共感疲労に苦しんでいますか?

共感疲労に苦しんでいますか?

最後の更新: 18 1月, 2019

思いやりというのは、個人的な人間関係ではメリットの多い性質です。相手の気持ちに立って考えることに加えて、彼らの感情を認識し理解することもできます。しかし、思いやりがありすぎると、チャールズ・フィグリーが「共感疲労」と定義している症状に苦しむことになるかもしれません。

共感疲労は、適切に処理しないと危険で悪い影響を及ぼします。共感疲労を素早く見抜くことができなければ、副次的なトラウマ燃え尽き症候群に陥るかもしれません。

大抵、共感疲労は苦しんでいたり、不快感があったり、痛みを感じている患者やクライアントを扱っている仕事の人に多く見られます。特に、臨床心理士、ソーシャルワーカー、日ごろから患者のお世話をする医師、看護師です。思いやりと共感は、ヘルスケアの職業においては重要なスキルです。しかし、正しいツールがなければ、思いやりの副産物は深刻な問題になります。

見つめる


他人の感情的な痛み

共感疲労はヘルスケア業界にいる人への影響が多く見られますが、そのようなリスクを伴わない職業にもみられます。共感力が高く、他人の感情的な痛みを気にかけてしまいすぎる人にも見られる症状です。

しかし、他人の痛みを理解することと、それを感じることは違います。後者は、共感的すぎる人に起こります。他人の痛みが自分の痛みになったかのように感じられるんです。結果、これらの人と時間を過ごしすぎることで、共感疲労になります。

共感疲労の症状のいくつかは、感情的な疲労、孤独感、混乱、感情の抑制です。

すでに指摘したように、特定のツールを使うことでこの病気を治療し予防することができます。意識することは様々な意味で重要です。まず、他人の感情にはまってしまうことを避けられます。2つ目に、自分自身の健康を守り気分を制御するために、心理的な距離を置くことができます。

「他人が感じていることがわたしの中で共鳴する。相手が苦しんでいる時、その影響は明白だ。」

-ホセ・カルロス-

苦しみ


共感疲労のためのツール

共感疲労と戦うために使えるツールを見ていきましょう。助けを必要とする人と交流する仕事の人には特に役立ちます。あるいは、とても共感的で、それによる介入的な思考、エネルギーの減少、不安の増加、ネガティブな感情の身体化や無関心に苦しむ人にも役にたちます。

  • 友達と交流する。感情的重荷を和らげてくれます。友達と意見を交換することは、問題に向き合う助けとなります。
  • 家族の支援家族と話すことは、気持ちを吐き出して仕事や個人の問題から一時的に遠ざかることです。
  • 楽しいアクティビティー。スポーツでもガーデニングのような趣味でも、自分のための時間を作りましょう。
  • 心理的治療。これらのツールを使い、専門家に相談して、治療的なエクササイズを行うことは、共感疲労の治療のために必要です。

スイッチを切って、共感的になりすぎることで起こる疲労に対処できるように情報を得て訓練する方法を学ぶこともできます。それから、思いやりを持つことをやめないことも重要です。これらのツールは、むしろ自分の健康を守るための方法として役に立ちます。

「けがをした人に気分を聞かない。自分自身がけがをした人になる。」

-ウォルト・ホイットマン-

セラピー


最後に

共感疲労は、私たちに罪悪感を感じさせることがあります。特に、精神的に疲れていて、共感する能力を失ったと感じるときです。しかし、これは適切に自分を制御して守る方法を知らずに共感的になっていた結果です。

ご紹介したツールが、共感の疲労の対処や感じている他の問題に立ち向かう助けになれば幸いです。結局、どれも実践すべきことです。こうすることで気分が改善します。

いずれにせよ、共感疲労に苦しんでいると思ったら、専門家の助けを得ることを躊躇しないでください。臨床心理士は何があなたに効果的かを特定して、治療の道のりを支援します。そうすることで、共感的な人でい続けながら、自分の健康を守るツールを活用することができます。

こちらの記事もおすすめ
介護症候群とその二次的被害
こころの探検で読むことができます。 こころの探検
介護症候群とその二次的被害

一年中毎日24時間働き詰めの仕事に就くのはいかがですか?これは介護が必要な人のケアをするたくさんの人が経験していることです。しかし、この役割はある特定の状況下では、介護症候群と呼ばれるものに昇華してしまうこともあるのです。介護が必要な人に常に注目していなければならないので、とても大きなストレスがかかります。



  • Campos-Vidal, J. F., Cardona-Cardona, J., & Cuartero-Castañer, M. E. (2017). Afrontar el desgaste: cuidado y mecanismos paliativos de la fatiga por compasión. Alternativas. Cuadernos de Trabajo Social, (24). https://doi.org/10.14198/ALTERN2017.24.07
  • Fernández-Pinto, I., López-Pérez, B., & Márquez, M. (2008). Empatía: Medidas, teorías y aplicaciones en revisión. Anales de Psicologia24(2), 284–298. https://doi.org/10.6018/42831
  • López, M. B., Filippetti, V. A., & Richaud, M. C. (2014). Empatía: Desde la percepción automática hasta los procesos controlados. Avances En Psicologia Latinoamericana32(1), 37–51. https://doi.org/10.12804/apl32.1.2014.03