自尊心:自己愛の舞

· 2018年4月4日

自尊心とは何かということを理解するには、頭が鏡のように機能していることを理解しなければいけません。私達の頭は感覚が捉える全てをとても特殊な形で反映しています。どうにかして必ずはめなければいけないパズルのピースのように全てを知覚しているのです。

全てをうまくはめられた時、頭は快感を感じます。そして、うまくはめられなかった時には、頭は少し不快感を覚えます。この特殊な鏡は、広く言うと、自分自身を含めた自分の周りの人達のイメージも知覚します。この自分自身のイメージが他ならぬ自尊心です。

自尊心のことは感覚が織りなす舞のように考えましょう。自身への愛という大きなパズルを組み立てるにあたって、私達がする小さな動き一つ一つが描きあげるものが舞となるのです。

鏡をのぞく女の子

なぜ自尊心が重要なのか

答えは単純です。自尊心が私達が行うあらゆることの中に顕在するからです。シェフが秘密である魔法の食材をレシピに加えるように、私達も自尊心を自分の行為に付け加えているのです。私達の自身の捉え方は、頑張ろうと決めた目標や他人の扱い方への条件となります。

ですから、自尊心が低いと、自分のポテンシャルを明らかに下回っている目標を撃ち落とすになります。そして、コンフォートゾーンを出る可能性がぐっと低くなり、それがまた自分のポテンシャルを傷つけるのです。

低い自尊心は他人との関係にも影響を及ぼします。それは臆病の源となり、自己を肯定することを恐れる原因となります。低い自尊心によって、あたかも自分が他人に劣っているように感じ、そのように行動してしまうのです。

また、低い自尊心は、マイナス思考を助長させる原因ともなります。あなたも次のような光景を一度は目撃したことがあるでしょう。ある人が然るべき報酬を受け取りました。しかし、それにも関わらず、その人はその報酬を受け取るに値しないといった様子なのです。マイナスに偏った自身のイメージを持つことは、自分が何かを達成したときにそれを楽しむことを妨げてしまいます。そして、そのために、然るべき形でそうした業績を祝うことを妨げてしまうのです。

女性と白い花

健康な自尊心の特徴とは何か

健康な自尊心には、脆弱性があります。自分のイメージの基礎が強固なものなら、それを守る必要はありません。よそよそしい態度やはにかみといった殻に隠れたり、自己中心主義や他人への服従といった殻の影に隠れたりする必要もありません。健全な自尊心は固く限定されたものではありません。なぜなら、それは進化し、私達と共に成長するものだからです。

更に、健全な自尊心は自己中心主義に伴う競争主義や盲目がない状態です。それは脆弱だからこそ、感情が真にそのままであることができ、だからこそ、その感情が自分の一部を形成することができるのです。健全な自尊心は成功にも失敗にも同じ重みを与えます。そして、行動や物事の意図を考慮するのです。

健全な自尊心は、愛を生み、寛大さを生み、情熱を生みます。なぜなら、健全な自尊心を通して、私達はみな、何か大切なものを与えることができるということが分かるからです。家族を助け、友達を助け、社会を助け、全世界を助けることができる何かをです。最後に、自分が持っている価値を意識しているからこそ、私達は相手からの感謝を受け入れることができ、またきっと、自分にもそれを与えることができるのです。

ハートで顔を隠す女性

良い自尊心を育むにはどうしたらよいか

自尊心と私達の生活にある他の要素との関係は双方向のものです。良い自尊心を啓蒙するものは、自尊心を育て、強く保ってくれるものと同じなのです。

挑みたい試練を正しく選ぶことがまずは最初の一歩となります。そうすることで、その中で自分の強みを最大限に引き出し、弱点を改善していくことができるのです。そうした試練は大きすぎても小さすぎてもいけません。努力は必要でも大きな犠牲は払わなくてよいものであるべきです。

目標に到達するには程遠いところにいるなと感じたら、より小さめの、身近な目標を設定することが良いでしょう。そうすることで、達成した時に満足感を得ることができます。また、別のアクティビティを目標への道のりに混ぜることも良いでしょう。挫折を経験をした時に一時的に逃避する良い手段となります。

次に、動き続けましょう。健康になり、体を伸ばし、本来あるべきように動かしましょう。そうすることで、引力に任せて、思考が混乱します。そうすることで、思考は解けていきます。

宙に浮くハート型の石

運動について重要な注意すべきことがあります。自分のイメージにとりつかれることは何の助けにもなりません。しかし、自分のイメージをうまく保ち、良い体型に満足することは自尊心にうまく手を貸すことになるのです。

自分のイメージVS他人のイメージ

冒頭でも述べたように、私達の頭の中には二つのイメージが並行して存在してします。このトピックにおいて、自尊心のイメージがいかにユニークで変わったものであるかということを目にしてきました。

自尊心というこの反映された像は、私達に自分がどのような人間であるかというものを教えてくれるだけでなく、自分が他人にどう映っているかということも教えてくれます。そして、ここに矛盾が生じます。自分の前に鏡をどの角度で置くのかを決めるのは、まさに自分の友人、家族、敵、知人だったりするのです。

彼らの意見の推し量り方を知り、必要な重要性を彼らに置くことは、良い自尊心を持つにあたって最後の要因であり、またおそらく最も重要な要因でしょう。外からの意見を注意深く適度に考慮することが自尊心が強い根を張り、脆い皮を張る土壌を肥やしてくれるものになるのです。