愛には尊厳という名のリミットがある

愛には尊厳という名のリミットがある

最後の更新: 23 12月, 2017

愛には尊厳という名のリミットがあります。自分自身に持つべき尊厳の価値は非常に高く、満足のいかない愛や、わたしたちを傷つけ弱くさせる愛を受け付けません。

パブロ・ネルーダは次のように言っています。愛は短く長きにわたり忘れられるものだ。そこにはいつも自然に燃え盛る「蛍の光」があって、どこがリミットかを示し、自分の尊厳を売るような長い苦痛を味わうより、忘れるために長い時間を使ったほうがいいと思い出させます。

ときに、自分に何が値するかを思い出すために、感じていることを忘れる以外方法がない時があります。あなたの尊厳は他の誰かに埋もれてしまってはいけないからです。愛は乞い願うべきではないからです。プライドから愛を失ってはいけませんが、愛のために自分の尊厳を失ってもいけません。

信じるかは別として、尊厳はとてももろく、デリケートな糸のようです。何度も取り繕って、わたしたちの感情的関係が緩くなるとき壊れてしまうこともあります。 したくもないのに何度もそのボーダーを超えることがあります。わたしたちのモラルの概念が弱まるような危機によって、わたしたちは一掃されてしまいます。愛のためであればどんなことも価値があると思い、そのためにあきらめることは大したことがないと考えるようになります。

愛と尊厳は、最も経験のある船乗りでも道を誤ってしまいかねない激しい海の2つの流れです。

女性の髪の海を漂う船

自己愛のプライドと尊厳

エゴによってプライドは膨らみ、精神によって尊厳が養われると言われます。それが正しいかは別として、この2つの心理的次元はわたしたちの感情的関係の複雑な島の2つの住人で、時にごっちゃにされてしまうこともあります。

例えばプライドは、わたしたちがよく知っている敵です。プライドは自己愛と結び付けられます。しかし、プライドはさらに一歩先を行きます。プライドは壁を作ることに特化している建築家で、わたしたちの人間関係をとげがあるワイヤーでからませます。傲慢さですべてを飾りつけ、すべての言葉に固執します。しかし、これらの破壊的な行動の裏側に本当に潜んでいるのは、低い自尊心なのです。

尊厳は、完全に反対です。自己尊厳を支援するために内なる「わたし」の声を常に聴いて行動します。もちろん他人への尊敬も忘れません。ここでは、自己愛のコンセプトが最も重要な意味を持ちます。他の人を傷つけることなく自分自身を守ることは、尊厳に支えられているものです。「二次的な」影響をおこすことなく、常に自尊心を保つことができます。

尊厳には高い価値がある

尊厳は売られても、うしなわれても、諦められてもいけません。無事に戦いを切り抜け、頭を高く上げて、こころが完全であれば、正しい時に負けを認めることは勝利よりも価値があります。

人は愛する人に捨てられることほど悪いことはないと思いがちだ。しかし、それは正しくない。最も破壊的なことは、あなたを愛していない人に自分を失うことだ。

キスを拒む女性

殉死と退陣は健康で価値のある愛にはフィットしません。彼らの影に自分を置いたとき、わたしたちのこころには晴れの日も、食べものも、希望もありません。

このような理由から、激しい感情の流れに巻き込まれるのを避けるために参考になる、以下の質問について考えてみてください。

  • 感情的な関係では、犠牲には気を付けるべきボーダーがあります。パートナーのすべての問題に答える必要もなければ、呼吸に必要なすべての空気を与える必要もなければ、相手が輝くために自分の光を消す必要もありません。本当のリミットが存在する場所を覚えておいてください。あなたの尊厳の中です。
  • 愛は感じるものであり、触れられるものであり、日々作られるものです。これらのものが感じられないとき、愛を求める意味はありません。ましてや、ただ座って奇跡が起こるのを待つなどもってのほかです。自分がもう愛されていないと認めるのは、デリケートで破壊的な状況に陥ることから自分を救う勇気のある行動です。
  • 愛は盲目になってはいけません。どれだけこの考えが社会で擁護されようとも、しっかり目を開いて、こころに光をともし、強い尊厳を保って相手に自分を許すことを忘れないでください。そうすることで初めて、努力の価値がある尊厳のある関係の創造者になれます。尊重すること・尊重されることに重きが置かれ、パワーゲームや非理性的な犠牲のない、健康的な関係がそこにはあります。
    蝶と女性の絵画

尊厳は、もっと良いものを得る価値が自分たちにあると認識することです。不完全な恋愛関係に陥るより、尊厳のある孤独のほうが必ずいいはずです。誰に対しても、自分の尊厳を失うことはしないでください。


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