産後:なぜこんな風に感じるのか?

産後:なぜこんな風に感じるのか?

最後の更新: 14 2月, 2019

初めて子どもを向かえることは、お母さんやお父さんにとってとても重要な変化です。子どもが生まれたあとに起こる新しい感情の渦の中に過ごしているように感じます。これは新しい環境が普通になるまで続きます。

子どものための新しい変化に加え、産後の最も重要な変化は目には見えないものです。母親が自分の中に抱えている感情です。産後期の感情的・肉体的プロセスです。

産褥と呼ばれるこの時期、お母さんの体は均衡を取り戻していきます。肉体的な部分が元に戻るには、40日程度有します。しかし、自分の生活、パートナーとの生活を取り戻すには、1年かかってしまうこともあります。

「親になるってどんな感じでしょう。最も困難なことのひとつです。しかし、代わりに無条件の愛の意味を教えてくれます。」

-ニコラス・スパークス-

感情の渦:ホルモンの不均衡と肉体的な変化

将来のお母さんが妊娠中にホルモンや感情の変化を感じたら、これは産後も続きます。この時、ホルモンが子宮を収縮させ、胸から母乳を分泌するようにさせます。

  • エストロゲンとプロゲステロンのレベルが減少します。これらは、出産の数か月~1年後、月経が戻って来るときに起こる卵巣周期を担うホルモンです。
  • 子宮を収縮させ母乳を作り出すために、プロラクチンとオキシトシン値があがります。この収縮には痛みを伴う場合があります。
授乳

主産した女性は、内分泌系に大きな変化を経験します。これによって、激しい感情の変化があります。

出産後にすべてが変わる

これらのホルモンによって、母親は赤ちゃんを1番に考えるようになります。プロラクチンとオキシトシンが、赤ちゃんにより注意・注目させるようにします。それ以外の環境からの刺激を、相対的に扱ったり無視したりします。

母親は、自分の赤ちゃんから離れることに不安を感じます。感情が完全に子どもとつながっているからです。自分の周りで起こるすべてに敏感になります。普通に思えるような状況でも圧倒されるように感じます。母親にとっては今はそれが普通に思えないのです。

母親は、以前は重要であったセックスや他の活動への興味を失います。生活は、赤ちゃんに世話、母乳、愛情を与えることが中心になります。

母親は、恐らく鉄分やヨウ素不足だった妊娠中の栄養不足から少しづつ回復します。セロトニンの変化から、腸の変化も感じるかもしれません。変化は他にもあります。

  • 気分の揺れ
  • 睡眠不足
  • 不安
  • 不快感
  • 授乳の困難(乳首の乾燥と痛み)

どれも新しいお母さんに不安、落胆、疲労、いらだち、集中力の欠落、苦悩、恐怖、泣きたい気持ち、ストレス、異常敏感を感じさせ、産後鬱に導くこともあります。

父親の役割

母親におけるこれらの変化に加え、父親は居心地が悪くなったり、自分の役割やすべきことがわからなくなったりします。自分のパートナーを理解できなかったり認識できなかったりして、どう助けたりサポートしたりすべきか思案しているかもしれません。

ベイビー

しかし、一般的には家族は支援しあうものです。そして普通は母親がメインの役割を果たすことが多いようです。これによって、父親やパートナーはより混乱することがあります。父親は、自分のパートナーのそばにいない時でも、役に立つための他の方法を探そうとするかもしれません。

父親になることは、地球上で最もたいへんな仕事のひとつです。別の人間の肉体的、感情的、精神的成長の責任を持つということです。

どうやってもう一度均衡を取り戻せるか

産褥期は、赤ちゃんが中心の新しい生活に慣れるための、普通で一時的な過程であることを覚えておくことが重要です。これを行うためには、肉体的、社交的、感情的変化を受け入れることが必要不可欠です。新しい状況がふつうになるようにして、自分のパートナーと共にどう乗り越えていくか学んでいかなければいけません。

体は賢く、バランスを取り戻す方法を知っています。パートナーとの関係の中で、落ち着いた支援のある環境が必要なだけです。こうすることで、自然と容易にバランスを取り戻せます。

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