自己愛を高める簡単なステップ7つ

自己愛を高める簡単なステップ7つ

最後の更新: 18 1月, 2018

自己愛は大変人気のある用語ですが、必ずしもよく理解されているというわけではありません。自己愛は行動ではなく、むしろ、自分で自分に対して満足できると状態のことです。こうした意味で、自己愛は健康全般のために重要なものです。それは他人とどのように接するかに影響します。職場でどのような自分のイメージを投影するか、そして問題をどのように対処するかにも影響します。

自己愛は個人の健康の土台となる要素です。しかし、自己愛を実践することは多くの人にとって挑戦となります。深刻な困難に直面している時は特にそうです。自己愛とはナルシストになることではなく、自分と触れ合い、自分の健康と自分の幸せに触れ合うことなのです。

自己愛とは?

自己愛とは単純に自分のイメージを保つことで得られる気持ちの良い状態ではありません。あるいは、心に響く引用や愛する人と上質な時を過ごすことで得られるものでもありません。または、一人で楽しむ活動に喜びを覚えることで得られるものですらありません。これらや他の活動がどれだけ満足のいくものであっても、これは自己愛ではありません。

自己愛は、私達の肉体的健康や心理的健康をサポートし、精神面での成長を刺激する行動から育まれる自己賛美の状態です。

手でハートをかたどる

自己愛はダイナミックです。それは私達が成熟した人間になれるような行動を通して育まれます。自分の中にある自己愛を広げる形で行動する時、私達は自分の弱さと強さをうまく受け入れることができるようになっていきます。また、自分の欠陥を説明する必要があまり感じられなくなります。

自己愛は、自身の意味を見つけようと闘う自分に対して思いやりを感じさせてくれます。だから自分の目的や価値観、自分の努力を通じて達成しようと願うものにもっと集中させてくれるのです。

「自分をまず愛しなさい。そうすれば、他の全てはついてくるでしょう。この世で何かを成し遂げるためには、自分を心から愛さなければならないのです。」

ールシル・ボール

自己愛を高める7つのステップ

  • 警戒心と自覚を保ちましょう。強い自己愛を持っている人は、自分が何を考え、感じ、欲しているかを知っている傾向にあります。そうした人達は、自分という存在を自覚しており、それを実践しています。彼らは他人が求めているものや、他人に求められているものに従って行動したりしません。
  • 自分の願望ではなく、ニーズに従って行動しましょう。愛するということは他人の望みを叶えるということではなく、むしろ、相手が必要としているものを提供するということです。自分を愛するということは、これと同じ前提の下に成り立っています。自分に何が必要かに集中することで、あまり健全でない反射的な行動パターンから離れておくことができるのです。こうした反射的な行動パターンはあなたに問題をもたらしたり、過去に縛り付けた状態にしてしまいます。
ハートを地面に描く女の子
  • 自分をよく労わることを実践しましょう。自分をもっと愛する方法は自分の基本的な必要性をうまく処理することです。自分を愛している人は日々、健全な活動をして自分を育んでいます。これには、良い栄養バランス、運動、良い睡眠の習慣を維持することや、健全で親密な社交生活が含まれます。
  • 限度を確立しましょう。自分を愛している人は、限度を確立し、自分に身体的に、感情的に、あるいは精神的に影響するものに対して「ノー」と言える強さを持っています。
  • 有毒な人から自分を守りましょう。自己愛のある人は有毒な人から自分を守り、自分の魂を毒に冒そうとする人に自分の時間を費やしたリしません。
  • 自分を許しましょう。人間として私達は、自分に辛く当たってしまいます。しかし、自分の行動に責任を持つこととは、こうした行動をした自分を永遠に罰することではありません。自己愛を持っている人は自分の犯した失敗から学び、身の程をわきまえ、自分を許しています。
  • 意図を持って生きましょう。自分をもっと受け入れ愛し、自分の人生で何が起こっているかに自覚を持ち続けているためには、少なくとも目的感を持つことが良いでしょう。自分の意図が有意義で健全な人生を生きることであれば、この意図を支える決断を下すべきです。こうすることで、この目的感を達成できた時に、自分に満足でき、自分らしくいることに満足することができるでしょう。目標にした事を達成する自分をイメージとして持つことができると、強い自己愛を持つことができるでしょう。ですから、これを実践するには、自分の意図が何かということを確立する必要があります。

自分を愛する以上に他の人を愛することはできません。ですから、他人に愛を与えられるようになるためには、自分を愛することを学ぶことは絶対必要なのです。


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