人生の変化は新たな一歩

人生の変化は新たな一歩

最後の更新: 28 8月, 2019

本当の知性というものは、顔を上げて変化に順応する方法を知っていることである、ということを皆いつか理解します。結局のところ、永遠に続くものなどなく、そして去っていくものも本当に失われるわけではありません。

変化に抵抗することで、ひどく傷つくこともあります。受け入れるということは、変化がなければ卵から孵った幼虫が美しい蝶へと成長することもない、と理解することなのです。

興味深いのは、私たち人間が現在の進化形態に至ったのは変化のお陰だということです。また、一つ一つの小さな革新がもたらした進化プロセスのお陰です。しかし脳は、不変的で安定した危険のないコンフォートゾーンを好みます。ところが、新しいことが何も起こらない平安で安全な範囲では、必然的に不満やいらだちがうまれます。

「変化の風が吹くとき、壁を作る人がいる。一方で風車小屋を作る人もいる。」
-中国故事-

チャールズ・ダーウィンは著書の中でこのように述べています。

複雑でときに脅迫的なこの世界を生き抜ぬく人は、最も強い人でも最も知性のある人でもないのです。それは、変化に順応できる人です。しかし、どうすれば良いのか誰も教えてはくれません。誰かがいなくなったとき、強くいられるような教育を私たちは受けていません。時の流れをどう受け入れたらいいかに関するマニュアルも持っていません。もうちょっとだけ幸せでいるために姿勢を変えようとしても、どんなスキルが必要かも教えられていません。

デヴィッド・ボウイが「Changes」という歌の中で説明しているように、 時には振り向いて、 未知のもの、そして時に間違った道を歩みながらも待ち続けていた「何か」に向き合う必要があるのです。

花から吊られたくじら

女性の中の変化: 危機と革命

女性の変化というと、幼少期から青春時代、あるいは青春時代から成熟期への移行をすぐに思い浮かべます。これらの変化の時期には、ホルモンの変化が、私たちを新しい挑戦や学びへと向き合うステージへ駆り立てます。しかし、本当に重要なのは肉体やホルモンの特徴ではなく、感情の変化と新しい姿勢の発達です。

ボウイは彼の曲の中でこう言っています。「何を待っていたのかまだわからないんだ。」

これは、私たちの人生の大部分で、行動を起こさずただ待っている時期に誰もが感じることです。しかし面白いのは、研究の結果わかった女性の個としての成長の飛躍は、50代になるまで終わらないということです。

哲学科教授でありユトレヒト大学の人文センター長であるブライドッチ・ロッシは、50代の女性が現代社会が作り上げてきた偏見を取り壊していると主張しています。 困難を乗り越え、新しい生命の充足感に達する新たなステージに女性たちが乗り出しているのです。新たな目的の達成、個人的な自信の向上、離婚は世界の終わりではないという確信によって、彼女たちはこの境地に至ります。また、空っぽの家は鬱の原因にはならないという確信です。

変化は、恐れることなく進み続けるための未開発のルートで、人生そのものに勝つために向き合う新しい機会なのです。

頬紅を塗った女性

変化に伴う3つの感情

変化と言っても、全てがトラウマを引き起こすわけでも、生命の終わりをはらんでいるわけでもありません。ほとんどは、わたしたち個人の成長のプロセスのバランスを整える一歩なのです。しかし、ここで衝突も起こります。前へ進んだり、コンフォートゾーンを超える勇敢な一歩を踏み出したりする必要性を、完全に理解するのは簡単ではないのです。

「始まりを変えることはできない。でも、新しいエンディングはいつでも書ける。」

Harvard Decision Science Laboratoryによる興味深い調査のお陰で、変化を起こすとき、脳が3つのタイプの感情を発動させると証明されました。分析し理解する必要があり、避けることのできない非常にはっきりとした感情です。その感情を表現して前へ進むために、生き、経験しなくてはならない感情です。

もう少し詳しく見てみましょう。

激しい怒り

たまに強い感情を感じることはネガティブなことではありません。例えば、激しい怒りはよいモチベーションとして作用してくれます。今あなたが感じている不快感を、そのままの状態で表してくれるのです。

同じように、リスクを冒し、変化を起こすモチベーションを起こすことに関しては、激しい怒りは一種のコントロール感を与えてくれます。

情熱

激しい怒りには少し矛盾しているように感じるかもしれませんが、情熱が花開きます。 以下のことを心にとめておけば、それはすぐに理解できます。

激しい怒りは私たちが変化を必要としていると説得します。
その「怒り」は、私たちが求めるもののために戦うよう私たちを後押しします。そして、限界に設定されたその目標は、日々私たちをインスパイアします。これによって、私たちは情熱、願い、欲望で満たされます。

鳥が顔を覆った赤毛の少女

羞恥心

変化の装置を発動させ、情熱と幻想で助長させるとき、誤ったプライドに陥ってはいけません。すべてうまくいくと言い聞かせるために毎日自分の姿をみる鏡です。

成功は保証されていません。それゆえに、物事の現実を理解し続けるために冷静で控えめな考え方を持ち続けるほかありません。

変化は気力とインスピレーションを必要とします。軌道から外れないように、生命のコンパスを常に安定させることも必要です。そして、私たちが経験するそれぞれの変化の間、常に安全で穏やかな充足感のあるコースを辿るためにもです。


このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。