5つの簡単で癒しになるライティングエクササイズ

5つの簡単で癒しになるライティングエクササイズ
Gema Sánchez Cuevas

によって書かれ、確認されています。 心理学者 Gema Sánchez Cuevas.

最後の更新: 06 9月, 2018

私たちは皆、大きな不安や苦痛を人生のある時点で経験しています。問題がない人はいませんし、人生の中では重荷に耐えなければならないこともあります。しかし、ここでいいニュースです。癒しになるライティングエクササイズは、つらい気持ちを処理するのにとても役に立つのです。

何世紀にも渡り、紙とペンはただの物体以上のものであることが証明されてきました。これらはただ書くだけ以上のことをしてくれます。つまり、これらは心のための車になってくれるのです。本を読むことは最高の(そして最も健康的な)逃避法ではないですか?本は私たちを新しい世界へと連れていってくれ、自分自身を探す手伝いをしてくれます。ものを書くことも同じことをしてくれるのではないでしょうか。

1960年代、アメリカの心理学者アイラ・プロゴフが集中日誌法を思いつきました。これは日記をつけるというものです。それからというもの、数えきれない研究が、人気が高まっているこの実践法の効果を支持しています。癒しになるライティングエクササイズは、とても重要な機能を満たしています。また、行うのが簡単で、どこでもでき、だれでもできます。一緒に見てみましょう。

5つの癒しになるライティングエクササイズ

まず、必要なものは紙とペンだけです。あなたがリラックスしてくつろげる場所へ行きましょう。できればうるさくない所がいいです。お好みでバックグラウンドに静かな音楽をかけてもいいでしょう。香り付きのキャンドルもおすすめです。ポイントはリラックスし、一人になることです。

リラックスできるところで行います

ポジティブな日記

小さいころから日記をつけている人はたくさんいます。逸話や何か面白いことが起こったことを書きます。それは必ずしもハッピーなことだけではありません。しかしここでは、あなたの一日の中のポジティブなことだけを書くようにします。

いいえ、これは不可能ではありませんよ。挑戦だと思ってやってみてください。毎朝起きたら、自分の周りのいいことすべてを見渡しましょう。それらに気づきながら一日を過ごすのです。そして、夜寝る前に、あなたのポジティブな発見を読み返すのです。人生が思うほど灰色ではないことに驚くと思います。

アイディアを順番に並べましょう

ペンを取り、30分間心の中によぎったことすべてをかき出しましょう。突拍子もないことだったり意味のないことでも構いません。絵をかいたりリストを作ってもいいでしょう。あなたが好きなようにしていいのです。

これはクレイジーに思えますが、あなたのアイディアが整理され、あなたの最も深い感情が何なのかがわかるのです。これはもう少しよく自分自身を知り、自分の精神を掘り下げる良い方法なのです。

「詩を書くことは根本的な傷を治すことである…なぜなら私たちは皆傷ついているからだ。」
ーアレハンドラ・ピサルニクー

吐き出しましょう

なにかがあなたの気分を悪くしているなら、それを書き出しましょう。 あなたを不幸せにしているものに向けた手紙を書き、自分の肩から荷を下ろしてあげるのです。自分の考えを全て表現しましょう。あなたの痛み、涙、怒り。その後あなたは大きな安堵感を感じるでしょう。

そして、その手紙を燃やすか、あて名の人に渡すかを選ぶことができます。ただし、後者がいい考えかどうかはあなたにしかわかりません。自分の気分は良くなるかもしれませんが、悪い結果を招く恐れもあります。行動する前に結果について客観的に考えましょう。

辛いことも書き出して

夢をデザインしましょう

あなたの目標は何か、一枚の紙に書きましょう。たくさんあって、中には頭の中に描くことが不可能なものもあるかもしれません。それらについて考え、自分自身に聞いてみましょう。その目標を達成することは本当に可能だろうか?失敗を恐れている?もっと現実的な代替案はないか?

何を決めるにしても、どれだけ頑張りたいかはあなたしか知りません。失敗しても誰もあなたを批判しませんし、自分自身を非難してもいけません。自分の欲しい人生をデザインし、見える形にし、自分自身のモチベーションを高めましょう。欲しいもののために闘い続けるためのモチベーションを自分に与えるのです。どうしようと考えているより、トライして失敗する方がずっといいからです。

辛い日のために手紙を書きましょう

何もかもが最悪に思える日があります。ばかげたしょうもないことで怒ってしまう日が。会う人みんなとケンカをしてしまい、明確な理由もないのに機嫌が悪いのです。こういった辛い日のために、机の中やどこか安全なところに手紙をキープしておきましょう。これが辛い日のための手紙です。

このためには、幸せを感じている日を選んで、自分自身に向けた手紙を書きます。もう一人の自分に、どれだけ自分のことを誇りに思っているか、そしていいことを全部書きます。辛い日にはこのポジティブエネルギーのブーストが本当に必要になるので、大切にしまっておきましょう。

癒しになるライティングエクササイズは本当に役に立つ可能性があります。辛い日やちょっと余分に自信を持ちたいときなどは特にそうです。書くことで思考を整理でき、感情を処理することができます。それはつまり、時に他の人から受けることが困難なこともある、気持ちのサポートなのです。


このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。