人と心をつなぐ動物の力

2017年12月11日 in 心理学 0 シェア済み
かわいい犬

動物を愛さずして、本当の尊さ、魂を癒すような感情的目覚めを理解することはできません。犬、猫、その他の動物-どんなに小さくても、どんなにせわしなくても、どんなにユニークでも-動物はあなたの人生を豊かにし、彼らの感情がわたしたちのものと同じように大切なものであることを示してくれます。

ペットを持つことのメリットに関しては、皆さん読んだことがあるかと思います。面白いことに、ペットには人々の健康にも影響があることがわかりました。多くの研究で、動物を飼うことで病院に行く回数が減り、ドイツやオーストリアなどの国々のヘルスケアにおいてはおよそ年間300ユーロの削減が可能になるそうです。

動物を愛するとき、彼らの目に自分が写っているのが見えます。あなたにすべてを期待し、触れることを許し、あなたを笑顔にし、崇高な感情を抱かせます。動物が見返りに求めるのは愛だけです。
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特別な一匹を家に連れ帰った日のこと、その動物が自分の世界と心を大きく変えたことを、どんな人も愛おしそうに話します。犬を飼ったり、道端でお腹を空かせ汚れて愛を欲している猫を拾ったりすると、何ががあなたの中で目を覚まします。

おかしな機械があなたをいい人間に変えるようギア変更しているかのように、あなたの中に光が差し込んでくるような感覚を得ます。

猫とちょうちょ

アニマルセラピー

かなり前に世界への興味を失ってしまったアルツハイマー病のクラウディアのケースを見てみましょう。老人ホームでのどんなアクティビティーにも興味を示さなかったクラウディアが、たった一つ興味を示したことがありました。セラピー用に訓練された犬が4匹老人ホームに連れてこられた時のことです。

クラウディアは、そのうちの一匹をとても気に入りました。一目見るなり表情が明るくなり、エネルギーが満ち溢れ、現実と再びつながりました。数秒後、クラウディアはその犬を腕に抱きキスをして、たくさん話しかけました。この出会いのお陰で、クラウディアの薬を減らすことが可能になりました。動物が最高の薬となったのです。

「Frontiers in Psychology」という学術雑誌に発表された研究によると、この「目覚め」は、愛と愛情のホルモンとして知られるオキシトシンが分泌されたことによって起こったのではないかとされています。その分泌レベルが上がると、もっと精神的・生理的反応が起こります。それによって、注意力が増し、感情に関連するすべての物への反応が良くなります。(ハグ、愛撫、愛情表現など)

子どもと犬

動物のまなざし

時に、動物は見つめるだけで人間よりも感情的なつながりを構築することができます。動物は、シンプルなジェスチャーやまなざしだけで感情的なつながりを生み出すことができる、素晴らしい能力を持っています。事実、動物と飼い主の視覚的なコンタクトは本物で偽りがなく、彼らの絆を強めてくれるということがわかっています。

様々な形の愛があります。しかし、動物に対する愛は例外です。わたしたちの中の一番いいものを引き出し、より良い人間になる手助けをしてくれます。
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サイエンス誌に発表された面白い研究によると、犬はわたしたちの目を見るだけで、人間の笑顔を認識することができ、共感をあわらし、わたしたちの感情を読み取ることができます。これは、種族や体の大きさを超える比類ない絆を構築し、長年共に進化してきた結果です。遺伝子とこころからの絆の結果です。

サルと猫

ペットの目にうつる人

自分のペットの目は自分の魂をうつしだす最高の鏡だというひとがいます。これはあながち嘘だとも言えないことです。

  • 自分が飼っている動物が逃げ出して、目に恐怖を浮かべていたら、何かがおかしいはずです。恐怖は、ネガティブな感情に巣くいます。
  • 最悪のムードで細かい砂が目に入って痛いかのように泣いて家に帰ってきて、飼い犬や飼い猫の目にうつしだされた自分の姿を見ることほど癒されることはありません。ペットがハグしてくれて、全部大丈夫だよ、と言ってくれているかのような気持ちになります。
  • ペットにとって、あなたは世界で最も美しい人です。餌をあげるからという理由だけではありません。あなたから愛情を受けたいと思っています。
  • ペットの目を見ることは、ありのままの自分を受け入れることを促してくれる鏡でもあります。彼らの目には偽りがなく、自分の問題、不安、ストレスを相対化できる別の見方を見せてくれます。ただペットをハグしましょう。そうするだけで、世界はすべて丸く収まります。
    馬の頭を抱く女性

ペットによって分泌されるオキシトシンは、現実とつながることを助け、ペットからの愛情と日々の嵐を切りぬけるための希望を結び付けてくれます。動物を愛することを知るまでは、わたしたちはずっと眠りに落ちているようなものです。

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