仕事を始めてすぐに解雇されたとき―どうしたらいい?

2020年5月20日
仕事を始めてすぐに解雇されてしまう人が沢山います。すると混乱、驚き、無力感といった心情を経験します。最悪なのは、また一から職探しを始めなければならないということです。

「仕事を始めてすぐに解雇されてしまった。仕事を始めて15日後に人事から契約終了の通知があった。」

このような状況は、私たちが思っている以上によく起こります。これに関して、契約破棄後の法的手続きはさておき、一つ忘れられがちな要素があります。それは、解雇された人が経験する精神的ショックです。

人生が始まりと終わりで満ちていることは誰でも分かっています。そして、多くの人が生活の大部分を費やすのが仕事です。これが自らの前進と発展に貢献し、停滞しないようにしてくれます。

解雇されるということは、単なる感情的・個人的なショック以上のものです。そのダメージは、多くの場合経済面に留まりません。これは、解雇されることが本人の自信に影響してしまうからです。そのため、その人の自己概念に大きな打撃を与えます。特に試用期間や仕事を始めてすぐに解雇されてしまったような場合には、このようなネガティブな感情がより強く現れることがあります。

よくある理由の一つは、解雇された人の仕事ぶりが期待にそぐわなかったというものです。もしくは、同僚との食い違いや、マネージメントが突然その仕事の職そのものを不必要だと判断する、といった複雑な事情である場合もあります。しかし理由はどうあれ、それは解雇された人が直面しなければならない現実です。

仕事を始めてすぐに解雇に―誰の責任?

仕事をクビになった人が、イライラや落胆を感じてしまうのは自然なことです。これは時間を無駄にできないために、自分をすぐに立て直して、次の日からすぐに履歴書を送り始めなければならないからです。

単純なことのように見えますが、実際はそうではありません。誰もそんなに速く回復することはできないからです。さらにこのような状況では、怒りや失望感を感じることも良くあります。また、仕事探しを再開するための十分なやる気を取り戻すのも、ほぼ不可能です。試用期間中の解雇ともなると、現実はさらに複雑になってしまうのです。

「解雇されると、まるで実際に死ぬことなく死にかけているかのようですが、それにも良いことがある。それは、人から自分の良いところをいつもよりたくさん言ってもらえて、それを耳にできることだ。」

ハワード・ジン

なぜ解雇されたのか?

一般的に、新入社員はやる気満々で仕事に臨みます。というのも、経済状況、求人市場、私たちをとりまくマクロ組織などのせいで、仕事探しが難しいものだからです。仕事を見つけるのに3~6か月かかる人もたくさんいます。

ですので新しいステージの始まりとなると、興奮と不安が入り混じります。しかし使用期間に解雇されてしまうと、驚愕、恥、混乱といった感情が起こるのです。解雇された人は、なぜ解雇されたのかを知る必要があります。

以下が最も一般的な理由です。

  • 本人の仕事ぶりと効率性が会社が求める基準に達しておらず、十分な能力を有していないと考えられてしまうこと。
  • 自分の仕事に適したトレーニングを受けられなかったこと。誰も教えようとしてくれない、何を求められているのか明確に説明してもらえない、どのようにして特定の課題を実行するべきか見せてもらえないので、使用期間中の失敗へと繋がってしまいます。
  • 意見の不一致、既に複雑で敵意のある職場環境に適応できないこと。
  • 最後が、雇用後に会社がその地位は必要なかったと判断することです。仕事を始めた直後に解雇となった場合、会社側の管理ミスや組織の質の悪さが原因の場合も考えられます。
仕事 解雇

仕事を始めてすぐに解雇されたとき:どうするべきか

仕事を失うというのは、対応するのが難しいことです。始めてすぐにクビになってしまったような場合はなおさらです。収入がない、また仕事探しを一から始めなければならないという現実に直面しなければならないのです。何か月も職探しを続けた後に、やっと一人から返事をもらえるといったような状態になるかもしれません。こういった場合に役に立つ基本のガイドラインがあります。

仕事が決まった直後の解雇に直面する時のカギ

まず第一歩は理由を理解することです。自分の責任だったかどうか、そして何が悪かったのかを知るのは良いことです。では、原因が自分にはなかった場合の最善策はなにかといえば、起こったことを受け入れることでしょう。別の言葉で言えば、自分を被害者だと思ったり、これが自尊心や自分の価値に影響することを防ぐ、ということです。

これを行うために一週間休んでみてください。怒り、悲しみ、イライラといった感情を発散するには数日かかります。自分の体と心を休ませてあげてください。これはとても効果的です。

専門家は、友達や家族と話すことを勧めています。支持されている、ほっとさせてもらえる、理解してもらえるといった感覚は、心を軽くしてくれます。

自尊心を回復して高めてください。過去に達成してきたことを思い出しましょう。自負心と自信を与えてくれるような出来事のことです。自分は、起こった悪い出来事以上の人間なんだということを忘れないでください。

最後に

このような状況にある場合には、先を見越した行動をとれるようにしましょう。解雇されてしまった時、最も良くないのがそれに執着してしまうことです。次の仕事を探すときには、新しいことを試してみましょう。例えば自分の知り合いを当たってみるなどです。今までとは違う職種を探したり、新たな技術を身に付けるトレーニングをすることも出来るでしょう。

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試用期間中の解雇は混乱や誤解を多く生みます。しかし、これが私たちが思っているよりも一般的であることも事実です。これは、会社が正しいトレーニングを提供することや、人材選出のプロセスを改善することの需要性を示しているのです。