ソーシャルスキルを高めるために

· 2017年9月21日

ソーシャルスキルについて多くの人が語っていますが、まだ明確な定義がされていないというのが現状です。しかし、「他者とのコミュニケーションを助ける行動であり、真似ることで身につく技能」だと考えられています。ソーシャルスキルは個人によって違いがあり、それによって周りの人との関わり方や、会議などでの自分自身の出し方、知らない人との話しの始め方などが変わってきます。

ソーシャルスキルは心理学と強く結びつきがあるため、カウンセリングで対処することは可能です。しかし最初のステップとして、自分にソーシャルスキルがないと決めつける前に、ソーシャルスキルとは何なのかを明確にしましょう。そんなに悲観的になる必要はありませんよ!

ソーシャルスキルとは?

ソーシャルスキルは、心理学的に研究され、何十年もの間分析されてきました。最初の研究は1949年にさかのぼります。長年の研究の結果、今現在ソーシャルスキルは次のように分類されています:

  • 第一グループ相手の話が聞ける、会話を始めたり、続けることができる、感謝の気持ちを伝えたり、質問したり、自分や他人を紹介したり、対話したり、共感したり、相手を褒める、などの基本的なスキルです。
  • 第二グループ:指導したり、指示に従ったり、助けを求めたり、謝罪したり、参加したり、意見を言ったり、他人を説得したりするなど、高度なスキルです。
  • 第三のグループ:これは私たちの感情に関係する能力です。このカテゴリーでは、自分の気持ちを認識して表現する、他人の気持ちを理解する、愛情を示す、他人の怒りを受け止めたり、自分を癒したり、恐れを解決したりします。
  • 第四のグループ:許可を求めたり、助けたり、共有したり、愛したり、交渉したり、冗談を言ったり、自己権利を尊重したり、他人との問題を解決したりするなどの自己コントロールに関連するスキルです。
  • 第五のグループ:最後のグループでは、ストレスに対応するスキルです。苦情への対応や、恥ずかしさを抑える、説得、告げ口、ミスを処理する、誰かを守る、矛盾したメッセージについて考える、難しい会話のために自分を準備する、プレッシャーに直面するなどが挙げられます。
カフェで話す二人の女性

共感とソーシャルスキル

共感は、私たちが日常的に行っていることの一つです。共感は、相手の状況、相手の立場から物事を見るように努力し、それに応じて行動することを意味します。よく「自分が扱われたいように他人を扱いましょう」と言われていますが、人が望む扱いは人それぞれであるため、この考え方が必ずしも正しいとは言い切れません。

あなたの共感の仕方は、あなたが教えられてきたことと必ずしも一致しませんし、生まれた時から持っている能力でもありません。女性は親になった時に子供が必要なものを素早くわかってあげる必要があるので、男性よりも共感する能力が高いと考えられています。感受性の高さは、女性の本能的な重要な要素として備わっているのです。

落ち込む女性と励ます女性

他者に共感することは、関わり合いをより親密にするための第一歩です。あなたがより共感すると、その人との関係はより良くなり、説得力も上がり、聞き上手になり、モチベーションを高く、他人に何が怒るのかをよく理解することができるでしょう。

あなたのソーシャルスキルを見直してみましょう。

理論はさて置き実践へと移りましょう。難しく感じられるかもしれませんが、やってみる価値があります。ソーシャルスキルを高めるために、次のテクニックを試してみてください。

  • 声色、姿勢、視線、会話している相手の無言の時間にも気をつける。これらの情報は全てあなたに与えられているものであり、どう使うかはあなた次第です。
  • 他人の動機について想像してみる。彼らが問題と向き合っている時、どのようにそれを解決していくと思いますか?
  • 他人の役割を横取りしない。「元気?」と聞いて、彼らが十分に答えられる時間を与えましょう。彼らの返答に関心を持ってください。
  • 結論を押し付けない。「あなたの問題は...」「...をしたのは間違いだったよ」などど言ったフレーズは避けましょう。相手からすると指導が始まるような、嫌な気分になります。
  • 話し相手が理解されていると感じるように、言葉やフレーズを言い換える。「その状況では、そんな気持ちにもなるよね」「疲れているのには、本当の理由があるんじゃない?」など、相手を気遣いましょう。
  • 相手の立場になって考える。快適な自分の領域を出て、話し相手になったつもりで物事を考えてみましょう。

ソーシャルスキルを高めれば、すぐにあなたの周りの人間関係がよくなっていくことに気づくでしょう。より豊かになった人間関係に感謝の心を忘れないようにしてください。プライベートにおける人間関係はもちろんのこと、会社でもきっと役に立つはずです!