愛を育む:すべきこと・避けること

愛を育む:すべきこと・避けること
Gema Sánchez Cuevas

によって書かれ、確認されています。 心理学者 Gema Sánchez Cuevas.

最後の更新: 22 5月, 2018

多くの人にとって、安定した恋人を見つけることは、何か不可能に近いものとなってきています。本来、そうではありません。ここで示す、愛においてすべきこと避けることのように、愛することと愛されることは、シンプルで、自然に行われることなのです。それを私達が複雑にしてしまっています。愛は私達を弱く、壊れやすくします;時には心をさらけだして、愛を育むことについて考えなければならないこともあります。その結果傷つき、心を閉ざしてしまうことがあります。また、同じことは繰り返したくありません。

心を閉ざしていることで、愛の最も美しい部分が見えなくなっています。ここで、愛を育むためにすべきこと、避けることを学びましょう。

「傷つくまで愛そう。あなたが傷ついているのであれば、それは良い証だ 。」
-カルカッタのマザー・テレサ-

最近、愛に恐怖心を抱く人がいます。恋人関係において、少なからず苦しい思いをするという事実を受け入れづらいようです。愛を育み、その愛を守っていくのは、私達次第だということに気付いていないのです。一体、どうしたら良いのでしょうか。続きを読み、愛においてすべきこと避けることから、ぜひ学んでください!

1. コミュニケーションの幅を広く

これは基本で、言葉通りです。コミュニケーションの大切さを忘れてはいけませんカップルの関係を保つ土台であり、どんな愛の関係にも当てはまります。コミュニケーション・会話は、すべてを可能にします。愛を育むことができれば、達成できないことはありません。

愛においてすべきこと避けることから学ぶことは、コミュニケーションが感情をカタチにするということです。関係の中にひそんでいる感情です。愛する人がいても、それを伝えなければ、その感情は存在しないようなものです。コミュニケーションはただの言葉ではなく、可能性を大きく広げるということを忘れてはいけません。

カップル

2. 恋人に気を配る

ここで言う、気を配るというのは、愛する人に注意を向けるという意味です。言葉にすること、しないことどちらともです。素振りや声のトーンが何を言おうとしているのか、聴いて、見て、触れましょう。相手のムード、何を必要としているのかを察せるようになりましょう。これらが、愛を育みます。

相手がいつもと少し違う、何かおかしいと感じたら、「どうかしたの?」と声をかけることは避けましょう。苦しんでいるときに誰かにそれを説明しなければならないというのは、おもしろいことではありません。気持ちをすべて言葉に表すことは、苦しいことです。気を配れる人は、そこにいたいと思い、言葉を必要とせず、愛をもって通じ合うことができるのです。

 

3. 愛を育む ― 時間の質

長く一緒にいるうちに、二人で過ごすロマンチックな、寛ぎの時間の大切さを忘れてしまうことがあります。愛はすでに強くなっていると思うからこそ、そうなるのです。すべてうまくいってるように見えます。すべてが思い通りで、現状に満足しています。

広く見ると、これで良いのかもしれませんが、違った面もあります。愛においてすべきこと避けることは、愛は決して、完全なカタチになることはないと私達に教えます。常にカタチを変えていく関係の中で、愛を強くし、ロマンスや二人で過ごす貴重な時間を忘れてはいけません。

カップルとギター

4. プライベートで

二人の関係で、怒りの原因となってしまう重大な要素の一つは、人前で相手に恥をかかせることです。どのような状況であても、人前で愛する人に言い返すことは避けるべきです。これは、愛に関してすべきことと避けることのルールの中で、絶対に破られるべきではないものの一つです。愛を育むことになりません。

人前で不満をもらしたら、相手にとってそれは屈辱です。相手のミスや間違いを人に話す必要があるでしょうか?人に相手の不満を言ったり喧嘩について話すことは、望まれることではありません。

5. 相手に空間を

愛する人を自分のものとしたくなる思いは誰にでもあるでしょう。ただ、二人の関係でこの思いが一番になってしまうことは避けましょう。時には、嫉妬もあるでしょう、ただ、いつもではない方が良いのです。

また、どうしようもないこの思いも、相手を愛しているのであれば、相手への独占欲をなくすよう努力するはずです。人は誰のものでもありません。激しい思いは、二人の距離を離すことになりかねません。誰でも自分の空間をもっているのです。

床のカップル

6. 良い時と悪い時

愛においてすべきこと避けることから学ぶことは、ロマンスだけでなく、現実も見よということです。どんなに美しい関係にも、苦しい時はつきものです。必ずしも何か間違っているというわけではありません。その逆なのです。チャレンジがあるということは、良いことなのです。

困難は二人の関係をより深め発展させます。関係がどうなのか、テストされているようなものです。生活に新しい空気を取り入れる良い機会にもなり、物事を正しい位置に立て直すことにもなります。

7. 小さな怒りを積み重ねない

小さな喧嘩が嵐を巻き起こすことがあります。落ち着いて問題を解決しようと努力しなければ、小さな喧嘩は大きな課題になってしまいます。

全てが魔法のように勝手にうまくいくと考えるべきではありません。あまり気にするようなことでもないと思うことでも、絶対にそうとは言えません。特に、いつも起こるようなことであれば注意が必要です。

8. 愛を耕す

人が愛されていると感じるとき、人は、性的にも良い状態にあります。性欲を促すのに最も有効なのは愛です。その他の物事と同様に、性にも、アップダウンがあります。どんどん盛り上がる時期とそうでない時期があります。愛においてすべきこと避けることに学ぶことは、愛は耕さなければいけないということです。官能的で、変わった状況を作って切り抜けるという意味ではありません。キスや笑い、気遣い、抱きしめるということです。これらが、情熱をさらに燃え上がらせるのです。

9. 相手は、あなたの責任者ではない

ある一定の範囲では、それぞれ、相手の面倒を見ることがあります。この 「ある一定の範囲 」 がポイントです。幸せの材料すべてを相手に求めてはいけません。そこまでする必要は誰にもないのです。それでも、多くの人が愛や二人の関係に理想を求めています。人が与えられる以上のものを期待しています。最後には、自分の要求を満たしてくれないと失望してしまうのです。この場合、自分の考えを変えましょう。

歩くカップル

10. 自分を強く

カップルであるその人が良い状態でなければ、関係は良好にはいきません。二人の関係をより良くしたいのであれば、自分が成長する必要があります。関係を深めたいのであれば、自分からはじめましょう。恋人がいるからといって、個人がなくなることはありません。自分を一番大切にしましょう。

愛においてすべきこと避けるべきことは、焦点を合わせなおす一つの道具です。これは、レシピや必ず行わなければならないものではありません。

挿絵ベンジャミン・ラコンベ


このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。