現実的になり、自尊心を高める

· 2018年10月25日

自尊心を高めることは、様々なセラピーの目的のひとつとなっており、私達を正しい道へと導く方法の一つでもあります。自尊心が高いと、心の免疫も高まり、抵抗力を保持できます。では、自尊心を高めるには、どうしたら良いのでしょうか?

自尊心を高めるためには、心理的挑戦に直面した時のように、ツールやストラテジーを利用する必要があります。それは、自尊心の奥深い所を見ると、様々な要因が隠れているためです。その中で重要なものに、貢献度があります。自分の身に起こることに対して、自分がどのくらい影響しているかということです。

「自尊心の低い人は、まるで、ハンドブレーキをかけたまま人生を進んでいるようだ」

-マックスウェル・マルツ-

自分と物事の関係と自尊心への影響

自尊心が低い人の場合、自分の身に起こることは自分のせいであり、変えることはできないと考えがちです。「不運」だったことも、自分のせいだと考えます。例えば、恋人と別れた時、自尊心の低い人はどのように考えるでしょう?彼らは、関係が終わってしまったのは、自分のせいだと思い込みます。

膝を抱える女性

「自分は相手より劣っていた」「自分は、相手には見合わない」「全て自分のせいだ」とネガティブ思考に陥ります。実際は、恋人との関係が終わる時、両方に非があることは少なくありません。例え、二人ともが一人を責めていても、実際には、片方だけが悪いと言うことはないのです

恋人と別れた後、罪悪感を感じることはよくあることです。そんな時、自尊心が高い人は、現実的に考え、負担を和らげ、自分が崩れてしまわないようにします。それが、別れ以外のどんな状況であっても、同じようにします。

一方、自尊心の低い人は、彼らの身に起こった良いことに対して、それを自分ではなく、誰かや何かのおかげだと考えます。例えば、昇進した時、それは、自分の努力ではなく、上司が優しいからだと考えます。そして、褒められるなどの良い機会があっても、自分自身に関して、良い感情をいだくことがないのです。

「自分を大事にしなければ、時間を大事にできない。時間を大事にできなければ、なにをしても時間の無駄になる」

-M.スコット・ペック-

自分と物事の関係を学ぶ:自尊心を高める

自分と物事の関係をどのように捉えたら良いのでしょうか?まず、一歩下がり、客観的になることから始めます。そうすると、自分のミスを中心としてではなく、全体が見えてきます。例えばSNSで見る人と自分を比べてみれば分かりますが、自分と物事との関係を楽観的にみすぎると、うまくはいきません。後で、現実に直面した時、あまり良い方向へとは向かいません。

そこで、自分の身に起こった物事に対し、他にどのような要因が影響したのか、自分はどのくらい影響したのかを見極める必要があるのです。自分の努力により良い影響があったのであれば、自分を褒めるべきです。学習し、自尊心を高めましょう。

自尊心を高める

また、何か悪いことが起こった時、それが自分の言動によるものでなければ、また、影響が最小限であれば、自分を責めるのは止めましょう。悪いことばかりを自分のせいにし、自分を罰するのではなく、それを分析し学習しましょう。ミスから学ぶことで、同じことの繰り返しを避け、自尊心を傷つけずにすみます。

「心を豊かにし、喜びを与えてくれるものがあれば、自分のためにそれを生活の中に取り入れよう」

-ジーン・シノダ・ボーレン-

これらの積み重ねで、自分を高めることができます。現実的になり、自分を分析することは、自分の長所と短所を見直すことにつながります。それが、自尊心を高めることになり、本来の自分の力を発揮します。さらに、より良い目標を設定し、その中で自分の力を見出すようになるでしょう。