成長重視の関係とは?

2019年9月7日

人間関係と不快感は同義語だと考える人は少なくありません。その人達にとって、人間関係は永久の犠牲、不快な場所を表すためでしょう。成功や自己成長という面で言うと、あなたは人間関係をどう考えますか?これについて、他の人はどう考えているでしょう?

ここでは、成長重視の関係(恋愛関係)とその特徴についてお話します。これを読むと、自分が人として成長するのを感じ、コンフォートゾーンを広げることができる関係をもつことは可能だと分かるでしょう。そこまで到達するのは、簡単ではないかもしれませんが、不可能でもありません。また、この投資は価値あるものになるでしょう。

「たまたま成長することはなく、一緒に頑張った結果である。」

-ジェームズ・キャッシュ・ペニー-

 

成長重視の関係:どのようなもの?

ベストな自分を引き出す

対人関係は、私達のベストそしてワーストを引き出します。人間関係で、幸せを体感し、同じように、疑わしい状況や困難な瞬間を体感します。成長重視の関係では、害を最小限にし、良い状況を最大限に生かします。これにより、二人とも、ベストな自分を引き出すことができます。

「ベストな自分を引き出す関係」とはどういうものでしょう?人生で前へ進む助けになり、気分を高め、より良い人になるような刺激を受ける関係です。

成長重視の関係はすぐに分かります。この関係にいる人は、幸せに見え、パートナーと将来について話します。総じて、関係そのものや相手に尊敬の姿勢を示すものです。

成長重視の関係

人間関係と仕事上の挑戦

アメリカ心理学会(APA)が発表したアッカーマン、グリスキビウス、リーによる2011年の研究によると、プロとして成長することができ、挑戦することができる人は、リスクを負い、自分の時間の大部分を専門性や個人のプロジェクトに費やすことを意味することが多いと言います。

この場合、人間関係は障害になりえます。パートナーにより縛られている、または、支えられていると感じます。特別な相手により、進行を妨げられていると感じている人は多くいます。自分のために2つの現実の内、どちらかを選択しなければなりません。

成長重視の関係とは、お互いの挑戦や夢を応援することです。パートナーが、新たな専門性や個人的なゴール、それを叶えるための努力を刺激してくれることもあります。

このような関係で、パートナーはいつも支えてくれ、すべての段階で側にいてくれることをあなたも分かっています。応援、サポート、パートナー、安心、心地よさは成長重視の関係を作る材料のほんの一部です。

ハグする二人

パーソナルスペースとカップルスペースのバランス

成長重視の関係にいることは、個性を保ち、個人のニーズに答え、自分に正直であることができるというプロジェクトに参加することを意味します。二人の関係は重要ですが、自分の個性の権利もあると理解していることも重要です。パーソナルスペースをもち、それを楽しむことに罪悪感を感じるべきではありません。言い換えると、一人の時間が欲しいと思うことを悪く感じることはないのです。健康的な関係とは、二人がそれぞれのパーソナルスペースをもっていることです。

「真の関係は、まず、自分との健康的な関係に左右される。」

-ソニア・ショケット-

職業上の挑戦も、個人の挑戦もそれをどう受け取るかにより、ポジティブにもネガティブにもなるということを、頭に入れておくことが重要です。その挑戦への正しい対処法を考え、周りの人に支えてもらう必要があります。困難な時も、特別な相手に側にいて応援してもらうことが大切なのは、このためです。

パートナーと一緒に住むことで、様々な状況と向き合うことになり、それはあなたの成長の助けになります。同じように、科学的文献でも、パートナーと一緒に住む人は、パーソナルスペースと二人で過ごすスペースのバランスをとる努力が必要だという結論が出されています(Fletcher, Simpson, Campbell, & Overall, 2015)。こうすれば、その関係が、自己成長の邪魔になることはなく、健康的なカップルのエネルギーを作る妨げになる壁を壊し、境界線を見出すことができるでしょう。

まとめると、恋人との関係が自分を縛り、制限され、拘束されているように感じるのであれば、どこかおかしい証拠です。人間関係が良質な時間と努力を必要とするというのは事実ですが、困難な時、パートナーはあなたを支えてくれるということを忘れてはいけません。

  • Ackerman, J. M., Griskevicius, V., & Li, N. P. (2011). Let’s get serious: Communicating commitment in romantic relationships. Journal of Personality and Social Psychology, 100(6), 1079-1094. http://dx.doi.org/10.1037/a0022412
  • Fletcher, G. J., Simpson, J. A., Campbell, L., Overall, N. C. (2015). Pair-bonding, romantic love, and evolution: the curious case of Homo sapiens.Perspectives on Psychological Sciences, 10(1), 20-36. doi: 10.1177/1745691614561683.