感情の距離:それは物理的なものより大きい

· 2018年1月16日

時には、距離は単位で計れるものではありません。体ではなく魂の間に存在する距離もあるのです。物理的に距離を縮めることは出来ますが、遠く感じてしまう事もあります。あなたに触れることも出来るのに、隣にいないような気持ちになるのです。どのような関係でも距離という存在は敵になり、距離が広がる事で、相手と築いた架け橋を渡るのが難しくなり、挑戦する気持ちを失うのです。私達はお互いの為に築いた架け橋を、平等にメンテナンスする力も、壊してしまう力もあるのです。

距離を縮めるために毎日会ったり、コンスタントに連絡をとる必要はありません。あなたに必要なのは、関係を特別な気持ちにしてくれる、お互いを繋ぐ結びつきと理解なのです。それは、会えた時の気持ちやその人を恋しく思う理由の両方を意味しています。しかし、本当にあなたはその人が恋しいですか?

「あなたが恋しいです。でも恋しいという言葉では私の気持ちを表しきれません。恋しいという感情は私の胸の中にはないからです。あなたがいないという事が、私の体を駆け巡り、私は家のあらゆる場所にあなたの匂いを感じるのです。恋しくはありません。私はもっとあなたが欲しいのです。」-アレハンドロ・セパルサ-

記憶を恋しく思う時、それは、あなたが今までにした旅に憧れを思うもので、あなたの心の一部として存在しているのです。しかし、誰かを恋しく思う時、あなたは同じ場所にいたいと思い、その終わりのない旅の憧れのようなものを、その人と一緒に出来るように求めます。そして、お互いが一緒になれる為に闘いが起こるのです。

遠距離恋愛

遠距離での交際・交友関係はコミュニケーションを難しくし、それが恋人、友達、家族であっても関係を薄いものにしてしまいます。そして、出来てしまった距離を近づけたり、心を繋ぐ為にもっと努力する必要が生まれるのです。長期的にお互いに会うことがなくても、一緒にいたいという欲望や情熱があれば、今まで一緒にいた時間がその気持ちを最大限活かして、お互いの絆を強くしてくれます。

抱き合う女性と黒い男性の影

距離があり、物理的な接触がなくなる事は、その関係におけるコミュニケーションと親密さへの挑戦です。この件に関し、香港大学教授のクリスタル・ジャンやコーネル大学のジェフリー・ハンコックは研究としてデモンストレーションを行いました。遠距離での交際を維持するには両方の努力が要求されます。時間が経過しても、また会えると、お互いが物理的にではなく、精神的に離れることのないようにする努力が必要になるということなのです。

今自分にあるチャンスを活用する

別れなければいけなかった家族や引っ越し、転勤により、パートナーと一緒に住んでいない人は年々増えています。しかし、あなたを諦めさせたり、疎遠にさせたりする距離を許すことを、選択肢として残す必要はありません。

ビデオチャットやメッセージ、電話などで、今あなたが持っているチャンスを活用し、コミュニケーションを改善することは必要です。テクノロジーの進歩はお互いが離れていても、より感情を近づける事に非常に役立っています。

相手に信頼を持つことは、自分を困難な状況でも落ち着かせ、架け橋を築くサポートにもなります。そうして、あなたが待っている人に対してどれだけ価値があるかを学ぶのです。時には、相手を抱きしめたり、相手と一緒にいたいという欲望を失うかもしれません。しかし、誰かを恋しく思うという美しい行為は、意識を高め、関係をまた新鮮なものにしてくれるのです。

「彼女を思いやることを日々忘れないでください。明日あなたはもしかすると、彼女を見ることが出来ず、頭の中で思い描くことしか出来ないかもしれません。」

-ガブリエル・ガルシア=マルケス-

握り合う手

距離がツラくなった時は、相手と一緒に過ごす時間を活用し、お互いの心を近づけてください。そして、会える日を設ける努力をしましょう。確かな希望を持つ事はいつも、いつでも、良い事なのです。