不活発の愛を呼びおこす

25 2月, 2018

不活発の愛は、かごに閉じ込められた鳥のようです。その歌や心臓の音を聞くことはできます。でも、羽を広げ、自由に飛ぶことができないのです。愛し合うたくさんのカップルが経験してきたことかと思います。お互いに深い愛情を持っていて、それを理解しています。でも、それを全力で表現しないがために、魔法で溢れた人生にならないのです。

この感情は混乱を招くかもしれません。愛情は感じるけど、もうその人のことを愛していないのではないかと感じるかもしれません。でも、その人を失いたくないと思っているなら、あなたは不活発な愛を経験しています。そうでなくても、あなたは疑念を抱いています。恋愛関係にワクワクしなくなってしまったのだろうか?本当に愛だろうか、それともただの習慣だろうか?

 

「心に愛を持っていなさい。愛のない人生は、花が死んだ太陽のない庭です。」
–オスカー・ワイルド–

何年か一緒にいるとほとんどすべてのカップルがこのような疑問を抱きます。アメリカのフロリダ州立大学の研究者たちは、自分たち自身にこの疑問を投げかけました。恋愛関係に特定の変化を与えると再び愛が花咲くかどうかを調べる研究を作り出しました。そしてその結果は、イエスです。

恋に落ちてから不活発の愛になるまで

恋愛関係の最初の段階が最もワクワクすることはみんな知っているかと思います。恋に落ちると我々が呼ぶ最初の段階では、別の世界に生きているような感覚に陥ります。蝶がお腹をくすぐっているかのように感じます。それを超えると、すべてが理解できたように感じます。普通なことはありません。すべてが完全で真実です。なくなっていたパズルのピースを見つけたような感覚です。パズルが完成されると、喜びにあふれた美しい絵が浮かび上がります。

木のカップル

 

恋に落ちると、永遠に続くような気になります。それは素晴らしい感情で、手放したくありません。しかし、それをキープしたいという思いとは裏腹に、最初のステージの魔法は徐々に薄れていきます。胸のトキめきが弱くなります。永遠にも限界があります。愛がお皿に乗せられた食べ物であるなら、わたしたちは見栄えを崩しながら(そうしようと決めたのは自分ですが) 食べてしまいます。

この時点で落胆します。相手の好きじゃない面を見つけてしまうことは、珍しくありません。夢から覚めて、現実に戻ります。それは、いつもちょっとがっかりさせされるものです。しかし、パートナーと強い絆を持っているなら、この変化をうまく切り抜け、別のステージに行けるはずです。ワクワク度は下がるかもしれませんが、もっと深いステージです。

時間が経つと、以前感じた感情が懐かしくなります。このなつかしさが、まだ愛が存在するのか自分に疑問を投げかける原因になります。単純に変わってしまったのか、そもそもそこに存在しないのか。

パートナーのことを拒否することはないかもしれませんが、はじめと同じような情熱を感じないかもしれません。関係を終わらせたくないけど、ちょっと無関心になっているかもしれません。相手のために喜んでしていたことも、ただの雑用になってきたと気づくかもしれません。

これこそが、フロリダ州立大学の研究者が研究したステージです。彼らは、関係を生き返らせるための鍵も発見しました。次の項目で見てみましょう。

不活発の愛を起こす方法

不活発の愛状態の際には、カップルがお互いを自動的に一連のイメージやアイディアと関連付けていることがわかりました。無意識のうちにこれらが頭に浮かびます。 例えば、パートナーを見るとき、意識のなかでスリッパのイメージを投影した女性がいます。あるいは、パートナーを見て皿でいっぱいのシンクを思い浮かべた男性もいました。

ハート

科学者たちは、カップルたちにこのような自動イメージを変えるように訓練したらどうなるだろうかと考えました。この仮定をもとに行われた実験は、カップルたちにパートナーに新しいポジティブなイメージを関連させることに焦点を置きました。古いスリッパを思い浮かべる代わりに、子犬を思い浮かべることです。皿で溢れたシンクではなく、かわいい動物を思い浮かべることです。

心理学者たちはオペラント条件づけを利用しました。つまり、被験者が自分のパートナーに対してポジティブなイメージを抱いたとき報酬を与えました。ポジティブなイメージでなかった時、負の強化、または何も与えませんでした。実験は144のボランティアのカップルによって行われました。客観的な結果を得るため、カップルの中にはポジティブなイメージを与えられたものと、中立的なイメージを与えられたものがいます。

この実験は、研究者の「不活発の愛」に関する仮説が正しかったことを証明しています。パートナーを条件づけるポジティブなイメージを受け取ったカップルは、自分たちの関係が生き返ったように感じました。中立的なイメージ (例えばフォークのイメージなど)を与えられたカップルには、大きな変化は見られませんでした。 この実験は、愛は脳内で変化し、適応するもので、連想の影響を受けやすいということを明らかにしました。

愛は救出され強化されれば生き返る、ということも証明されました。お互いのイメージに関連性とポジティブな刺激を生み出すことがカギです。もしかしたら、カップルがお互いを尊敬できる点がいくつかある場合に愛を活発に保てるのは、これが理由かもしれません。

キス