茹でガエルの法則

28 12月, 2017

時に、わたしたちは害ある状況や人に長く耐えすぎます。暗黙の命令で「他に解決策がないから我慢しよう」といった風に考えてしまうからです。ここでお話しする、カエルのようです。

多くの人が、何かのために自分自身の感情の健康をないがしろにしている事実は無視できません。自分の健康ばかり考えてしまうのもいけませんが、あなたが頼ることのできる他の人がいるというのも事実です。

 

わたしたちは長い間限界点で耐えることができます。これがかのうなのは、感情的依存や破壊的恋愛関係であったり、何が普通か普通でないかを知る感情的知性の欠如のせいです。

自分の命を救うために船から飛び降りる必要があることにも気づかずに、自分が燃え尽きるまでそのような状況を許してしまうかもしれません。 だから、皆さんに茹でガエルの法則を知ってもらいたいのです。

オリビエー・クラーク博士によって提唱された説によれば、カエルは自分が茹で上がっていることに気づけません。

茹でガエルの法則

水がなみなみ入った鍋にカエルを入れ、熱し始めます。水の温度を上げていくと、カエルは自分の体温を調節します。水の温度が上がるのに合わせて、カエルは体温を調節し生き延びます。

沸点に達するところで、カエルはもはや体温を調節できなくなります。この時点で、カエルはジャンプしようと決めます。飛び出ようと試みますが、もはやそんな力は残されていません。自分の体温を調節するのにすべての力を使い果たしてしまったからです。そして、カエルは間もなく死んでしまいます。

なぜカエルは死んだのか考えてみてください。多くの人は沸騰したお湯と答えるでしょう。それは違います。カエルの命を奪ったのは、いつ飛び出すべきかを決めることができない自身の能力だったのです。

 

わたしたちは、人や状況に適応していく必要があります。いつ適応して、いつ前へ進むべきかを理解している必要があります。状況に向き合い、適切な行動をとることが必要な瞬間はあります。

わたしたちを物理的、感情的、経済的、霊的、精神的に爆発させることを他人に許したら、彼らはあなたを爆破し続けます。
いつジャンプすべきか自分で決めましょう!まだ力のあるうちにジャンプしましょう。

カエル

この比喩から学ぶこと

この比喩には、わたしたちの生活における様々な状況の示唆が含まれています。恋愛関係、仕事、性格、健康管理などです。何も生み出さない恋愛関係にはまってしまっている人は、常にパートナーの要求、意見、非難に適応し、ボートを揺らさないようにします。 じぶんは我慢できる、あるいは適応する以外、自分にはないと思い込んでいます。

しかし、一般的には、このような方法で長期にわたって我慢することは、問題や限界点以外の何も生み出しません。思っても見ないところで、すでに取り返しのつかない状況に陥ります。もはや我慢できなくなって、飛び出し、逃げ、少なくとも状況や関係からの脱出の方法を考え出す必要があります。でも、その時にはすでに大きな傷を負ってしまっています。

もしかしたら、姿を現した最後の限界点に直面する力が残されていないかもしれません。エネルギーが残されていないからかもしれないし、出口がないからかもしれないし、今までは思っても見なかったからかもしれないし、もっと悪いかもしれない状況のために今の状況を抜け出すには、すでに傷を負いすぎているからかもしれません。

わたしたちの我慢する力は時に度を超えてしまいます。その過程で、わたしたちの力や希望は少しずつそがれます。

日々のストレスと急性ストレスの問題

リチャード S. ラザルスは、ストレスに向き合う様々な方法を紹介しています。また、ストレスには2つの種類があると主張しています。慢性的な日々のストレスと、急性的なストレス過多なライフイベントです。

大抵の人は、ストレスの大きいシチュエーションとして、離婚、知り合いの死、家の損失、リストラなどを思い浮かべます。ネガティブで脅威的な影響をわたしたちに与えるこのような出来事に直面した時、わたしたちは準備をし、状況に向き合わなくてはなりません。「手遅れになる前に飛び出す」のです。

しかし、継続的にストレスの強い状況(長く続くのであればなおさら)は、もっと大きなスケールで心配しなくてはならない問題です。これらの状況は、いつもネガティブには思われないかもしれません。家庭内暴力などにこれが当てはまります。時にはポジティブな扱いを受け、また別の時にはネガティブな扱いを受け、それ以外は許容範囲だからです。こんな風に、不快感は常にそこに存在します。そして、対応できなくなるまで調節し続けます。

鳥と女性

この事実に向き合う最も良い方法は、それを認識することです。つまり、自分の感情をボイコットして、多分これが普通なんだと自分に言い聞かせることではありません。同じ人、同じ状況に長い間あまり良い感情を持っていないなら、何かがおかしいはずです。

そこから飛び出さなくてはいけません。これは逃げ出すのではなく、船から飛び出し、状況に向き合い、どんな解決策が可能か考えることです。長く我慢している人には最終的に状況を変える力が残されていないことを忘れないでください。そのような状況では、すでにダメージがなされ、内面化されてしまっているかもしれません。