尊心と自信を持って解決できる子どもを育てることができます。

誰かになる

最近「達成症」に苦しむ人が多くいます。親としてそれに気を取られないようにして、結果よりも実りの多い経験を優先してあげてください。教育と勉強がメインの目標ではありません。

教育というこのコンセプトばかりにフォーカスを置きすぎて、いい結果を出さなかったら罰を与えたり怒ったりしてしまいます。午後、週末、休みの時も勉強させます。失敗した時は、悪い成績は何らかの障害か認知障害があると思い込みます。

子どもを導く

これを避けるために、母親は自分の自由時間を犠牲にして、勉強したり、子どもの宿題を手伝います。すべてをコントロールしようとして、子どもがよい成績を収めるために子どもの宿題をやってあげてしまうことすらあります。しかし、親の仕事は適切な時間と空間を見つけて、子どもが体系化できるように手伝うことです。子どものためにしてあげるのではなく、子どもにやらせるべきです。大きくなって、子どもは宿題は自分の責任であると気づき、宿題のために努力することで次の3つを学びます。

  • 授業で習ったことの再確立
  • 学んだことの深掘り
  • 自分の作業ルーティーンの確立
風車

子どもと一緒に成長して、子どもにスペースを与えることは容易ではありません。しかし、このスペースが子供の成長を助け、達成のための刺激的な目標を立てるようになります。住まい、着るもの、食事を子供に提供するのと同じくらい大事なことです。こういった意味で、操作的な母親は、子どものそばを歩き応援して、決めてあげる代わりにアドバイスできる母親に少しづつなっていくべきです。

つまり、自分が気に入らない子どもの夢や目標も応援してあげなくてはいけません。もしかして、自分が期待するような子どもではないのかもしれませんが、子どもの人生は子どものものであり。親のものではないということを忘れてはいけません。大人として、その人生を素晴らしいものにしてあげる力を持っています。しかし、子どもの夢を妨害する力も持っています。これは子どもを育てる上で本当に大きな犠牲です。