幸せに見せたいんじゃなくて幸せになりたい

幸せに見せたいんじゃなくて幸せになりたい

最後の更新: 28 1月, 2018

幸せでいることは最も重要なことです。でも、それってわざわざ探し求めるもの?すでに幸せだったらどうするの?そうだとしたら、わたしたちの人生は無意味だということ…?

いつも笑顔でいることはできないのに、わたしたちは無理やり笑顔を作り出そうとします。悲しみは周りにはよく映らないと気付いていましたか?無意識のうちに、わたしたちはネガティブな感覚や感じている感情を隠しています。

不幸せでいる理由を探すのをやめましょう。自分の手にしているものや、自分を幸せにしているであろう理由に焦点を置いてください。

私の幸せは人がどうこう言うものではない

幸せはどこで見つけられますか?わたしたちは小さな存在で、それを手に入れるには一定のステップを踏まなくてはなりません。その一つは生き延び経済的な安定を得るための仕事を見つけることです。

この喜びは仕事場だけではなく、わたしたちの人間関係の中にも存在します。多くの人にとっては、パートナーや子供を得ることが最重要です。でも、結果が望んだ通りじゃなかったらどうしますか?求めたことを得たにもかかわらずまだ不幸せだったら?

水中の女性と黄色い花

これらのステップを踏んだにも関わらず待ちに待った幸せを得ることができなかったら、悲しみに襲われます。ひどくみじめに感じます。笑顔で満ち溢れた人生を送る価値がない人間なのかもしれない、と感じ始めます。

幸せになることへの道を照らすガイドラインのすべては、達成することが困難な期待を生み出してしまうだけです。幸せというものは、人がどうこういうものではありません。自分の目を見開いて周りを見渡さなくてはいけません。

「幸せを広げるには2つの方法があります。輝く光になるか、それを反射する鏡になるかです。」
-イーディス・ウォートン-

自分の周りを見渡すと、他人より物を持っている人がより幸せというわけではなく、慎ましい人こそいつも笑顔でいることに気づくでしょう。彼らは手にしている小さなことを大事にしているからです。幸せは物や偉業によって手に入れられるものではないと知っているからです。それよりも、幸せでいることは姿勢です。

これらの人々は、笑顔でいるために他人は必要ではないということを知っています。また、人生は厳しく、いつもほしいものが手に入るわけではないということを受け入れたとき、失敗したように感じません。そのような挫折にもかかわらず、未来を楽観的にみて、求めるもののために戦い続けます。

幸せを奪う習慣

わたしたちにはみな習慣があります。それらの中らには、あなたから完全に幸せを奪う害のあるものがあります。

無理やり幸せでいようとして、泣きたいとき最高の笑顔を見せます。そのために、自分自身や人に対してよく思えるように導いてくれる啓発本を読みます。

ここでの大きな問題は、毎日24時間幸せでいることは不可能だということです。何より、ポジティブな感情はネガティブな感情と共存しています。わたしたちはネガティブな感情から逃れようとします。自分の幸せにあまりよくないと思っているからです。

青い女性

ほとんどのケースで、最高の笑顔を見せて幸せであるかのようにふるまいます。こうすることで、周りから受け入れられて、もっと簡単に社会に溶け込めるように思えます。ポジティブでいることのほうが社会的に浸透しています。みんながいい気持ちになるからです。

どんな決断をしても、自分を幸せにする決断をしなさい。

しかし、これを行うと、すごく嫌な気持ちになっているときに本当の感情を隠すことになってしまいます。気づかずして、自分の悲しみを笑顔で、涙を笑いで隠してしまいます。笑っている目は内面のひどい痛みを隠そうとしているのです。

幸せにならないという決断

もしわたしたちが幸せにならないと決めたらどうしますか?変に思えるかもしれませんが、幸せになりたくない人もたくさんいます。しかし、求め続けたこの感情がどんどん逃げていく、と考えるとわかるかもしれません。

仕事や家庭がうまくいったら、すべての分野に幸せとバランスを見つけて幸せになりたいと思います。達成すれば、もっともっとゴールが出てきます。そうなったら幸せなんか感じません。一生そうならなおさらです。

誰もあなたの幸せを所有することはできない。だから、自分の喜び、平安、人生を他人の腕に預けてはいけない。

幸せでいることは、他のものと共存する精神の中で生まれます。悲しみや他の感情のように、あなたの中に生きています。自分の内面に目を向けたら、ネガティブな感情は幸せになるためにコントロールできる様々な選択肢が生まれてくるのと同じ場所に住んでいることに気づきます。

ガーデニングをする女性

自分の周りにあるものを大切にし、自分はいつも大丈夫とうそをつくのをやめましょう。何にも、誰にも、自分以外の誰かにあなたを変えようとするのを許してはいけません。あなたを幸せにすると言われたことや自分を幸せにしないと気づいたものから距離を置きましょう。幸せは自分自身の中にあります。さて、あなたは今幸せですか?

幸せは状態であり、課されるものではない

幸せは状態です。課されるものではありません。人生の中のどんな感情も意味があり、だからこそ存在するのです。


このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。