セックスの最中に他の人のことを考えること―それって普通?

· 2018年9月12日

セックスの最中に他の人のことを考えたことはありますか?性的興奮を高めるためにこうする人はたくさんいます。この性的妄想は、実際にセックスをしている相手以外の人を想像することで自分をどきどきさせるのです。こうすることで、自分の想像力が性行為を豊かにしてくれます。しかしこの性的妄想はどの程度まで行くと悪いもの、または病気だと考えられるのでしょうか。

私たちの予想とは反対に、このような性的妄想は病気ではありません。少なくとも、あなたがときどき想像するだけなら違います。あなたが惹かれている人のことを想像することは、あなたがパートナーのことを愛していないということではありません。専門家によると、わくわく感が若干失われた性生活に刺激を与えるものとして使えると言います。しかし、これを常に行っていると害があることもあります。二人の関係にある種の距離や不信感を生み出してしまうかもしれないからです。

どんな性的妄想が障害に分類されるのか

セックスの最中に他の人のことを想像するのはとてもよくあることです。他の方法で見つけることのできない性的興奮を、こうすることで維持しようとする人は多いのです。しかし、これは性的逸脱ではありません。すでにお伝えしたように、これは普通で、よくあることなのです。

他の人のことをセックス中に考えるのは普通

一方、性的障害とは、最低でも6カ月間続く性行為や妄想のことを言います。以下はそのいくつかです。

  • のぞき見:同意を得ていなかったり、相手がそれに気づいていない状態で、他の人が裸になっていたり、セックスするのを見て性的興奮を得ようとします。
  • 露出症:他の人に性器を見せたいというコントロールできない性的妄想や願望。
  • 窃触症:その人の同意を得ずその人に触ったり身体をこすりつけることで性的興奮を得る人のことです。こういった人はこの行為について妄想します。
  • 性的マゾヒズム:この場合、侮辱されたり殴られたり、攻撃されたり、他の人に服従することなどを通してその願望と性的興奮を得ます。
  • 性的サディズム:性的マゾヒズムと違って、この障害では、身体的または精神的に他の人を傷つけることで性的願望と興奮を得ます。
  • 小児性愛:この道を踏み外した障害は、大人と子供の性的関係についての性的妄想、興奮、願望です。
  • フェティシズム:これは、物や身体の一部を観察したり操作することで興奮する人です。身体の一部は、たいていの場合性器を含みません。
  • 異性服装倒錯:異性の服を着ることで引き起こされる妄想や頻発する性的衝動。

性生活における想像力

おわかりのように、他の人のことを考えるという性的妄想は、DSM-5に分類されません。しかしこれは性的倒錯の完全な一覧ではありません。数十の異なる性的倒錯が特定・指定されており、これらのほとんどすべてが性的倒錯障害のカテゴリーに入るのです。

ここでの主人公はあなたの想像力です。多くの人は有名人やアスリートなどを想像しますが、同僚や知らない人を想像するという人もいます。

パートナー以外の人のことを考えることは、その交際関係に有害であると考えるため、これを良しとしない人もいます。これを不貞だと考える人もいるのです。しかし、これは不貞と呼ぶには適しません。セックス中に他に人との性的な想像をすることは、恋人同士の親密度や繋がりをより深めることにもなる可能性があるからです。

結局、こういった想像は自分をより興奮させるための精神的プロセスでしかないのです。これを悪いものやタブーだと考える理由はありません。とは言ったものの、それによりあなたの最も深い願望が露わになるのも事実です。

他の人を想像するのは浮気ではない

性的な想像:あなたのライフライン

性生活について不満を持っているカップルはたくさんいます。どのような理由であれ、時が経つにつれマンネリ化してしまうのです。最初は何もかもがセクシーで情熱的で燃えていました。しかし、交際が進むにつれて、セックスは背景に押しやられてしまうのです。

他の人を想像することは、性的欲求を高めることになったり、どんよりと活気のない性生活を変えてくれるかもしれません。性生活がマンネリになってしまった人にとっては、救いにもなりえるのです。もちろん、すべてのカップルが性的願望を失ってしまい、こうした性的想像に頼らざるをえないと言っているのではありません。これは選択肢の一つでしかなく、それぞれのカップル次第なのです。

性行為に関する専門家のカロリーナ・シュウェンヘルは、こういった想像は自由に使うことができると説明しています。また、性的関係の初期に、これが二人の仲を深めるのに役立つことがあるとも主張しています。もちろん、彼女も指摘していますが、これが病気にまで発展しない限り、こういった想像は役に立ちます。この想像を常に使用していたり、そうしなければ満足感が得られなくなってしまった場合、病気になっている恐れがあります。そうするとカップルは性的にも気持ち的にも離れていってしまいます。

罪悪感を感じる必要はありません

これは精神的で象徴的なプロセスでしかありません。性生活に悪影響を及ぼす可能性のある罪の意識を感じる必要はありません。想像するのは手が届かない人(映画のスター、歌手、アーティストなど)とは限りません。個人的に知っている人である可能性もあります。

後ろめたく思う必要はない

罪の意識を感じていると、気持ちよくなったりオーガズムに達することが難しくなります。性的な想像は、カップルを仲たがいさせない限りは無害なのです。しかし、常に妄想の世界にふけっていると、あなたにも、あなたと同居している人にも悪影響があるかもしれません。

おわかりのように、こういった想像はあなたの性生活を豊かにし、消えてしまった炎を燃え上がらせてくれるかもしれません。それにより個人的な問題が起こったりパートナーを遠ざけてしまうようなことがなければ、これは全く病気ではありません。