ベンゾジアゼピンの効果

2019年4月7日

時刻は午後10:30となり、私はアルプラゾラムを服用しました。たいした量ではなかったのですが、この薬に慣れていなかったこともあり、その効果はだいぶ強いものでした。アルプラゾラムはベンゾジアゼピンという向精神薬で、パニック障害や不安障害の治療のために処方されますベンゾジアゼピンは身体にも精神にもたくさんの影響をもたらします。

現代社会が薬に頼りすぎていることを考えれば、私がこの薬を飲んだのもいたって普通のことですが、服用後の経験を記録しておきたいと思うのです。薬の効果が最大限に達した時にどんな気分になるのか、その効果について全て書き残しておくことにします。

ベンゾジアゼピンの効果は様々で、また個人差もあります。こういった薬品は、脳の通常の刺激を抑制します。私がこの薬を使ってみることに決めたのは、近頃脳の興奮状態が続いているように感じていたからです。私はこの薬を舌に直にのせ、ゆっくりと溶けるのを待ちました。そのあと、苦い味がしたので水を飲みました。

ベンゾジアゼピンの頭脳および感情への影響

時刻は10:50となりました。薬の効果が現れ始めています。それまでより気分が落ち着いています。だんだん眠気に似てくるタイプの落ち着きです。今すぐにでも横になって眠りにつけそうです。散歩にも行けそうな感じですが、この後反射能力が鈍っていくと思うのでやめておきましょう。この状況では車の運転は不可能です。また、仕事をできる状態でもありません。まるで映画を見ているかのような気分です。周囲でおきていることは全て見えているのに、自分には関係のないことのように思えるのです。

騒音が気に障ります。テレビのボリュームを下げ、家族にもっと静かに喋るよう頼まなければならない始末でした。全体的に、外部からの刺激に対してもっと敏感になりました。私は今、通常よりもリラックスしているにも関わらず、大きな音や強い光などといった周囲の刺激に対して極端に敏感になっているのです。

頭脳の動きはいつもより遅くなっています。これでは毎日行っているような作業が普通にはこなせないでしょう。いくらか集中力を要するような会話も続けられないと思います。それでも、他の単純作業ならできそうです。

ベンゾジアゼピンの効果

ベンゾジアゼピンの行動への影響

私は起き上がり、ゆっくりと浴室へ向かいます。そして両手をゆっくりと洗いました。それから、これらの行動を注意深く思い返してみます。リビングルームに戻り、ソファに腰を下ろします。私の全ての行動は、とてもゆっくりと行われています。

少しお腹が空きました。人に話しかけられても、よっぽど頑張らないと注意を向けることができません。コンピュータのキーボードを通常の速さで叩きますが、ミスタイプがかなり多くなりました。全体的に、肉体の共同運動能力が影響を受けているようで、肉体的・精神的な労力を要する作業をするのが不可能です。先ほども言いましたが、車の運転は無理でしょう。また、勉強や読書などの複雑すぎる作業もできないと思います。

ベンゾジアゼピンはどう作用するのか?

いくつかの研究によれば、私が今経験しているのは神経興奮の伝達が削減されている状態で、これによって脳の興奮伝達が抑えられている、ということです。この薬には私の神経システムを鈍らせる効果があります。眠気を引き起こし、その夜の間起きたままでいる可能性を下げるのです。

私が先ほど服用したベンゾジアゼピンには、GABA(γ-アミノ酪酸)という神経伝達物質の効果を高める役割があることもいくつかの研究で提唱されています。これが私のニューロンを抑制し、神経伝達のスピードを遅らせるので気分が落ち着いたように感じるのです。

アルカラ大学の薬理学の教授であるセシリオ・アラモ・ゴンザレス氏が、この薬が患者が耐えられるレベルのものであり、ほんの二週間から四週間ほど睡眠薬として使う分には安全な薬物であることを確認しています。彼はまた、二ヶ月から三ヶ月間に渡って向精神薬として服用することも提唱しています。しかし、もしそれ以上の長期間に渡って服用され続けると、健康に大きな問題がもたらされる恐れがあります。

窓の外を眺める男性

まとめ

私は依然として不安を感じています。私の脳の動きは今はおさまっています。しかし、薬の効果が切れたら、私はまたあの悪夢と対面せねばならないのです。考えただけでゾッとします。今はとても眠いのであまり反応できませんが、問題が解決したわけではないのです。

内なる問題の解決に薬を使用するのはいいとも悪いとも言えません。ベンゾジアゼピンは人を落ち着かせ、不安を和らげるのに役立ちます。しかし、精神的な問題それ自体を解決しない限り、私たちの求める心の平穏は得られないのです