隠れうつ病に見られる5つの行動

2019年7月5日
意気消沈したようにみえる人だけが悲しくて孤立しているわけではありません。時に、たくさん笑ったり、友好的すぎたりすると、逆に自分のうつ病を隠しているサインであることもあります。

隠れうつ病は、一般に知られるうつ病の症状とは異なります。うつ病であることを隠す特性があります。実際この状況を見落としてしまっているのはうつ病に苦しんでいる本人自身です。無意識のうちに痛みを大したことではないとし、無視する傾向があります。

うつ病の症状を隠したり美化しようとするこのプロセスは、無意識です。意図的に感じないふりをしているわけではありません。対処できない痛みから身を守る方法だと言えるでしょう。

自分自身や他人から問題を隠すことは前向きな思考ではありません。逆に問題を悪化させるだけです。今回はうつ病を隠している人に見られる5つの兆候をご紹介します。

1.過剰なほど社交的

うつ病を隠している人は、1人で過ごしたくないため単独でいることを望みません。周囲に人がいないと、悲しみやネガティブな感情が生まれやすくなるからです。

これが過剰なほどに社交的になる理由です。集まりや社交イベントを企画したいと常に考えています。それがうまくいかなかった場合は家族、親戚、友人、または同僚に声をかけます。孤独になると様々なことを考え、負の感情が生まれやすいので、ひとりでいることを望まないのです。

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隠れうつ病に見られる5つの行動

2.幸せアピールをする

大げさなほど幸せをアピールするこの行動は、惨めな気持ちを埋めようとする結果生まれることが多いようです。隠されたうつ病を患っている人々は幸せを自慢する傾向があります。例えば最近どうかと尋ねると、「うん、まぁまぁだよ」とうい代わりに「すごい充実してる」、「最高だよ」といった答えが返ってきます。

先に述べたように、これは無意識のうちに行われています。自分自身や他人に、どれほど自分は“幸せ”で”素晴らし​​い”のかをアピールしているのです。一時的に不快感を和らげ、うつ病であることを否定するスモークスクリーンのような役目をしています。

3.過去について繰り返し話す

隠れうつ病においても、一般的なうつ病と同様過去が主導的な役割を果たしています。隠れうつ病の人が過去についてよく話すのはそのためです。冗談めかして話すかもしれませんが、たびたび話題にします。

過去を過去として考えていないと言う事は、何か過去に未練があるというサインです。その過去がポジティブかネガティブかは問題ではありません。重要なのは、それについて話すたびにすでに経験したことを思い出し続けるということです。過去に強く執着しており、それを手放すことができていないのです。

4.摂食障害

食欲の変化が一時的ではなく継続的であり、時間の経過とともにより明白になる場合、摂食障害が感情的な不快感のサインとなることがあります。摂食障害は、通常より少なく食べる、通常より多く食べる、または食べる行為をコントロールできないなどが挙げられます。

特定の食品に嫌悪感を示したり、消化器系の問題を頻繁に起こすこともあります。また、特定の食べ物や、特定の方法で食べることにこだわる人もいます。

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5.睡眠障害

食事と同様に、睡眠障害が様々な形で現れます。一般的に、睡眠不足もしくは睡眠過多になることが多いです。

夜行性になったり、横になって寝ることができなくなったり、断続的な夢を見続ける等の症状も現れる場合があります。

これらのサインが現れたら慎重に対処するべきです。うつ病は悲しみや否定の感情があらわれるだけでなく、様々な症状を発症します。したがって、よく訓練された専門家にかかり治療することが重要です。

  • Lidice, J., Valdés, Y., Quevedo, C., & Torres, V. (2007). Depresión oculta en sujetos que laboran en condiciones complejas. Rev Cubana Med Milit, 36(2), 1-6.