分かっているのは、電子機器が大きな影響をもつということです。一般的に、過剰使用しないことが薦められています。長時間近くに置いておかないことです。時々、電子機器から離れ、他に明らかな原因がない健康問題や症状に注意することも必要です。
電子機器と電磁波
磁力汚染の存在は証明されています。電子機器は、電磁波を発生させ、脳へ影響を及ぼします。代表的な2つを見てみましょう:テレビとパソコンです。
1987年、ポーランドのロッズにある職業健康センターで、ある実験が行われました。1日4時間、テレビから足ひとつ分離れた距離に、妊娠しているネズミとオスのネズミを置きました。
その結果、メスは、通常より子の体重が少なく、小さいことが分かりました。オスでは、男性器の重さが減少しました。また、両方で、大脳皮質および視床下部のナトリウムが少なくなっていました。
パソコンにおいても、様々な研究が行われています。パソコン作業をする妊婦は流産しやすいという結果もあります。下記の症状は多く見られるものです:
- 乾燥肌
- 皮膚炎
- ドライアイ
- 顔のニキビや毛穴の開き
- 目の充血
- 疲労
- 頭痛
- ストレス
パソコンから正イオンをもつ電磁波が発生し、さらに画面を見るとき、瞬きの回数が減るため、これらの症状が出ます。イオンは空中を移動し、人はそれを受けています。電子機器は、めまい、立ち眩み、吐き気なども引き起こします。
解決法は、電子機器から90㎝以上離れることです。テレビやパソコンも同様です。新しいものを購入する際は、TCO認証のものにしましょう。
電子機器と社会
電子機器の登場による変化がもっとも大きかったのは、社会生活ではないでしょうか。待ち合わせ、コミュニケーション、新たな出会い、すべてにおいて変わりました。今も変化し続けています。日々のコミュニケーションを大きく変える機能や新しいアプリが、毎年のように出ています。
この新しいコミュニケーションの形には、強引なところがあります。いつでも、どこでも。どこにいるか、何時かは関係ありません。あまり重要でないことでも、メールや電話、メッセージを私達は受け取ります。
一度に、多くのことに敏感でいることが、今日の世の中のルールになっています。メッセージにより、一つのことを何度も邪魔されることがあります。そうすると、今までやっていたことをまた、スタートし直さなければなりません。
これが、ある種の疲れを感じさせる原因になっています。一つのタスクに取り掛かっている時に、何かによって注意がそれ、また、今までしたことに焦点を戻すことによる疲れです。
同じように、今、脳はあらゆる点滅や音、バイブに反応しなければなりません。一言で言うと―まず―脅威・緊急です。恐怖で死ぬということではありません。警告システムが働き、あなたの中にある小さな警報器が鳴り始めます。これが、すぐ、あなたの毎日にたくさんのストレスを増やすことになっています。