悲しみを認めることは勇敢なこと

2018年6月20日 in 感情 0 シェア済み
悲しむ女性

今まであなたは何回悲しみにフタをしようとしましたか?幼少期から、社会は悲しみを乗り越え勇敢になるよう教えてきました。いつも強くあり、恐れていてはいけない、そして悲しみからは何も学べないと言われてきたのです。また、幸せは望まれる健康的な感情のみだけだという考えもあるでしょう。しかし、それは幸せではないように思えます。

もちろん、悲しみは否定的な要素を含んだ感情の一つです。しかし、それをポジティブなものに変えることが出来るとしたらどうでしょう?悲しみを認めることは難しいですが、そこから学べるかもしれません。そして、悲しみにフタをする代わりに、空間を与えてあげるのです。

悲しみを認める:基本的な感情の一つ

家族の誰かが亡くなる、別れ、失業、病気、そして、期待や理想を達成出来ないなどの状況は私達に悲しみを残します。それは、まず原因に対する怒りから来るので、悲しみは一時的なものではない可能性もあります。

また、悲しみと落ち込むことには非常に大切な違いがあります。落ち込むことやうつ病は感情ではなく病気で、長期に渡りあなたを苦しめます。さらに、この症状の診断には激しい悲しみや持続的な悲しみの状態がついてくるのです。このような重大な違いがあるにも関わらず、悲しみを落ち込むことと同じように捉え、「良くなる」ように努力するのです。

涙を流す女性

うつ病は、ただ悲しいだけでなく、睡眠障害や好きなことに対する無関心、人との繋がりを無くす、罪悪感などの症状をもたらします。もし、あなたにこのような症状が見られたら、すぐに専門家の助けを求めてください。

しかし、悲しみは感情であり、自分を知る為の独特な機会となるのです。ある研究では、悲しみは私達が誰かを失った後に、反応するのを助けるために体を活性させる感情だと述べました。さらに、これは病院で受ける治療ではなく、愛する人のサポートが必要な感情なのです。

「人生が奇妙で衝撃的だった時のことを思い出す。でも、今は違うリズムに体を揺らしている。意味も先に希望もない人生を生きたものだった。時間の経過を図るのは喪失だけ―仕事の喪失、車の喪失…そして、息子。」

-「The United States of Leland」(映画)-

涙の意味

私達人間は涙を流す生き物ですが、そこに含まれる謎について完全に理解していません。研究では、人間は社会的な生き物なので、涙は解放を担い、私達に快適なものが必要だと伝える役割があると述べています。

また、私達が泣くのは一つの理由だけではありません。私達は幸せな時や、誰かと共感する時、怒りを表現する時、そして映画を見ている時に泣くこともあります。そして、一つ一つの涙に意味があるのです。

涙の瞳

涙を悪く捉えることで私達は強くなったり、良い人間になれるわけではありません。私達は他人の言うことを元に単純に行動をすることがあるのです。もし、泣いたことがない人は何かが正常に動いてないと言えるでしょう。

また、泣くことは私達を落ち着かせ、不安を和らげてくれます。そして、呼吸を整えるように働くのです。そして、涙を流すことは、自分の気持ちに誠実になり、誰かと繋がっている行動なのです。また、涙を流すことで細菌から体を守る機能もあるのです。では、なぜこの行為のどこに間違いがあるのでしょうか?

「泣かずに強くなれ」:悲しみを認めない時

簡単に泣いてしまう人は、何回誰かにいじめられたでしょう?「強くなれ」、「弱い人間だけが泣くんだぞ」、「泣くなんて馬鹿みたい」、「子どもみたいだね」と言われることがあるはずです。残念ながら、私達はこのような言葉を耳にし過ぎて、自分の涙のセンサーとしてしまいました。

もちろん、このような言葉に対して理解もあると思います。また、そこに悪い意図はないかもしれません。結局これは、私達が勝手に聞いて学んでしまう言葉なのでしょう。何かを言わなければいけない時のレパートリーの一つであり、気づくことなく自動的に共有しているのです。

悲しみの顔

ですので、このようなフレーズは有害なものとは言えません。メッセージの許容と社会化は、次世代の栄養となってくれます。そして、子どもは大人に成長するステップとしてこれを素早く取り入れます。

しかし、私達は悲しみを認め、全ての感情の役割を理解する責任があります。どのような価値観が感情にあっても、それを受け入れ、命を宿すことで、その感情はポジティブな役割を果たすことが出来るのです。

一方、理論的には、感情の部分と論理的な部分を分けることは非常に教育的なことです。しかし、機能的にはこのプロセスが混ざっている傾向があることを忘れてはいけません。

「笑えるときに笑え。必要な時に泣け。」

-エル・チョージン-

簡潔に言うと、悲しみは数ある感情の中の一つで、よく使用します。そして、それは私達の大きな味方なのです。ですので、それを闘おうとしないでください。敵として扱い、闘おうとしてしまうと、悲しみはあなたをさらに臆病にして、苦しみを与えるのです。

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